グリーへの入社はプレイヤーとして120%のフルコミットをしたかったからと語るグリー株式会社のCTO 藤本真樹氏に、キャリアの転機となった事柄や、オープンソースコミュニティに「使う」だけではなく「作る」側として関わる意味をお聞きします。 キャリアの転機はパソコンに出会ったところ ■ キャリアの転機となった出来事はなんでしょうか。 藤本氏:元々は家にパソコンが来たところからすべてが始まったんですよね。 ■ スタートがターニングポイントですか。 藤本氏:10年間くらいのスパンで考えた時に、中学生の頃はそれほど深く考えていたわけではないんですけど、10年後くらいがちょうど就職する時期として認識してて、その頃にはプログラミングを仕事にしてるだろうなとイメージしてました。当時はプログラミングの仕事っていっても具体的なイメージはなかったので、実際にいろいろやったり、調べたりして、実際に22、3歳の頃にプ
前回は、藤本氏がオープンソースの活動で「使う」から「作る」側にシフトしていった過程をお聞きしました。その後2度の転職でグリーに入社するまで、どんなことを考えてきたのか、引き続きグリー株式会社 CTO 藤本真樹氏にお伺いします。 1度目の転職で技術をビジネスにする術を学ぶ ■オープンソースでの活動をきっかけに、お誘いをうけた会社に転職するところからお話を聞かせてください。 藤本氏:その会社は、コンサルティングのお仕事と、システム開発受託のお仕事をしていました。やっていた仕事自体は、幅広く、変わった仕事も多かったですね。1年過ぎくらいから楽天のお仕事がメインになってきた感じです。 ■その会社はどれくらいの規模だったんでしょう。 藤本氏:そうですね、会社として大きいというよりは、個人事業主の集まりのような集団で、簡単にいうと、皆で稼いで山分けしようという組織でした。それぞれが専門分野に基づく仕
第4回のテーマはモバイル。auへのサービス提供「EZ GREE」など、今年、SNSを軸に新たなステージを展開しているグリー株式会社。その中で、開発部隊をまとめ、かつPHPの国産フレームワークethnaの開発者でもある、取締役最高技術責任者 藤本真樹氏にお話をお伺いします。 理屈抜きでパソコンに触るのが楽しかった少年時代 ■初めのお仕事は、在学時からですね。 藤本氏:仕事は在学中のアルバイトからです。大学1年の秋くらいから、小さい会社で、エンジニアとしてアルバイトを始めました。そこの上司にあたる方が、IIJテクノロジーに出向されていて、人足りないから、一緒に来てよ、ということでIIJのお仕事を手伝っていました。そこで、2、3年程働かせていただいたのですが、とても勉強になりました。 ■大学は工学部ではないですよね。 藤本氏:はい。文学部英文学科です。パソコン自体は子供の頃からやっていたので、
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