ステマ屋のサイバー・バズ、純資産の90%にあたる22億円がアフィリエイト広告主から取立不能・遅延のおそれで美しくバズる
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ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOが、ヤフーに買収されることになった。ヤフーは傘下のオフィス用品大手アスクルの岩田彰一郞社長を解任するなど、ネット通販事業の再構築に乗り出している。今回のZOZO買収もその一貫と考えられるが、一連の動きはヤフー単体の問題として理解しても意味がない。すべてはヤフーの親会社であるソフトバンクグループにおける事業再編の一部と考えるべきだ。 ヤフーが再構築目指す「ネット通販ビジネス」 ヤフーは2019年9月12日、ZOZOに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、ZOZO創業者である前澤友作氏が保有株を売却すると発表した。前澤氏はZOZOの株式の30.37%を持つ筆頭株主だが、今回のTOBでその大半をヤフーに売却する。前澤氏は12日付けで社長を退任しており、TOB終了後の前澤氏の保有割合は一気に6.36%に低下。ヤフーは最終的にZOZOの株式を
アスクルは8月2日に定時株主総会を開き、創業社長の岩田彰一郎の再任案を否決した。アスクル株を46%保有する筆頭株主のヤフーと、2位株主で11%保有するプラスが反対した。 岩田氏の続投を取締役会に具申した独立役員会(独立社外取締役による任意の指名委員会)の3人の社外取締役も同時に解任された。 少数株主を代弁する独立取締役を切り捨ててよいか 「過半数にも満たない支配株主が、100%保有している株主のように、経営トップの首をいとも簡単にすげ替えていいのか」 「気に入らないからといって、少数株主の利益の代弁者である独立取締役まで切り捨てていいのか」 日本取締役協会やコーポレート・ガバナンス・ネットワークなど、社外取締役の教育・研修を手掛ける機関はヤフーやプラスの動きを問題視している。 会社法には支配株主の権利は明記されているものの、少数株主に配慮する義務の規定がないという法制度の不備もあらわになっ
経営権は掌握できず 東証1部上場のアスクルと、同社の株式の約45%を持つ「親会社」ヤフーとの経営権争いは、8月2日のアスクル総会で、ヤフーが岩田彰一郎社長らの再任を拒否する議決権行使を行い、岩田氏と独立社外取締役3人が退任した。 これでヤフーが経営権を掌握し、「ヤフー勝利」が確定したように見えるが、実態はそうではない。むしろヤフーは次の一手を繰り出せず、自らの親会社でもあるソフトバンク・グループの総帥、孫正義氏にも見捨てられかねない状況に追い込まれているのだ。 「今泉氏の取締役選任議案に賛成の方は拍手をお願いいたします」 議長の岩田社長が採決を取ると、会場での拍手はゼロだった。 「事前の議決権行使書などにより、賛成が過半数を超えており、よって、今泉氏の取締役選任議案は可決されました」 東京・九段下のホテルで行われたアスクルの株主総会では、前代未聞の光景が繰り広げらた。賛成の拍手がゼロの中で
ソフトバンクグループが、アスクルとヤフーの対立についてコメント。ヤフーがアスクルの岩田社長の再任に反対したことについて、孫正義社長(兼会長)は「反対の意見を持っている」という。 アスクルが8月2日に開いた定時株主総会で、親会社ヤフーなどの反対により岩田彰一郎社長ら(当時)の再任が否決された件について、ソフトバンクグループは同日、コメントを発表した。同社の孫正義社長(兼会長)は、今回ヤフーが講じた手段に「反対の意見を持っている」という。 ソフトバンクグループは「孫個人は投資先との同志的な結合を何よりも重視するため、今回のような手段を講じることについて反対の意見を持っている」とコメント。ただ「このたびの件はヤフーの案件であり、ヤフー執行部が意思決定したものだ。本件はヤフーの独立性を尊重して、ヤフー執行部の判断に任せている」とも説明した。 ヤフーは、アスクルの業績不振を理由に、共同で運営するEC
オフィス用品通販のアスクルの岩田彰一郎社長の取締役解任を、同社の筆頭株主であるヤフーが求めている騒動が泥沼化しているが、騒動の背後にソフトバンクグループ(SBG)の孫正義社長の意向があることを示す内部資料が存在することが分かった。 取材班はこのほどこの資料を入手した。 この騒動をめぐってはアスクルの独立役員(利益相反のない社外取締役あるいは社外監査役)がヤフーを痛烈に批判するという極めて異例の記者会見が開かれるなど、ヤフーだけでなくSBG全体のレピュテーションリスクが顕在化している。この内部資料の中身に触れるまえに、まずはこの騒動の経緯とポイントを整理しておく。 世界規模のレピュテーションリスク 今回の騒動は8月2日に予定されているアスクルの株主総会で、アスクルが提出する「取締役の選任」において、発行済み株式の約45%を握っているヤフーと約12%を保有するプラスが岩田社長の再任に反対する意
ヤフーがアスクルの岩田彰一郎社長と独立社外取締役3人の再任に反対する議決権を7月25日に行使した。この件について、アスクルの独立役員会が「深く憂慮する」との声明文を発表した。同会は、23日の記者会見に続き、ヤフーの手法は、上場企業に求められるガバナンスを無視していると再び批判した。 アスクルの社外取締役・社外監査役からなる「独立役員会」は7月28日、経営などを巡って対立する親会社のヤフーが、アスクルの岩田彰一郎社長と独立社外取締役3人の再任に反対する議決権を行使した件について、「深く憂慮する」との声明文を発表した。 アスクルの独立役員会は、同社取締役会の依頼に応じて、客観的な立場から助言を行っている組織。元松下電器産業(現パナソニック)副社長で、アスクル独立社外取締役の戸田一雄氏ら6人が所属している。戸田氏を含め、ヤフーが再任に反対している独立社外取締役3人は同会のメンバーだ。 同会は、ヤ
アスクルの個人向けインターネット通販事業を巡って、同社とヤフーの対立が深まっている。ヤフーは同事業の譲渡の可否について検討するよう強く求めていたとされるが、「意向をうかがったに過ぎない」と7月18日に反論した。19日、日経ビジネスの取材に応じたアスクルの岩田彰一郎社長は「ヤフーの反論は事実と異なる」との見解を示した。ヤフーの親会社がソフトバンクグループとなったことで関係が変わってしまったと明かした。 ヤフーは個人向けインターネット通販のLOHACO(ロハコ)事業の譲渡の可否を求めたことについて、「意見をうかがったに過ぎない」と18日のニュースリリースで反論しました。 岩田彰一郎・アスクル社長(以下、岩田):非常に不自然なことだ。1月15日にヤフー側から、ロハコのヤフーへの譲渡について取締役会で議論し、機関決定をした上で回答するよう求められていた。明確にヤフーへの譲渡の可否について検討するよ
個人通販サイト「LOHACO」事業の経営などを巡り、運営会社のアスクルと親会社のヤフーが対立している。ヤフーは業績不振などを理由に、アスクルに対して社長退陣などを要求しているが、アスクルは「上場企業としての独立性が侵害されている」として資本・業務提携の解消を求めていく考え。 アスクルは7月18日に記者会見を開き、「支配株主による成長事業の乗っ取りだ」としてヤフーを批判しているが、ヤフーは同日にプレスリリースを発表し「今後もLOHACO事業の譲渡を申し入れる方針はない」として“乗っ取り疑惑”を否定。双方の言い分が食い違い、泥沼化している。歩み寄りは可能なのか、両社の主張を整理した。 そもそもLOHACOとは? アスクルは、オフィス向け通販「アスクル」と個人向け通販「LOHACO」を主力事業とする通信販売会社。ヤフーとは2012年に資本・業務提携を締結し、同社の協力を得てLOHACOを運営して
文具・日用品ネット通販大手、アスクルの岩田彰一郎社長が、同社の株式約45%を保有する筆頭株主のヤフーから「事実上の解任」を突きつけられた。 2019年1月、ヤフーがアスクルの消費者向けネット通販「ロハコ」の譲渡を求め、岩田社長がこれを拒否したところから両社の関係が悪化した。「上場企業の指名・報酬委員会が決めたトップ人事が大株主の一存で覆るようでは、日本企業のガバナンスは形骸化してしまう」(岩田氏)。 徹底抗戦の構えを取る岩田社長が激白する。 ◆◆◆ 「今日注文したオフィス用品が明日来る」 ――7月17日、大株主のヤフーが岩田さんの取締役再任にアスクルの株主総会(8月2日)で反対する意向を表明。これを受け、アスクル側がヤフーに「資本業務提携の解消」を申し入れ、ヤフーがこれを拒否しました。目まぐるしい展開です。そもそもアスクルとヤフーの関係から教えてください。 「アスクルは文房具大手、プラスの
親会社のヤフーと対立しているアスクルが記者会見を開催。ヤフーから退陣を求められている岩田彰一郎社長が登壇し、「全てが不可解」と怒りをあらわにした。岩田社長の退任は避けられない見通しだが、「他に解決の糸口がないか話し合っていきたい」という。 オフィス用品の通販事業を手掛けるアスクルは7月18日に記者会見を開き、親会社のヤフーと対立している件について、現時点での見解を発表した。ヤフーはアスクルの業績不振を理由に、共同運営するECサイト「LOHACO」の事業譲渡や、岩田彰一郎社長への退陣などを要求している。会見には、ヤフーから退陣を迫られている岩田社長が登壇し、「全てが不可解」と怒りをあらわにした。 岩田社長が不可解だと感じている点は、ヤフーが(1)役員全員の刷新ではなく、社長のみの退陣を求めている点、(2)ヤフー側から次期社長を送り込もうとしない点、(3)LOHACOの譲渡だけを求め、譲渡後の
一体なぜ…? ヤフーとアスクルに経営権をめぐる騒動が起きていた! ソフトバンク・グループの中でいま何が 社長退陣要求 東証一部上場のオフィス用品通販大手「アスクル」で経営権を巡る騒動が勃発した。発行済み株式の45%を握る筆頭株主のヤフーが6月末、突如としてアスクルの岩田彰一郎社長に退陣を要求していたことが、このほど明らかになった。 アスクル側は指名報酬委員会や取締役会など正規の手続きを経て決定した取締役候補であることを理由に、ヤフー側の要求を拒否。8月2日の定時株主総会に向けて7月16日に公表した総会招集通知には、岩田社長を含む取締役10人の選任議案を掲載した。 これに対してヤフー側は、この会社提案に対して、株主総会で反対する意向を会社側に伝えた模様だ。 ヤフー側は会社側提案に代わる株主提案などを期日までに提出しておらず、株主総会で会社側提案に反対する場合は、修正動議などを出して岩田体制に
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