映画ニュース 2013/12/28 10:18 ライトノベルの実写映画化は“吉”?映画における原作モノのトレンドを探る いまに始まったことではないが、2013年の日本映画を振り返ってみると、興収30億超を記録した『真夏の方程式』(13)や『映画 謎解きはディナーのあとで』(13)、興収20億を突破した『プラチナデータ』(13)、『ストロベリーナイト』(13)といったベストセラー小説の映画化作がコンスタントにヒットを記録した。これら小説やマンガ、ゲームなどの原作モノと映画との相乗効果はいまさら語るほどのことはないが、2014年のラインナップと重ねてみると新たな傾向が見えてきた。 そもそも、映画だけのオリジナル企画が数少なくなってきたのは、日本映画に限らず、ハリウッドにおいても顕著ではある。そんななかで、特にアニメ映画においてはオリジナル作がヒットを記録したのが2013年の傾向だった。『ONE