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ブックマーク / www.foocom.net (8)

  • 吸い込んだ時、食べた時、毒性は異なります!〜PM2.5の誤解 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 品企業のお客様相談室で、PM2.5にかんする問い合わせが増えているそうだ。先日、九州で開かれたの安全にかんするシンポジウムで聴衆から寄せられた質問の中にも、PM2.5にかんする内容があった。 中国品や九州産品にPM2.5が付着し、口へ、というイメージなのだろう。日刊ゲンダイは『PM 2.5大気汚染また悪化 べてはいけない中国産「猛毒品」』 を出している。こんな記事に影響されて、市民の不安は大きく、という構図なのだと思うが、どうも誤解があるようだ。おそらく、誤解の根幹には、吸い込んだ場合の毒性(吸入毒性)とべた場

    吸い込んだ時、食べた時、毒性は異なります!〜PM2.5の誤解 | FOOCOM.NET
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2013/03/01
    「吸入と経口は作用メカニズムが違う。」
  • 「ゼロでない不安」への挑戦

    執筆者 長村 洋一 藤田保健衛生大学で臨床検査技師の養成教育に長年携わった後、健康品管理士認定協会理事長に。鈴鹿医療科学大学教授も務める 多幸之介先生の健康との講座 長村 洋一 2012年1月3日 火曜日 キーワード:メディア 添加物 発がん物質 農薬 ●「今年は先生のために九州のお酒にした」との連絡に、ショック 小生の古くからお付き合いのある、ある社長さんから毎年年末に美味しい「福島のお酒」を送って頂いていた。そのお酒についている解説書によれば「自然農法による自然米(農薬、化学肥料を一切使わず栽培した酒米)、と蔵奥の山あいより湧き出る清水を原料に蔵元が280余年の秘伝の技術にて醸し出した”長命之一滴”の美味しいお酒」であった。少し甘口の口当たりが良く飲みやすいお酒であった。 その社長さんから年は九州熊のお酒が送られてきた。この社長が、贈答にこの福島の銘酒を選んでおられる原因が、無

    「ゼロでない不安」への挑戦
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2012/01/16
    「不安」への挑戦/絶対ということは絶対にあり得ない、という文章の誤謬とその裏。/”「ゼロ追求」は被災者いじめ”/不安は商売になるから。なのに、なぜか嫌儲と合併してたりする。/「ゼロでなくても大丈夫」
  • 明治の粉ミルク問題、「いじめ社会」は作っちゃいけない | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 (株)明治のフォローアップミルク「明治ステップ」(850g缶)の一部の製品から放射性セシウムが検出され、「取り替え」が6日から始まった。 明治のお知らせ 乳業メーカーには問い合わせが相次いでいるそうで、マスメディアも大々的に取り上げている。不安に陥っている人も多いだろう。でも、誤解が誤解を呼んで「けしからん」になっている面もあるように思える。事実関係を整理しておきたい。 (1) 取り替え対象の「明治ステップ」は、フォローアップミルク テレビや新聞等では「乳児用粉ミルク」と表現されていることが多いようだが、粉ミルクには、母乳代替

    明治の粉ミルク問題、「いじめ社会」は作っちゃいけない | FOOCOM.NET
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/12/09
    ものすごく同意。明治は誠実に対応していると思う。/それはそれとして、吹き上がる感情をどう治めるか?というのは別の問題で、そっちの処方は、まだ見えない。何かが芽生えかけてるような気はするのだけれど。
  • 女性週刊誌は信用するな! | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 記事は削除致しました。 この記事は、女性週刊誌の記事と、その記事に掲載されていたお二人のコメントを批判したものです。掲載して約2年後の2013年6月18日、お二人のうちのA氏から、メールをいただきました。 一般論として、女性週刊誌の取材はほとんどが電話で、細かな説明などのコメントが省かれて使用されることが多く、時には読者に誤解を招くように掲載される場合もあるかもしれない、とのことです。週刊誌の記事中のA氏のコメントに対する私の批判は、A氏と週刊誌編集部のやり取りに関する基的な確認を怠ってなされたもので妥当ではなく、責任は書い

    女性週刊誌は信用するな! | FOOCOM.NET
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/07/03
    うーん、ずっと前から信用できない媒体だわよね。そんな風に言われつつそれでも、売れてるってことは、うーん…。
  • 続 ヤマザキパンはなぜカビないか

    長村 洋一 2008年8月20日 水曜日 キーワード:メディア 栄養 添加物 発がん物質 前回のこの欄で「ヤマザキパンはなぜカビないか」という品添加物排斥の批判をさせていただいた。この記事の反響が意外に大きく、自分が予測していた以上にこの書籍の有する問題点が多いことが明らかになってきた。 私の書いた記事に対して一番多かった質問は「このの著者の結論が馬鹿らしいことは良く分かります。では、先生は、なぜヤマザキパンがカビないと考えられますか」という疑問であった。それと同時に、消費者からの反発が当然予測されるのにヤマザキパンはなぜ臭素酸カリウムを使用したのですか、さらに、質問としては少数であったが、「かつて米国で適用されていたデラニー条項はナンセンスに近いとは思いますが、一般論として先生は臭素酸カリウムの0.5ppb以下では発がんがないと言い切れますか」という問い掛けがあった。 なぜカビが生

    続 ヤマザキパンはなぜカビないか
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/05/21
    「カビの生産するマイコトキシンに対して、ひょっとすると我々は無神経すぎるのかもしれない」そうかも。/人類の歴史のなかでは天然モノの毒物で亡くなった方のほうが遥かに多いだろうと思う。
  • ヤマザキパンはなぜカビないか

    長村 洋一 2008年7月16日 水曜日 キーワード:メディア 栄養 添加物 発がん物質 年の春先にある出版社から「ヤマザキパンはなぜカビないか」というが出されたが、いつものくだらない非科学的な品添加物排斥と感じていたので手に取って読んでみることもしなかった。しかし、最近私の知人から、「ヤマザキパンに発がん物質の臭素酸カリウムが使われていてパンがかびない」という風説として、一般人には結構信じられ初めている、3年前に出版された「“品の裏側”の新バージョンのようです」との言葉に改めて精読してみた。 簡単に結論付けるならば、著者は「ヤマザキパンは臭素酸カリウムが原因でカビない」としている。そして、量の概念を全く無視して現在の巷の品すべてに言及し、品添加物の危険性のみを騒ぎ立てている。まさに知人が指摘していた「品の裏側」の新バージョンであった。品の裏側の著者は、粉末豚骨エキスパウ

    ヤマザキパンはなぜカビないか
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/05/21
    理性的で科学的だけれども受け入れがたい気持ちにさせる語り口というのがあるんだな、とは思った。
  • 超訳・放射能汚染2〜毒性学の建前は「極力低減」 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 前回の超訳・放射能汚染1〜疫学では「100mSv未満は大丈夫」より続く。 前回、疫学を基にした「100mSv未満であれば、大丈夫」の根拠について説明した。しかし、一方で科学者たちや品安全委員会などは、「放射性物質の摂取、放射線の曝露はなるべく少ない方がいい」という方針も同時に示している。この矛盾を説明するには、放射能研究に触れるだけでは足りない。遺伝毒性発がん物質を巡る議論の経緯を背景として語る必要がある。 ●遺伝毒性発がん物質は「閾値なし」 遺伝毒性発がん物質とは、細胞中のDNAを傷つけ、それによってがん発生をもたらす力を

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  • 超訳・放射能汚染1〜疫学が示す「100mSv未満は大丈夫」 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 ● 「安全」か「低減必須」か―矛盾する情報 福島第一原子力発電所の事故による品の放射能汚染は、人体にどれほどの影響を与えるものなのか? 模範解答は、「暫定規制値以下であれば安全。規制値を上回る高濃度汚染の品には出荷規制がかけられているので出回らない」。新聞にはそう書いてある。でも、そう簡単に答えられない人も多いはず。なぜならば、前回書いたとおり、一方で「品中の放射性物質は、来、可能な限り低減されるべきもの」とも言われるからだ。注意深い人は必ずここで引っ掛かっている。「じゃあ、規制値を下回っていても、やっぱり危ないってこ

    超訳・放射能汚染1〜疫学が示す「100mSv未満は大丈夫」 | FOOCOM.NET
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