ハンガリー・セゲドの大学で開かれた国際会議に出席した英生化学者ティム・ハント氏(2012年3月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/CSABA SEGESVARI 【6月11日 AFP】ノーベル賞を受賞した英国の生化学者、ティム・ハント(Tim Hunt)氏(72)が、女性科学者についての発言への批判が相次いだことを受け、英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(University College London、UCL)生命科学部の名誉教授職を辞職した。 ハント氏は9日、韓国で行われた科学ジャーナリスト世界会議(World Conference of Science Journalists)の女性参加者らとの昼食会で、自身が経験した「女子とのトラブル」として、「女性が研究室にいると、3つのことが起きる。女性に恋をする、女性が恋をする、女性を批判すると泣かれる」と語ったとされる。 ハント氏は