2013年11月12日更新 2013年11月16日より新宿バルト9ほかにてロードショー 宮崎駿と高畑勲との間にある複雑な愛憎がリアルに浮かび上がっているジブリのドキュメンタリーではなく、ジブリをテーマにした映画を作る。「エンディング・ノート」で死に向かい行く父の姿を映画にした砂田麻美監督が、こう意気込んだ第2作だ。「風立ちぬ」を鋭意製作中の宮崎駿、「かぐや姫の物語」に苦闘する高畑勲、ふたりの間で奮迅する鈴木敏夫プロデューサーが、いままで見せなかった表情を見せて興味深い。 主人公は完全に「宮さん」こと宮崎駿。普通のドキュメンタリーと何が違うかといえば、ナレーションも務めている砂田監督が登場人物のひとりになっていること、女性監督ならではの視点で、心に映った老クリエイターたちの姿を描いていること。約1年、カメラを抱えてジブリに通い詰めたという監督の目には、そこに居着いた猫のウシコの存在が大きく映
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く