その損傷具合から、犯人と被害者の間には相当なトラブルがあったと読み取れる。那須の山中、焼け焦げた姿で発見された二つの遺体。身元が判明した宝島龍太郎さん(55)は、近年、事業を巡り、トラブル続きの日々を送っていたという。 【写真を見る】「ブランド物を身に着けて怖かった」と言われる宝島さん *** 栃木県は那須町の山間部で男女二人の遺体が見つかったのは4月16日のこと。 「マネキンのようなものが燃えている」――そう警察に通報があったように、遺体の状況は凄惨で、手足は結束バンドで縛られており、顔には袋のようなものをかぶせられ、その上から粘着テープが巻かれていた。 死因は首を絞められたことによる窒息死。男性の方は東京都台東区に本籍がある、宝島さんと判明した。女性の方は行方がわからなくなっているその妻とみられ、遺体を運搬したとされる車も特定されている。 この通りは“宝島ロード”と呼ばれていた 宝島さ