白井晃演出の舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』が、12月11日から東京・日比谷のシアタークリエで上演される。 同作は、『第67回アカデミー賞』で7部門にノミネートされた同名映画と同様に、スティーヴン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作にした作品。2009年にアイルランドで初演され、同年9月にはロンドンでも上演された。恐怖と暴力、絶望に支配されているショーシャンク刑務所を舞台に、妻とその浮気相手を殺害した罪で終身刑を言い渡された元銀行家・アンディが収監されたことをきっかけに、無実を信じながら人間らしく生きようともがくアンディによって、刑務所の人々が少しずつ変わっていく様を囚人レッドの視点から描く。 刑務所で囚人たちから激しい暴行をうけながらも、決して屈さず希望を捨てないアンディを演じるのは佐々木蔵之介。塀の外から何でも取り寄せる「調達屋」と呼ばれ、アンディによって閉ざされた