東京五輪開催の前後数日間、ブログの更新をしなかったが、小山田圭吾の開会式音楽担当辞任に続いて、小林賢太郎がホロコーストをお笑いのネタにしたことが発覚して開閉会式演出ショーディレクター担当を解任され、それにもかかわらず開会式の演出は変更されずに強行された、つまり小林の演出が事実上そのまま使われ、それも合意形成のプロセスを経ることなく組織委員会を牛耳る少数の人間の判断がゴリ押しされたという。極めつきは「いじめ」というには悪質すぎる過去の悪行が暴かれた小山田の代わりが、「南京虐殺はなかった」等の発言や、城内実*1や松原仁といった極右政治家の応援歌を作ったことなどで悪名高いすぎやまこういちが作曲した「ドラゴンクエスト」(ファミコンなどのロールプレイングゲーム=RPG)の音楽が使われたことだ。いじめやホロコーストはダメでも「南京虐殺はなかった」歴史修正主義なら良いのかとの批判を自ら招き寄せる愚行だ。