各国語版向けのソースコードを一本化するなど、国際化対応を一歩進めたWindows 2000では、レジストリ エディタから出力されるレジストリ情報ファイル(.regファイル)の形式が従来のASCIIコード形式から、Unicode形式に変更された。Unicodeは、日本の漢字などを含む世界各国の文字を1つのコード体系で表現しようと考案されたもので、Windows 2000では、内部的な文字列処理をすべてUnicodeで統一している(APIには従来のASCIIコードを受け付けるものも残されているが、内部的にはUnicodeに変換して処理している)。 周知のとおり、レジストリは、ハードウェア環境からソフトウェア環境まで、Windowsシステムに関するあらゆる情報を一元的に記録・管理しているもので、レジストリの情報はレジストリ エディタ(regedit.exe)で表示、編集することができる。このレジ