これまで「週刊文春」は、缶詰製造大手のいなば食品の新入社員への“ボロ家ハラスメント”に始まり、静岡工場での食品衛生法違反や稲葉敦央社長(70)と妻の稲葉優子会長(54)による社員へのハラスメントなどを報じてきた。 そんないなば食品には、実に不可解な社内規則が存在することが新たに分かった。
唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ
令和5年 寺社ガイド〈関東編〉 開運初詣 皆がすこやかに暮らせる良い年に 緩和=安全ではない。感染防止対策は万全に! 長かった令和4年。まるで夢うつつのような災害や事件もあり、誰の心にも複雑な思いが去来する一年だっただろう。コロナウイルスも変異を繰り返し、未だ終息が見えないまま行動制限は緩和。インフルエンザとのダブルリスクも危惧される中での初詣に、寺社は昨年同様徹底した感染対策を講じている。検温やマスク着用、手指の消毒やうがいの励行を促し、人混みでの不用意な会話や大声は控えるよう注意喚起。護摩祈願や御守り授与の郵送対応、オンライン参拝といった「密」を避ける工夫は継続するところも多いという。三が日にこだわらず年内に初詣を行う「幸先詣」や時期をずらしての「分散参拝」は、今後も初詣のスタンダードとして定着しそうだ。 マスク着用率の高さは衛生観念と“気配り”の表れ さらに“鎖国”さながらの入国制限
突然の番組終了に、SNSにはショックを受けるファンの叫びが溢れた。 《あまりにも突然だし悲しくて辛すぎて》 《なんだ。なにがあった》 《心に穴がポッカリ空いてます》 突然削除されたTwitterプロフィール欄の番組紹介 櫻井は1996年のデビュー以来、現在も第一線で活躍を続ける超人気声優。「コードギアス」シリーズの枢木スザクや、「おそ松さん」のおそ松、「ジョジョ」シリーズの岸辺露伴、「鬼滅の刃」シリーズの冨岡義勇など、紹介しきれない程の人気キャラクターを担当してきた。美声はもちろん、その甘いマスクもあいまって、声優界でも屈指の知名度を誇る。 自宅を出て、新宿のスタジオに向かう櫻井孝宏 ©文藝春秋 撮影・上田康太郎 そんな櫻井の突然のラジオ番組終了だが、小さな異変は少し前から起きていた。声優業界関係者X氏が語る。 「それまで毎日のようにツイートされていた『P.S.元気です。孝宏』の放送作家の
牛は食えるか、犬は食えないか? 『もの食う人びと』(共同通信社)がベストセラーになっている作家の辺見庸(へんみ・よう)さんにお会いしました。『もの食う人びと』は、世界中のさまざまな食い物を、まさに、「食う」という視点のみからルポした内容なのです。 この本があんまり面白かったので、いろんな質問をさせていただきました。 今までで、食べた物の中で、一番、美味しかったのはなんですかという質問に、「ピョンヤンで食べた犬料理ですね」と辺見さんは答えられました。 と、横にいた女性が、「ぎゃあー! いぬうううぅぅ!?」 と、絶妙のタイミングで、絶叫しました。 そういう反応に辺見さんは慣れているらしく、「ええ、犬料理です。サイゴンで食った犬料理は、だめでしたね。犬鍋なんですけど、手とか足とか毛がついたまま、そのままの形で、入ってるんですよ。でも、ピョンヤンの犬料理は、丁寧に身をほぐしていて、絶品でした」と、
「2年足らずの間に、職員が3人も自ら命を絶ってしまった」(役場の中堅職員) 長野県上高井郡小布施(おぶせ)町。長野市の北東15キロほどに位置する同町は、面積が19平方キロメートルと県内で最も小さな自治体であり、人口は1万人余り。その町の、職員がたった100人しかいない役場内で自殺者が相次いでいた――。 同町は栗菓子と、葛飾北斎が晩年に創作を行った地であることで知られ、中心部には古い日本家屋の風情を残した建築物が並ぶ。 その町の静寂が最初に破られたのは2年前、2020年5月1日のこと。 「主人が帰ってこない」 早朝、産業振興課長A氏(51・以下、年齢はいずれも死亡当時)の妻から連絡を受け職員が見に行くと、役場の屋上へ上る梯子に吊り下がるA氏の姿があった。冒頭の中堅職員が語る。
「美味しいもの食べたんですか? てかどこ住みですか?」 ――女の子を助けた顛末がニュースで簡単に紹介されていますが、ぜひもう少し詳しく聞かせてもらえませんか。 オーカーン ふむ、よかろう。あの日は夕食を終えて武蔵小杉駅でトイレに行こうとしていたのだが、後ろから違和感のある声が聞こえてきてな。なんじゃ? と思って振り返ると、男が「いいから、いいから」と怒気を含んだ声を放ちながら、幼子の肩を引っ張っておった。一瞬は親子喧嘩かと思ったが、その女の子が泣きながら「やめてください! やめて、やめて」と言っている。そして余の目を見て「助けてください」と言うのを聞いた瞬間、体が勝手に動いた。条件反射というやつじゃな。 ――男を取り押さえたのですね。 オーカーン 気づいたら幼子と男の間に割って入って、男の左脇を差してホールドしていた。余は並はずれた反射神経を持っているからな。しかし男を見て刺激しない方がい
26人の命を乗せた観光船は、悪天候の中、なぜ運航を強行したのか。大惨事の背景には、知床の観光ビジネスに狂奔する一方、海を甘く見て安全を軽視した運営会社の姿があった。“人災”を招いた“強欲一族”の罪を暴く。 ▶昨年船長を解雇「引き継ぎもせず」素人が後任に ▶87歳オーナー町議20年で“利益誘導”、土地買い占め ▶息子の社長は船の設備の投資に「本当に必要なの?」 ▶54歳船長借金で単身赴任、残業代で大モメ警察出動 ▶もう一つ事故を隠していた 船長「乗り切ったわ」 「知床遊覧船」の桂田精一社長 北海道東部、オホーツク海の“最果ての地”知床半島。今年1月14日、世界自然遺産・知床国立公園への玄関口である斜里町のリゾートホテル「北こぶし知床 ホテル&リゾート」の壇上に上がった白装束の古老は、流氷の到来と観光の安全を祈願した。 約50人の観光事業者を前に、厳かな所作で「オホーツク流氷祈願祭」を執り行っ
地獄の苦しみだった収録 「ETC(※)カードが挿入されました」 車に乗ってエンジンを掛けると車内に響き渡る声、この音声を担当しているのが私だということをご存知ない方はまだまだ多い。なのでイベントなどでご披露すると「おお~」と思わず声を洩らす方もたくさんいる。そしてその声がどのキャラクターを演じたときよりも大きかったりして、私のほうがびっくりしてしまう。 反応の大きさは、その声のシェア率に比例している。どの世代にも満遍なく知られている私の声は、今のところ南ちゃんとETCが半々という感じだ。 いやいや出世しましたなぁ~ETC! 今となってはETC音声に起用していただいてありがとうございます、という気持ちだけれど、その収録は、実は地獄の苦しみだった。 「収録の前に一つだけ約束してほしいことがあるんだけど」 ETC音声収録の当日、機械音声の制作を専門にしている会社の社長さんが誰にも聞こえないように
山崎は人気ソシャゲ『アイドルマスター』シリーズのメイン声優 若者の間で、絶大な人気を誇る『アイドルマスター』シリーズ。ユーザーはそれぞれがアイドルのプロデューサーとなり、アイドル界の頂点を目指すという“アイドル育成ゲーム”だ。 もともとはソーシャルゲームとして人気を博したが、そこから派生してこれまでにアニメ、CD、ラジオとのメディアミックスや数多くのコラボ商品が展開されてきた。人気キャラクターの声優たちによる「2.5次元ライブ」も話題を呼んだ。 2013年よりスタートしたシリーズ『ミリオンライブ!』では、山崎が声優をつとめる春日未来がグループのセンター的なポジションで活躍している。春日は「でへへ~」が口癖で「元気なドジッ子キャラ」が売りなのだという。 山崎が声優を務める春日未来は『アイマス』シリーズの人気キャラクターだ 公式HPより 「ぴょん吉(山崎のあだ名)は、元々『アイマス』の大ファン
足を伸ばして豪快に眠る女性 左隣には眠っている女性、右隣にはひとつ空席がある席を選んだが、発車間際に乗り込んできたサラリーマン風の男性がその席に座り、時折こくりこくりと首を揺らしはじめた。たまに私の肩に頭が当たることもあったが、本人が「すみません」と謝り、なんとかそれを抑えようと眠気と戦っているのがわかったので、それ以降は特に気にしないようにした。 斜向かいの座席で眠っている、足を伸ばしきって通路に放り出し、かろうじて上半身だけを座席に乗せた状態で腕を組み、いびきをかくスポーティーな格好の若い女性が目についた。とっさに「直線」と思った。頭から足までがほぼ直線になっていて、床から約45度の角度を保っていた。彼女の両隣には誰も座っておらず、左側の空席には、彼女のものと思われるバッグが置かれている。 あの体勢はつらくないだろうか、と思いながら電車に揺られていると、2駅ほど先で、これまたお酒を限界
会議には河野氏のほか、内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。「週刊文春」はこの会議の様子を録音した約28分間の音声を入手。河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていた。 議題となったのは、3年に一度見直しが行われる「エネルギー基本計画」だ。10月の閣議決定を目指す中、エネ庁は8月4日に素案を発表していた。 エネルギー基本計画の素案 経産省関係者が語る。 「エネ庁の素案では、2030年に総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を『36~38%程度』にすると記されています。これは2019年度の実績(約18%)の2倍に相当する、極めて高い目標値です。ただ、規制改革相として再エネ推進に取り組む河野大臣は『36~38%』が『上限』ではないという意味で、『36~38%以上』と明記するよう求めてきました」 会議の場で行われたのは、「程度」と
【現場写真入手】五輪組織委の医療物資廃棄 スタッフの告発「譲渡を提案したのに…」 TOKYO 2020 未使用医療物資は語る 8月31日に東京五輪・パラリンピック組織委員会が発表した、未使用の医療物資の廃棄問題。実は「週刊文春」はこれに先駆けて現場写真を入手しており、8月30日にスタッフの証言をもとに組織委員会に事実関係を確認する取材を行っていたが、期限までに回答はなかった。 ところが、翌31日になって山下聡・大会運営局長が突如「会場撤収の過程で判明した」と発表。組織委員会によると、廃棄が行われたのは9会場。マスク3万3000枚、消毒液380本、ガウン3420枚を廃棄し、金額はトータルで500万円に上るという。山下氏は「あってはならないこと。謝罪申し上げます。組織委員会として大変申し訳ないことをした。再発防止に努めていく」と謝罪した。 だが、小誌に告発した医療スタッフによると、この廃棄は意
「さっさ死ねよクソ女!!」富士急ド・ドドンパで骨折した女性(21)が大炎上! 彼女が明かした「ホントの症状」と「“クビ曲げ”自撮り画像の理由」
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