気象変動や天災など、一見自然が起こしたかのように見える事象も、実は裏で何者かが操作しているに違いない。これが陰謀説というやつだが、自然の驚異の前に抗えない人間が、その不条理に耐えられなくなった結果、その矛先を同じ人間に向けるというのは、まさに人間だもの。というやつだ。 冷戦以前のアメリカで、天候を意のままに操るというアイデアが生まれた。1945年の終わりにはそのアイデアについての会議が開かれ、冷戦中には更なる研究のため巨額の資金が投入された。当然政府内でこの話題は禁句だったが、政府による「人工的な天候操作」の噂はまことしやかにささやかれ、ネットの普及により更なる広がりをみせた。今回は、「陰謀なのでは?」とささやかれている10のトピックを紹介する。