抽選で-196℃ ストロングゼロ 350ml1缶とコンビニのフライドチキンが当たる!キャンペーン期間:2018年4月8日(日)23:59まで
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つい最近、生まれて初めてストロングゼロを飲んだ。 俺は昨年の末に会社を首になり、それ以来ずっと倉庫でアルバイトをしている。 すでに33才で未来には何の展望もないが、特に悲しんだりはしていない。そんな段階はとっくに越えてしまった。まあ人生こんなもんだろ、しかたねーやって感じだ。学歴もコネも才能もない俺みたいな奴は、石の裏に棲息する虫みたいにひっそり生きて死ねばいい。たまに小さな幸福を拾えたら御の字だし、拾えなくても別にどうってことはない。 夏にSさんという男が入社してきた。彼は俺よりひとまわり年上の45才で、とにかく無口なおっさんだった。俺たちは同じエリアを担当することになり、そのうち仕事帰りに飲みに行くようになった。 先週、飲みすぎて終電を逃してしまったので、Sさんのアパートに泊めてもらった。ふたりで部屋で飲み直していると、Sさんはやたらと饒舌になった。 「そういえば、あるよ」 Sさんが冷
「ストロングゼロ文学」というものが現在SNSを中心に流行っている。安くて手軽で強い酒、ストロングゼロを面白おかしくいじるものだ。 ここではストロングゼロを飲む人々を所謂「底辺」のように描写している。そこに異論はない。 異論は無いが、正直言って日常にストロングゼロが強く結びついてるぼくのような限界人類にとって、こうやって茶化されるととても辛い。 人々がストロングゼロで大喜利することで、実際にストロングゼロ無しではやってられない人は変に負い目が出来てしまう気がする。 ストロングゼロは、少なくとも良い酒ではない。毎日のように飲んでいたら必ず良くない結果をもたらすだろう。 しかし、それでもぼくは、ぼくたちはストロングゼロを飲む。そうしなくてはこの人生はあまりにも辛いから。そうしなくては壊れてしまうから。 どうか笑わないでくれないか。 せめてそっとしておいてくれないか。 そう思いながら、今日もロング
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