自分もその論壇の最末席ぐらいを汚しているかもしれないっすが、客観的に、本当にブームなのなのかどうかはわからない。 twitterとはてなブックマークを中心に、しかも自分の興味、観測範囲の中で、そういう話題が多いなー、と思っているだけで、客観的にはブームでもなんでもない可能性は大きい。 しかし、少なくとも自分は、異世界論の定義やら設定論やら、ナニやらをめぐる議論や考察は面白いなー、と思いながら見ていたり話したりしていたのだが、それがいまや一定のスケールを超えて一ジャンル…それも、異世界のファンタジーやSFの「創作物そのもの」ではなく、「異世界をめぐる議論そのもの」が一ジャンルをなしている、と思うのであります。 というかはっきり言って、自分はそっちを中心に読んでいて、異世界ものの創作そのものを読んだ数は、五本の指で数えるほどだ(笑)まあ、数えるにしても、この”異世界”の定義がむつかしくてな…