イラク軍は先月、過激派組織「イスラム国」(IS)が2年以上支配する中部ファルージャの奪還作戦を開始した。国連によると、ファルージャには最大9万人が包囲状態に置かれている。BBCは住民のひとりに電話取材することができた。食料や医薬品が極端に不足するなか、人々は通常では考えられないような方法で生き延びようとしている。
イラク軍は先月、過激派組織「イスラム国」(IS)が2年以上支配する中部ファルージャの奪還作戦を開始した。国連によると、ファルージャには最大9万人が包囲状態に置かれている。BBCは住民のひとりに電話取材することができた。食料や医薬品が極端に不足するなか、人々は通常では考えられないような方法で生き延びようとしている。
お菓子は何でもあり、教育も受けられる-。過激派組織「イスラム国」(IS)が、欧州などの若者を勧誘するため、シリアとイラクの支配地域を「理想郷」のように宣伝する英語の“ガイドブック”を作り、インターネット上で公開していたことが20日までに分かった。 1月に公開された人質の殺害映像に登場した覆面姿の男と報じられている30代のインド系英国人が昨年5月に作成したとされる。男は戦闘員の勧誘や広告塔の役割を担っているとみられる。 ガイドは食べ物、気候、交通、技術、人、教育といった項目に分けて豊かな暮らしぶりを強調し「資本主義は死んだ」との主張も掲載している。 このほか、「最高の」カプチーノや果物ジュースを飲むことができ、肉料理や豆のコロッケもあると説明。日本でも販売されているチョコレート菓子の名前も挙げ「何でもある」と強調した。(共同)
共同通信社客員論説委員。ベイルートやカイロ支局長を経て外信部副部長、ニュースセンター長、編集局長などを歴任。 「性の奴隷制度」を導入した過激派組織「イスラム国」(IS)は、イスラム世界や国際社会からの批判に対して行為を正当化しようと躍起になっているが、12歳の少女までレイプする理屈が通るはずはない。ニューヨーク・タイムズ紙の報道からその凄まじい実態が白日の下にさらされている。 両手を縛り、猿ぐつわ 「イスラムの聖典コーランによると、不信心者に対するレイプは許されており、お前をレイプすることにより私は神により近づく」。かつてISの性奴隷とされていた12歳の少女は、自分を暴行したISの戦闘員がこうしきりにうそぶいた、と告白している。 少女はその腰回りが大人の両手で回るほど小柄な体。暴行を受けた時は両手を縛られ、そして猿ぐつわをされたという。この戦闘員はレイプの前にベッド脇で祈りを捧げ、コーラン
イスラム理解を高めるには… @@写禁 「イスラム国」の呼称をめぐる波紋が広がる。変更を求める世論。「実名」にこだわるメディア。何が正しいのか。イスラム理解を目指した議論を深めるときだ。 テロや人質事件で世界を震撼させた「イスラム国」(IS)。そのインパクトは、後藤健二さんや湯川遥菜さんの殺害で日本にも一気に及んだ。テレビや新聞が名称を連呼し、日本のムスリムにも悪影響を及ぼした。 イスラムの名前がついた団体が信用金庫の口座を開けなかった、公共施設を予約できない、ムスリムと分かる姿で歩いていると人々の視線が冷たい…。トルコ大使館や各地のイスラム団体が、「イスラム国」を使うメディアに呼称の変更を求める要請や声明を出している。 東京都板橋区議の中妻じょうたさん(民主党)は、今年2月から、ネット上で「イスラム国」の呼称使用中止を求める運動を始めた。ムスリムの親しい友人が地元にいる。彼らが苦しんでいる
イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」がイラク北部モスルの博物館で古代の貴重な石像などを破壊する映像を先月下旬に公開したが、そのほとんどは石膏(せっこう)で作られた偽物だったことが分かった。イラク当局が映像を分析し、確認したという。イスラム国は、イスラム教で禁じられた「偶像」に当たるとして破壊したが、その裏では略奪した石像などの文化財を密売し資金源にしているとされる。偽物破壊の“やらせ映像”は、世界の注目を集める宣伝活動に加え、本物を密売するための偽装工作との見方が出ている。(SANKEI EXPRESS) 古代遺跡の責任者明言 偽物の破壊は、ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴィレが16日までに、イラク考古遺産庁の古代遺跡部門責任者、ファウジ・アル-マフディ氏の話として報じ、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)などの欧州メディアも一斉に伝えた。
Stop pitying British schoolgirls joining Islamic State - they're not victims (イスラム国に駆けつける女子生徒を可哀想だと思うのは止めろ、被害者じゃないから) By Emma Barnett, Women's Editor Telegraph: 1:33PM GMT 23 Feb 2015 The latest British teen girls to join Islamic State are not 'missing' - they've joined a murderous cult of their own volition, argues Emma Barnett イスラム国に参加した英国人ティーンエイジャーは「行方不明」になったのではなく、自分の意志で殺人的カルトに参加したのです。 All week
──「紛争屋」なのですか。 今教えているのは「平和と紛争」学、つまり国際関係論。僕自身、現場にいたが、学者の書いたものを現場にいる人は読まない。読まないから国際関係がおかしくなると学者は思いがちだが、現場のほうはそれが現実離れしていて役に立たないと言っている。僕は両方をリンクするものを目指しているが、教員自体を天職とは思っていない。 ──現場? もともと理科系で、建築をちゃんと勉強していた。あえて紛争屋と自称しているキャリアは20代半ば頃、インドのスラム街から始まった。その後、国際非政府組織(NGO)の現場事務所長として、アフリカのシエラレオネ、ケニア、エチオピアで農業開発にかかわり、国連平和維持活動(PKO)の幹部としては、東ティモールの知事になって多国籍軍大隊を統括しつつ、国づくりの指揮も執った。40代で同じくPKOで再びシエラレオネにて武装解除に携わり、2003年から翌年にかけてはア
「世界的な無秩序がこれからさらには起こってくると思うんです。そういうときに、安倍さんの言っていることはシンプルすぎる。そういう懸念は僕はもっています」 昨日2月16日、宮崎駿監督がTBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』に録音出演、ジャーナリスト・青木理氏のインタビュー取材に応じ、その発言が大きな話題を集めている。 まず、フランス週刊新聞「シャルリー・エブド」への襲撃事件の発端となった風刺画のあり方について問われると、「まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と述べ、「いまのイスラム国の問題も、日本のやたらに札束をすっているような経済の運営の仕方も、末期的症状の前駆的症状だと思う」と世界と日本の社会状況を批判。そして、冒頭で紹介したように、安倍首相へも不信感を口にしたのだ。 宮崎監督は、安倍首相に対する意見を、こうつづけた。 「(安倍首相は)も
アメリカ南部ノースカロライナ州で、イスラム教徒の男女3人が男に銃で撃たれて死亡し、アメリカのメディアは犯行の動機にイスラム教徒に対する差別意識があったのではないかと伝え、波紋が広がっています。 アメリカ南部ノースカロライナ州のチャペルヒルで10日、いずれもイスラム教徒で州内にある大学に通う23歳の男性と、21歳の妻、それに19歳で妻の妹の3人が銃で頭を撃たれて死亡しました。 捜査当局は、警察に出頭してきた現場近くに住む46歳の白人の男が車の止め方を巡って3人と言い争いになった末、殺害したとみていて「今のところ、無作為にイスラム教徒を狙った犯行という可能性を示すものはない」としています。 ただ、アメリカのメディアは、男がインターネット上にイスラム教などの宗教を批判する書き込みをしていたことから、イスラム教徒に対して差別意識を持っていたのではないかと伝えています。 また、アメリカのイスラム教徒
2015年2月11日、ロイター通信の報道によると、米国ノースカロライナ州チャペルヒルで10日、イスラム教徒の家族3人が射殺された。イスラム教徒を標的にした憎悪犯罪の可能性が指摘されている事件について、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。 【その他の写真】 ロイター通信の報道によると、ノースカロライナ州チャペルヒルで10日、イスラム教徒の家族3人が射殺され、容疑者の男が逮捕された。殺害されたのは、ノースカロライナ大学歯学部の学生ディーア・バラカトさん(23)と妻のユーソル・モハマドさん(21)、ユーソルさんの妹のラザン・モハマド・アブサルハさん(19)だという。警察は、殺人の容疑でクレイグ・ステファン・ヒックス容疑者(46)を逮捕した。警察は、駐車場をめぐるトラブルが原因とみられているとの見解を示しているが、殺害された3人がイスラム教徒であったこと、またヒックス容疑者がフェイスブック
■東京・南大塚のモスクを訪ねた きょう(10日)午後、東京・豊島区南大塚にある日本イスラーム文化センターを訪ねた。白いタイル張りで細長い4階建ての建物。緑色の小さなドーム屋根が一目で礼拝施設だということを教えてくれる。入り口には、英語、アラビア語、日本語で(モスク)と書かれている。笑顔で出迎えてくれたのは、文化センター事務局長のクレイシ・ハルーンさん。今から約30年前、パキスタンからIT技術者として日本に留学しにきた。それ以来、ここ豊島区で貿易会社を営みながらボランティアで中東や東南アジアから日本に移り住んできたイスラム教徒と地域の日本人たちとの友好を目指した草の根的な活動を続けてきた。 握手をしながらクレイシーさんに、「僕がキャスターをしているニュース番組では先月おわりから『イスラム国』をやめて『ISIL』を使うようにしました。イスラム国といっても、イスラム教の教えにも反するし、国でもな
イスラム世界(ダール・アルイスラームdār al-Islām)の拡大または防衛のための戦いをいい,一般に〈聖戦〉と訳す。アラビア語の元来の意味は,〈定まった目的のための努力〉である。イスラム法の理念では,世界はイスラムの主権の確立されたダール・アルイスラームでなければならない。まだその主権が確立されていない世界は,ダール・アルハルブdār al-ḥarb(戦争世界)と定義され,そこではイスラムの主権が確立されるまでジハードが必要となる。またダール・アルイスラームが異教徒によって脅かされる時にも,ジハードが必要となる。イスラム教徒の義務には,個々のイスラム教徒に課せられた義務と,総体としてのイスラム教徒に課せられた義務とがあり,たとえば五柱では,信仰告白,礼拝,ザカート,断食は前者であるが,巡礼は後者である。ジハードも総体として課せられた義務で,直接戦闘員としての参加だけでなく,浄財の寄付,
きょう(10日)午後、東京・豊島区南大塚にある日本イスラーム文化センターを訪ねた。白いタイル張りで細長い4階建ての建物。緑色の小さなドーム屋根が一目で礼拝施設だということを教えてくれる。入り口には、英語、アラビア語、日本語で(モスク)と書かれている。笑顔で出迎えてくれたのは、文化センター事務局長のクレイシ・ハルーンさん。今から約30年前、パキスタンからIT技術者として日本に留学しにきた。それ以来、ここ豊島区で貿易会社を営みながらボランティアで中東や東南アジアから日本に移り住んできたイスラム教徒と地域の日本人たちとの友好を目指した草の根的な活動を続けてきた。 握手をしながらクレイシーさんに、「僕がキャスターをしているニュース番組では先月おわりから『イスラム国』をやめて『ISIL』を使うようにしました。イスラム国といっても、イスラム教の教えにも反するし、国でもないんですよね」と話しかけると、ク
この件。 内閣支持上昇58%、人質対応を評価…読売調査 2015年02月07日 22時06分 読売新聞社は6〜7日、全国世論調査を実施した。 安倍内閣の支持率は58%で、前回調査(1月9〜11日)の53%から5ポイント上昇した。不支持率は34%(前回38%)だった。 イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件を巡る政府の対応が「適切だった」と思う人は55%で、「そうは思わない」の32%を上回った。イスラム国対策として中東諸国への人道支援をさらに拡充するという安倍首相の方針についても「賛成」が63%で、「反対」は26%にとどまった。人質事件への対応が評価されたことが、内閣支持率を押し上げたとみられる。 安倍首相が今夏に発表する予定の戦後70年の首相談話で、これまでの首相談話にあった、過去の植民地支配や侵略に対する反省やおわびについての表現を「使うべきだ」と答えた人は44%で、「そう
イスラム過激派組織「イスラム国」による、日本人人質事件で、政府の対応や報道のあり方に対し、賛否両論の意見多数。年末年始の番組に対して、最近は良質なバラエティー番組が少なく、下品な内容の長時間番組ばかりだといった批判など。 2015年1月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,695件で、先月と比較して498件増加した。 意見のアクセス方法の割合は、メール74%、電話24%、FAX1%、手紙ほか1%。 男女別は男性73%、女性24%、不明3%で、世代別では30歳代26%、40歳代26%、20歳代17%、50歳代16%、60歳以上12%、10歳代3%。 視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。1月の通知数は892件【38局】だった。 このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、21件を会員社に
やはり、この男に「反省」という2文字はないらしい。国会でイスラム国事件をめぐる対応について追及を受けている安倍首相だが、とにかく「テロリストに屈する必要はない」「テロリストに配慮する必要はない」の一点張り。人道支援よりテロリストと闘うことを強調した演説の問題点を指摘されると、「テロリストを批判するなというのか」と逆ギレしてしまう有様だ。 批判されているのは、人質をとられている状況で挑発的な内容を口にする必要があったのかという外交戦略、交渉技術の問題なのに、「悪いのはあいつらだ!」とわめきたてる。 思わず、小学生か!と突っ込みたくなるが、これは性格の話だけではない。国会ではエラソーに中東支援の意義とイスラム国との闘いを強調している安倍首相だが、実は中東の歴史や地理、そしてイスラム国の成り立ちについて、小学生並みの知識しか持ち合わせていないのではないか、という疑念がもちあがっているのだ。 きっ
アメリカ軍は、アフガニスタンで、イスラム過激派組織「イスラム国」の地域の幹部に任命されていた男ら6人を無人機による攻撃で殺害しました。 アフガニスタン南部のヘルマンド州の警察などによりますと、9日、ヘルマンド州でアメリカ軍の無人機が走行中の車両1台をミサイルで攻撃しました。 この攻撃で反政府武装勢力タリバンのアブドル・ラウーフ元司令官ら合わせて6人が死亡しました。 ラウーフ元司令官は2001年のタリバン政権崩壊後に拘束され、数年前までキューバにあるアメリカのグアンタナモ収容所に収容されていました。 しかし、最近、イラクとシリアで勢力を拡大した「イスラム国」に加わり、「イスラム国」がアフガニスタンとパキスタンを支配することを目指すうえで「副知事」と称する幹部に任命され、戦闘員の勧誘活動を行っていたということです。 アフガニスタンとパキスタンでは、地元のイスラム過激派組織のメンバーが「イスラム
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