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社会と映画に関するgoldheadのブックマーク (21)

  • 『あのこは貴族』と、車窓から見えるさまざまな風景について|伊藤聡

    ジェンダーと階層「元旦に高級ホテルですか。お客さん、東京の人でしょう。こんなホテル、私一度も入ったことないですよ」と、タクシー運転手に失礼な皮肉を言われる主人公、華子(門脇麦)。彼女が眺める閑散とした正月の都心から、映画は始まります。華子が向かっているのは、高級ホテルの料亭で開かれる家族の事会。このオープニングにはすでに、作品の主要なテーマが織り込まれています。そもそも運転手は、相手の客が中年男性だったら、このような軽口を叩いただろうか。そして、元旦から休みなく運転手の仕事をしている男性は、高級ホテルの料亭で事などできるだろうか。作のテーマであるジェンダーや階層は、冒頭のワンシーンですでに残酷なまでに集約され、提示されていることに気がつきます。また、ロケハンに対するこだわりも特筆すべきであり、他の映画ではあまり見ることのない東京の風景、いわば「富裕層から見た東京」がスタイリッシュに描

    『あのこは貴族』と、車窓から見えるさまざまな風景について|伊藤聡
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    goldhead 2021/03/16
    フィクションであれ、それが不幸な生活であれ、金持ちの生活風景は胸糞悪いのでいっさい見たくない。
  • 韓国キム・ギドク監督、コロナで死去 世界三大映画祭受賞の巨匠とセクハラ醜聞、本当の姿は?

    新型コロナウイルスによる合併症により12月11日ラトビアで客死したキム・ギドク監督。写真は第69回ヴェネツィア国際映画祭で『嘆きのピエタ』が最高賞である金獅子賞を受賞したときのもの。REUTERS/Tony Gentile <人間の質に切り込む異才の死を世界が悼んだ。だが母国の映画人の多くは沈黙している......> 昨今、日では芸能人が不祥事を起こしてしまった場合、人の活動自粛以外に、出演作品の放送や上映をどうするのかが話題になる。 「作品と演者は切り離して考えるべき」という意見と「責任を取って表舞台には出すべきではない」「被害者の心境を考えると、目につく要因は排除すべき」という意見に分かれ論議されている。 先週11日、ある映画監督の訃報が流れた。彼の死は、作られた作品と作った人のスキャンダルを切り離すか否かについて、再度考えさせられるものとなった。その監督とはキム・ギドク。韓国

    韓国キム・ギドク監督、コロナで死去 世界三大映画祭受賞の巨匠とセクハラ醜聞、本当の姿は?
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    goldhead 2020/12/15
    監督に敬意を一切表さずともただ作品だけが残ればいい。しかしあの『悪い男』(https://goldhead.hatenablog.com/entry/20080211/p2)が興行的に成功したほうだったとは。
  • 『パラサイト 半地下の家族』:「格差社会」を描くことには失敗していないか? - THE★映画日記

    『ジョーカー』と並んで、最近の「格差社会映画」ブームの代表的な作品だ。 この映画は「寓話」的な作品であると言われることが多い。寓話であるということは、作品のテーマを鮮烈に描くために細部のリアリティはあえて捨象しているということだ。 実際、この作品に対してリアリティの観点から文句を付けるのは野暮な行為であるように思える。たとえば、話の根幹となる、主人公の半地下一家が金持ち一家の使用人たちを追い出して取って代わって"寄生"していく過程にはリアリティは全くないが、ここに関してはリアリティを求めることは映画の邪魔になるし「そういうものだ」と受け入れるしかない。 …しかし、この映画では、根幹には関わらない他のシーンでもディティールに違和感を抱かされて物語への没頭を妨げられることが多過ぎる。 私が特に気になったのが、物語の「転」となる事象が発生する直前、主人公一家が金持ち一家の酒や料を拝借して宴会を

    『パラサイト 半地下の家族』:「格差社会」を描くことには失敗していないか? - THE★映画日記
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    goldhead 2020/02/04
    そうでなくなってるのがこのところの格差というやつではなかろうか? “「有能」な人間はなんだかんだでそれなりに良い仕事に就けて一定以上の生活が担保される”
  • 「生きづらさ」の増幅装置としての、映画『ジョーカー』の功罪 - いつか電池がきれるまで

    ※このエントリには、映画『ジョーカー』のネタバレが多数含まれています。映画を未見のかたは、ぜひ、映画館で観てから読んでください。いや、映画を観ていただければ、このエントリなんて読まなくてもいいです。 gendai.ismedia.jp この記事を読んでいて、僕は映画『ジョーカー』の感想や評論に関して、ずっと抱えていた「すっきりしない感じ」の正体の尻尾くらいは掴めた気がしたのです。 アーサーはまるで「鏡の男」だ。見る人の心情をそのまま映し出す。「生きづらさ」を感じない人であれば、彼はたんに不器用で運が悪く、そして才能がないがゆえに成功できなかっただけであるにもかかわらず、社会へとお門違いな逆恨みを抱えた人間のように見えるかもしれない。 だが、なんらかの「生きづらさ」を抱える人にとっては、アーサーの苦しみのどれかが、きっと心に突き刺さってしまう。まるで自分のことのように感じられる。ああ、アーサ

    「生きづらさ」の増幅装置としての、映画『ジョーカー』の功罪 - いつか電池がきれるまで
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    goldhead 2019/10/25
    こういう穏便で真っ当な意見がひとびとから生きる暴力を奪い去り、より体制的な奴隷にして、そこに落ち着いて、まずまずの地獄みたいな社会になっている。人によってはまずまずの天国だろうが。
  • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在

    「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 『ダークナイト』(2008)はテロリズムの映画だったが、『ジョーカー』(2019)はポピュリズムの映画だ。 『ダークナイト』のジョーカーは、平穏な市民生活を脅かすサイコパスのテロリストとして描かれていた。この映画が公開された2008年といえば、9・11というトラウマが未だに長く尾を

    WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在
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    goldhead 2019/10/17
    おれは学のない精神疾患者なので"「生誕の厄災」の苦しみ"(エミール・シオラン)を否定しようとするジョーカーに心酔するだけだな。
  • 「ぼくは“セカイ系”シン・ゴジラが見たかった」「天皇のタブー“儀礼”こそ省略すべき」東浩紀×猪瀬直樹×津田大介

    ―関連記事― ・枝野幸男『シン・ゴジラ』を語る「3.11当時の官僚の頑張りは映画以上」 「セカイ系ゴジラ」に期待していた津田: 今日は複数のテーマがあるんですけども、気にされてる方も多いと思うのでまず、『シン・ゴジラ』の感想から猪瀬さん、お聞かせいただけますか? 猪瀬: 感想っていうかね、よくできてる映画だと思うよ。テンポが良いよ。もう、だいたい僕ね、日映画見てると、会話がタラーっとしてて緊張感がなくて、「ただお友達が喋ってる」みたいな映画が多いからさあ。最近、見なかったんだよ、日映画って。そういう意味じゃテンポが非常に良かったでしょ?まあ、あれぐらいハリウッドでは当たり前だけどな。あのテンポはな。 津田: 『ソーシャル・ネットワーク』っていう、すごく会話劇のテンポが良い映画があって。あれなんかを参考に石原さとみさんも演技指導をされた、なんて話でしたけどね。 猪瀬: あと、官僚機構

    「ぼくは“セカイ系”シン・ゴジラが見たかった」「天皇のタブー“儀礼”こそ省略すべき」東浩紀×猪瀬直樹×津田大介
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    goldhead 2016/08/24
    そのくらい暴れてほしかった感はある、かも>"僕ね、やっぱね、ゴジラは東京を焼きつくすほうがいいと思うんだよね"
  • 『ヤクザと憲法』の基礎知識~異様な時代・山之内幸夫・川口和秀・東海テレビ~ - _

    ポレポレ東中野などで公開中の映画「ヤクザと憲法」は、東海テレビの製作で、テレビドキュメンタリーを再編集したものである。(放送は2015年3月30日) “東海テレビのドキュメンタリー”は、同局の「牡丹と薔薇」などの昼ドラがそうであるように、もはや、ひとつのブランドと化している。挫折した若者をあつめた野球チームの理事長が突如、取材者に土下座してカネの無心をはじめる「ホームレス理事長」、光市母子殺人などの弁護人・安田好弘を取材した「死刑弁護人」、戸塚ヨットスクールの現在を追った「平成ジレンマ」などがオンエア後に再編集、映画として公開され、評判を集めている。 安田弁護士は世間様の道徳では悪とされ、戸塚宏は司法により悪と断罪された。悪というのは魅力である。それは同時にタブーに隣接する。東海テレビのドキュメンタリーはタブーにわざわざ近づき、世間様の道徳という凡庸を乗り越える。 さらにいえば、これらには

    『ヤクザと憲法』の基礎知識~異様な時代・山之内幸夫・川口和秀・東海テレビ~ - _
  • 笠原和夫と深作欣二.pdf

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  • 映画『国道20号線』について長い文章を書きました - MIYADAI.com Blog

    ────────────────────────────────── 富田克也監督(相沢虎之助共同脚)の『国道20号線』がなぜ世紀の大傑作なのか ──映画が描く〈世界〉の中に私がいるというアレゴリカルな体験の貴重さ── ────────────────────────────────── ■この映画はいい作品かどうか。高校生の時分から映画の出来を評価する個人的な判定規準がある。第一は「〈世界〉は確かにそうなっているな」と思わせられるかどうかだ。後にヴァルター・ベンヤミンを学び、それが「アレゴリー」と呼ばれる性質に関わることを知った。 ■このような判定規準を誰かに教わったわけではない。映画の鑑賞体験を通じて自然に身についたものだ。だが私にとって決定的だった鑑賞体験がある。それは中二の時、新宿の『アンダーグラウドの蠍座』で立て続けに見た、若松孝二と足立正生の映画作品の体験である。 ■麻布中学

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    goldhead 2011/02/19
    "私が「これはいい映画だ」と思う作品は、第一に、〈世界〉は確かにそうなっていると思わせるアレゴリーがあるかどうか、第二に、そのアレゴリーを一瞬の光景に圧縮したかのようなシーンかあるかどうか、で決まる"
  • 警察組織の腐敗をテーマにした映画「ポチの告白」の高橋玄監督にインタビューしてみた

    どこにでもいる普通のお巡りさんが警察組織を守るために汚れ役となって警察権力の不正に積極的に加担し、最終的には金儲けのために腐敗していき、人生そのものが崩壊していくという様子を描いた、警察組織の腐敗をテーマにした映画「ポチの告白」の製作・脚・編集・監督を手がけた高橋玄監督にインタビューしてみました。 世間を騒がせたカラ領収書による「裏金作り」や、暴力団の薬物取引を見逃すための自作自演の拳銃押収、事件になっても逮捕される前に懲戒免職にすることで現職警察官ではなく「元警察官」として報道されるマジックなど、警察の実態に迫った内容となっている同作ですが、監督は今の警察にある問題だけでなく日社会そのものにある問題点や、解決の手がかりについても触れられています。 詳細は以下から。 Amazon | ポチの告白 [DVD] | 映画映画「ポチの告白」とは? これが「ポチの告白」です。DVD版が3月

    警察組織の腐敗をテーマにした映画「ポチの告白」の高橋玄監督にインタビューしてみた
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    goldhead 2011/01/05
    "テレビ朝日は系列会社のテレビ朝日映像が、公安委員会から依頼されて交通免許書き換えの際の講習ビデオなんかを作っているわけなんですよ"
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

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    goldhead 2010/11/09
    "そもそも死産をネガティブに捉えてない"<これはこれで一局かもしれないが、親がそれに乗ったとして、生まれてくる赤ん坊の人権(?)がどの瞬間生じるかというところが問題になってくるのかな。
  • 浅井 隆の日記 私が知っている『ザ・コーヴ』上映の全てを教えます - webDICE

    『ザ・コーヴ』の東京での上映が7月3日からシアター・イメージフォーラムで公開されることが決まった。 思い返せばアップリンクにも配給の依頼が来た。それは東京国際映画祭で上映される数ヶ月前の事だった。多分デイビッドさんという外国人がやって来て、配給をしてくれないかという話だった。どうも話をしているとプロのセールス・エージェントではなく、映画の製作関係者のようである。突然やって来たわけではなくそれまでにメールのやり取りがあった上でだった。 事前に映画の情報を得ていたが、まだ作品自体を見ていないので、その内容について、映画がイルカ漁反対なのか、水銀汚染の海洋汚染の問題の映画なのか、文化に関する映画のなのかを知りたいと話したが、明確な答えは得られなかった。さらに僕は個人的にはクジラをべる事に反対ではないし、それでも配給してもいいのですかとも聞いた。それにも答えはなかった。とにかく映画を観てからで

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    goldhead 2010/06/22
    "街宣は一般市民、映画館にとっては「怖い」、暴力なら警察を呼べばいいが、街宣は警察が見守る中で合法的に行われる""親会社や株主、社長個人宅に街宣をかけるその手法を労働組合の戦法から学んだ"
  • 実録・連合赤軍 - 池田信夫 blog

    若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が、日映画批評家大賞の作品賞を受賞した。若松さんには昔、仕事でちょっとお世話になったので、まずはおめでとう。 しかし映画の出来は、残念ながらそれほどのものとはいいがたい。若松さんの連合赤軍への「思い」が過剰で、彼らを客観的に突き放して見ていない。特に最初の学生運動の経緯を資料フィルムで追う部分は、説明的で冗漫だ。殺し合いのシーンの演出も説明的でアップが多く、テレビのホームドラマみたいだ(ビデオ撮影というせいもあるが)。 最近の若者が見ると、こんな凄惨な殺し合いが行なわれたという事実に驚くようだが、私が大学に入ったのはこの事件の翌年で、東大駒場では2年間に5人が内ゲバで殺された。そのうち4人が私と同じサークルだったので、この映画の世界は他人事ではない。なぜそういうことが起こったのかもよくわかる。それはこの映画で美化されているような崇高

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    goldhead 2009/08/22
    "こういう近親憎悪が激化したのは日本だけだ"
  • 『ジーザス・キャンプ』後編のテッド・ハガードとは - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日、5月24日(日)午後11時からTOKYO MXテレビで『ジーザス・キャンプ』の後編が放送されます。 スタッフは、コロラド・スプリングにある「全米福音派協会」を訪れ、 全米に3千万人の信者を持つ同協会のプレジデント、テッド・ハガードを取材します。 ハガードはブッシュ前大統領の導師でした。 ブッシュは毎週月曜日にホワイトハウスからハガードに電話して相談しており、それが政治に影響を与えていると批判されていた。 ブッシュがゲイ同士の結婚を憲法で禁じようとしたのはハガード牧師の影響だったといわれる。 2004年の選挙ではハガードたちが「ブッシュが落選したら、ゲイ同士も結婚できるようになってしまうし、人工中絶を法律で禁止することもできなくなるぞ」と福音派キリスト教徒たちを投票に動員し、数々の失政にもかかわらずブッシュを再選させた。 ハガード牧師はこの映画のなかのテレビ説教でも激しくゲイを批判する

    『ジーザス・キャンプ』後編のテッド・ハガードとは - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    goldhead 2009/05/24
    フィクションのような話だ。いや、現実にあるからフィクションになるのか。
  • ブッシュを支えたキリスト教原理主義者洗脳キャンプ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日5月17日(日)午後11時から、「松嶋×町山 未公開映画を観るテレビ」で、 「ジーザス・キャンプ」が放送されます。 2004年の大統領選挙で、数々の失政にもかかわらずブッシュが再選された理由を、ブッシュの参謀カール・ローヴは「人工中絶と同性婚を憲法で禁じたいと願うキリスト教福音派がブッシュに投票してくれたからだ」と分析しています。 福音派という宗派があるわけではなく、プロテスタントの各宗派にまたがって存在する原理主義的キリスト教徒のことです。バプティストやメソジストにも福音派と、そうでない伝統的なキリスト教徒がいます。 福音派は、近代への反動として発生した信仰回帰運動(リバイバリズム)で始まった、比較的に歴史の浅いムーブメントです。 福音派と他の普通のキリスト教徒を隔てるものは、人が「福音派である」と宣言するかどうかですが、一般には、聖書の記述を事実として信じる、いわゆる聖書原理主義

    ブッシュを支えたキリスト教原理主義者洗脳キャンプ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    goldhead 2009/05/18
    見た。"全米で8千万人以上(全人口の25パーセント以上)存在する福音派たち"<この8千万人のどこまでがあそこまでハードコアなのかわからんが、シンパ程度でも選挙に影響はしてしまうか。
  • 足立正生監督『幽閉者』を巡り、メイキング・ムービーを作った土屋豊監督と対談しました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 足立正生監督『幽閉者』を巡り、メイキング・ムービーを作った土屋豊監督と対談しました « 思想塾公開イベントのお知らせです。今年度最後! | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ●「ここではないどこかはない」? オリジナル(『幽閉者』)は、足立正生さんの元々の出発点にランドマークを再度記した印象です。足立さんの映画を全て観ている僕からすれば、懐かしくも変わってないなあという感慨と同時に、映画をやめて離日してから30年以上が経っているにしてはもの足りない感じもした。いずれにせよ、難しい解釈を必要としない映画だど言えます。 メイキング(『幽閉者たち』)は、そうしたオリジナルの印象を引き立てていました。僕は足立さんとは20歳ほど、土屋さんとの間には十数歳の年齢差があります。それもあって、「メイキングには、オリジナルに対する土屋

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    goldhead 2009/04/17
    "……革命ごっこも面白かった。ところが「今」は、「ここではないどこか」があり得ない上に「何もかもがつまらない」。なぜこうもつまらないのか。つまらなさを脱する道はないのか。その道は倫理性と両立するのか "
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション

    今年のアカデミー賞で作品賞ほかにノミネートされている映画『グッドナイト&グッドラック』は、マッカーシー上院議員による「赤狩り」が吹き荒れる50年代を舞台に、政治的な傾向のあるマスコミ関係者が次々と社会主義者と決め付けられて弾圧されるなかで、マッカーシーに敢然と立ち向かったCBSのキャスター、エド・マローの勇気を描いている(詳細)。 しかし、なぜ、今、50年も昔のことを映画に? 製作・脚・出演のジョージ・クルーニーは、赤狩りの恐怖のためにマスコミ関係者が政府批判を避けるようになった50年代が、対テロ戦争の下、マスコミがブッシュ政権を批判しなくなった現在の状況とが似ていると考え、ジャーナリストに当の役割を思い出させるためにマローのことを映画化しようとしたのだ(クルーニーは大学まではキャスター志望)。 この『グッドナイト&グッドラック』のシナリオをクルーニーと共同で執筆したグラント・ヘスロヴ

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション
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    goldhead 2008/12/09
    "でも、やるんだよ。""殺し合いのない世界を想像することをあきらめてはいけないんだ。不可能なことを信じるのも、人間だけができることだから"
  • 日刊スポーツ

    コンテンツエリア メインコンテンツ 告別式が営まれた曙太郎さんの祭壇 [記事へ]

    日刊スポーツ
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    goldhead 2008/12/04
    "オバマ候補に投票した多くの黒人が同姓愛に対して保守的" <レゲエ文化には反同性愛的傾向があるらしいが、黒人一般も?
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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    goldhead 2008/11/04
    映画/小説『光の雨』について
  • ずいぶん前ですが押井守『パトレーバー』についてのインタビューに応じました - MIYADAI.com Blog

    ―― まず『パトレイバー』との出会いからお聞かせください。 宮台 劇場版一作目が最初です。僕は85年からテレクラやナンパにはまってサブカルチャー方面から一度離れています。僕は1959年生まれで、僕ら世代は「新人類世代」と呼ばれるけど、「SF世代」であっても「アニメ世代」じゃない。僕も「アニメマニア」じゃない。僕の世代でアニメにはまったのは、地方の中学高校にいた人の一部や、弟とか年少者とコミュニケーションがある人だけでしょう。僕も「新人類世代」のご多分にもれず「アニメマニア」じゃなかった。それが、87年に東大助手になって学生と付き合いが始まり、学生で勧められて『パトレイバー』の劇場版、そしてOVA版を観るようになりました。 ―― では劇場版からご覧になられていかがでしたか? 宮台 よく出来ていました。「東京ノスタルジー」のモチーフに感動しました。現在まで続くノスタルジーブームの嚆矢ですね。実