パレスチナ自治区ガザ地区で人道支援活動を行っていた慈善団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の職員7人がイスラエル軍の空爆で死亡したことをめぐり、WCKの創設者ホセ・アンドレス氏は3日、同軍がWCK職員が乗っている「車を1台1台、組織的に」標的にしたと非難した。 WCK創設者のアンドレス氏は、イスラエル軍の1日の空爆はミスで起きたものではないと指摘。同軍はWCK職員の動きについて事前に知らされていたと、繰り返し主張した。 1日の空爆では、オーストラリア、カナダ、ポーランド、イギリス、アメリカ出身の職員と、パレスチナ人の同僚が殺害された。 イスラエルは2日、空爆は「重大なミス」だったと謝罪し、独立した調査を行うと約束している。 WCKによると、同団体のチームは中部デイル・アル・バラフの倉庫で「海上ルートでガザに運ばれた人道支援の食料100トン以上を荷下ろし」した。車列は倉庫を出発す