ほぼ30年間も謎だった土星の北極を取り囲む六角形の渦巻きの謎がついに解き明かされた。 土星の北極では、全幅32,187kmに広がる奇妙な六角形構造が土星の自転周期とほぼ同じ速度で回転している。これまでその原因は不明であったが、米ニューメキシコ州ソコロにあるニューメキシコ工科大学の惑星学者ラウル・モラレス=フベリアス教授の最新の研究によって、雲のある大気層で極周囲を東へと吹くジェット気流が、その下に流れる風に押されて六角形になることが判明した。
By NASA Goddard Space Flight Center ブラックホールは高密度かつ大質量の天体で、物質だけでなく光さえも吸い込んでしまうほど強力な重力を持っています。そんなブラックホールに人間が落ちてしまうと一体どうなってしまうのか、という謎にサイエンスライターのAmanda Gefterさんが迫っています。どうやら、「即座に死亡」というわけではなく、予想外に奇妙な事象が発生する模様です。 The strange fate of a person falling into a black hole (BBC Earth) https://alexandre.storelli.fr/the-strange-fate-of-a-person-falling-into-a-black-hole-bbc-earth/ 誰でも1度は考えたことがあるであろう「ブラックホールに人間が落ち
土星の周りを周回するエンケラドスという衛星では、原始的な微生物を育む熱水が存在しているという研究結果を、東京大学などのグループが発表しました。 この衛星には水と有機物、それに熱という生命に必要な3つの要素がすべてそろっていることになり、研究グループは、現在もこうした環境にあるのが明らかになったのは地球以外ではエンケラドスが初めてだとしています。 このエンケラドスについて、東京大学大学院と海洋研究開発機構などの研究グループは、NASA=アメリカ航空宇宙局などの探査機「カッシーニ」から得られたデータを基に環境を詳しく調べました。 その結果、地表から噴き出している海水には、主に二酸化ケイ素からなるナノシリカという微粒子が含まれていることが分かったということです。 このナノシリカという微粒子は、海の底から弱いアルカリ性で摂氏90度以上の海水が出ていないとできないということで、エンケラドスの海底には
反陽子の輪っか! ...なので土星の輪みたいなビジュアルのインパクトはゼロでございますが、いえいえどうして、原始的な地球人の目には「見」えなくとも大変な発見であることには変わりないんですよ、はい。 科学誌「New Scientist」によると今回見つかった反陽子のリングは陽電子の雲に次ぐ発見で、どちらも地球の周りを目に見えないシールドのように取り囲んでいるものです。 実言うと反陽子のリングの方が陽電子より体積は2000倍大きいのに、発見は遅れちゃったんですね。どちらも、地球磁場にとらえられドーナツ状に地球を取り囲んでいる放射線帯(ヴァン・アレン帯)のリングの中にガシッと閉じ込められています。 遠い将来、反陽子(あるいは他のタイプの反物質)を燃料源として使う設計の宇宙船ができたら、このリングに突入してタンク満タンに詰めて虚空の彼方に旅立つ...みたいなことも実現するかもよ...と、この反陽子
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