プロダクトマネジメントを体系化したクライテリアです。企業がプロダクトを成功に導くために必要な要素を多角的かつ具体的に記載してあります。対象はプロダクトマネージャー個人ではなくプロダクトを取り巻くチームとし、プロダクトマネジメント全体をスコープにしています。
この記事は クラスター Advent Calendar 2022 (2枚目) 2日目の記事です。 クラスターではサーバーエンジニアをしている id:Sixeight です。 まだ入社エントリも書いていないのですが、アドベントカレンダーの空き枠があったので慌てて筆を執りました。 1枚目のカレンダーにもエントリーしているので、そちらで入社エントリを書く所存です。 さて表題ではあえて強めの言葉を使いました。 これまで所属していた会社ではスクラムを採用していることが多く、それどころか私自身がスクラム推進派でした。 しかしながら転職してからスクラムのスの字も出てこない環境で働いているのですが、これまでよりも調子良く働いているうえに組織の生産性は高く感じています。 この記事ではなぜそう感じるのかということをさらっとまとめたいと思います。なぜなら突然思いついて時間がないからです。 スクラムとは スクラム
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 昨年12月に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 アジャイルコーチや技術顧問の仕事は多岐にわたりますが、その1つに社内での講演やセミナーがあります。 今回、技術顧問先のイベントで登壇しましたので、その際の資料を公開します。 アジャイルとは直接関係ないものも多々含まれていますが、ネタということでご了承ください。 アジャイル全般QCDSを同時にすべて固定することはできない要件の決まったものを早く・安く作る方法ではない開発だけをアジャイルにしても意味がないアジャイルで請負契約は無理だと心得ようすべてがアジャイルに適しているわけではない大規模アジャイルは小さなアジャイルの成功後アジャイル導入を支援しようアジャイル推進での組織的な課題に取り組もう無駄な社内プロセスを廃止するよう働きかけよう効率ではなく成果に着目した組織設計をし
アジャイル開発の外部委託が「偽装請負」だと疑われないためにすべきこと、厚労省が公表した疑義応答集を読み解く(前編)。Agile Japan 2021 アジャイル開発において開発担当者を外部のベンダに依頼した場合、必然的に発注側の企業とベンダ側の開発者が1つのチームとなり密なコミュニケーションを行います。 すると、発注側の企業がベンダの開発者の業務遂行に対して具体的な指示を行う、いわゆる「偽装請負」とみなされる可能性があるのではないか? という疑義が以前から呈されていました。 この疑義に対して、どのように対処すれば偽装請負と見なされないか、その指針が今年9月に厚生労働省から「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(37号告示)関係疑義応答集」として公表されています。 オンラインで11月8日に開催されたイベント「Agile Japan 2021 Day 0」では、この疑義応
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。アジャイルコーチの荒瀬中人です。 スクラムガイドが約3年ぶりに更新されました。スクラムガイドとはスクラムについて書かれている唯一無二のガイドです。 スクラムの取り組みの中で活用できると思い、最新版のスクラムガイドに沿ったスクラムのフレームワークの各要素や目的をシンプルにまとめた1枚の概要図にしました。 私自身簡単に見直せるとともにセミナーなどでスクラム説明する際に活用しています。このブログを読んでくれている方のお役に立てればと思い、今回公開することにしました。 こちらからダウンロードください スクラム概要図ダウンロード(PDF 332KB) さて、今回のスクラムガイドの変更点に“指示的な部分を削減(*1)”、“幅広い読
スクラムガイド2020からは、IT以外の分野にも適用してもらいたいみたいなので、ソフトウェアに特化したものはできるだけ排除する(とはいえ、なかなか難しいね) スクラムガイドでは「我々は1990年代初頭にスクラムを開発した」とあるので、まずは当時の状況を把握しておくとよさそう。おおざっぱに言うと、ソフトウェア業界的にウォーターフォールじゃダメだという雰囲気になっていて、何かいい方法がないものか……とみんなが模索していた時代。 そこで、過去の文献を遡り、当時でも使える概念が発掘された。それが、以下の竹内・野中論文である。Jeff Sutherlandはここから「スクラム」という名前を拝借しており、両名は「スクラムの祖父」と称される。 Takeuchi, H., & Nonaka, I. (1986). The new new product development game. Harvard
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムにおいて、プロダクトオーナーはとても難しいロールですが、これからプロダクトオーナーになりたいと思っている人(だけでなくすべてのプロダクトオーナー)向けの「Do You Want to be a Product Owner? You Better Know What Awaits!」という記事が素晴らしい記事だったので、翻訳したものをご紹介します。 翻訳に際しては、著者のDavid Pereiraさんに快諾いただきました。 なお、著者のDavidさんはほかにもスクラムに関する有用な記事を多数書いているので、参考にするとよいかと思います。 以下翻訳です。 私がプロダクトオーナーの旅を始めたのは2012年のことでした。 そのときにプロダクトオーナーが何を意味するのか知っていればどれだけ良かったことか。 そうすれば毎日をもっと簡単に過ごし、多くの問
スクラム とは、最近、特にソフトウェア開発の分野でよく使われているバズワードです。この概念は、1995年のOOPSLAでJeff SutherlandとKen Schwaberにより提唱されました。自己組織的なチーム構成と短いスパンの持続可能な繰り返し作業に重点を置くもので、複雑なソフトウェア製品やプロジェクトを扱うためのすっきりとした軽量なフレームワークです。 シンプルで軽量な性質を強みとするスクラムですが、これを導入している企業の約半数が正しく実践できていないと思われます。では、一見すぐに使えそうな手法なのに、実践するのが非常に難しいのはなぜなのでしょうか。その理由と、これを確実に成功させるために講じるべき対策を見ていきましょう。 1. 組織の賛同が得られていない どういう タイプの企業であろうと、何かを変えようとすれば必ず直面する最大の課題であると言えるのが、これです。スクラムも例外
7/19に行われた StudySapuri Product Meetup #1 https://techplay.jp/event/680406 での発表資料です。
アメリカの金融市場で注目される「FANG(ファング)」。絶大な影響力を持つIT企業のフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの頭文字を並べたことばです。このうち、ネットフリックスを経て、現在はアマゾングループの圧倒的な稼ぎ頭であるITサービス子会社「アマゾンウェブサービス」の副社長を務めるのが、エイドリアン・コッククロフト氏です。「FANG」の一角に挙げられる2つの会社で要職を務めてきたキーマンに、両社に共通する文化や働き方を尋ね、大変革の時代を勝ち抜くヒントを探りました。(経済部記者 加藤誠) 6月1日、東京都内で開かれた「アマゾンウェブサービス」の技術を紹介する発表会のために来日したコッククロフト副社長。アマゾンが成長分野として特に力を入れるクラウド事業で、大企業向けのサービスを統括する責任者です。 5年前までは、世界190か国に1億2000万人以上の会員を持つ有料動画配信
とあるコンサルタントのつぶやき とあるコンサルタントのつぶやき MCS (Microsoft Consulting Services) の某コンサルタントがまったり語るテクノロジのお話です。 ご存知の方も多いと思いますが、ここ最近、うちの会社の歌って踊れる DevOps エバの牛尾さんが、こんなエントリを書かれていました。 私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807 「自分で人生を決めない」ことが、決定的に業界の進化を遅らせているのかもしれない http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/24/080049 特に前者は炎上気味でしたが;、二回分のエントリを通して読めば、牛尾さんが言いたい
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