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ブックマーク / syakkin-dama.hatenablog.com (7)

  • 学校が辛いあなたのためのお話 - 発達障害就労日誌

    とても辛い連絡が来ました とにかく学校が辛くて辛くて仕方が無い。居場所もなく、自分はまるでいないものとして扱われている。時々かかる声はからかいや嘲りのみ。そして、発達障害(ADHD)という診断も受けていて、二次障害のも発病しつつある。学校に通い続けるのはもう限界かもしれない。死にたい気持ちも強くなってきた。そういう状況にある中学2年生の方からご相談がありまして、直接返すには少し内容が長くなり過ぎるので、こちらで応答させてもらいます。ついでに、同じような状況にある人にも届けばいいなぁと思います。 まず、なんですけど。とてもその気持ちはわかります。僕は中学校はまだマシでしたが、高校は完全にその状態で非常に辛かったことを覚えています。小学校も辛かったですね。グループを作る授業、体育、音楽の授業の共同演奏など当に苦痛でしかないですよね。どこにも居場所がなく、授業中が一番気が休まる。そういう状態

    学校が辛いあなたのためのお話 - 発達障害就労日誌
  • 何もしてないのに人間関係が壊れた、見えない通貨の話。 - 発達障害就労日誌

    何もしてないのに人間関係が壊れた そういうことはよくありますね。このブログは発達障害者が上手いこと立ち回って、なんとか定型発達者社会の中で生き延びていく術を模索するブログなのですが、その前提として非常に難しい概念があると思います。「自分の何が原因でネガティブなことが発生するのか」という点ですね。これがわかれば対策は打てる、でも「おまえのそういうところが悪い」と直截的に教えてくれる人間というのはあまりいないのが現実的なところで。 「どんな人間関係に入り込んでも中長期的には必ず破綻する」という人生を歩んでいる方は多いと思います。まぁ、永続する人間関係なんてものはそれほどはないので、これは誰でもある程度はあることだと思うんですが、それにしても破綻が発生する頻度が高すぎる。そういう問題を抱えている方は少なくないですよね。 僕自身もわりとそういう人でした。同一の人間関係に長期間居座ることはかなり難し

    何もしてないのに人間関係が壊れた、見えない通貨の話。 - 発達障害就労日誌
  • 発達障害の子ども、というか僕は親にどうして欲しかったのかの話。 - 発達障害就労日誌

    ちょっと今日は重たい話です はい、まぁこういう話題も書こうかなーって思うんですよ。で、僕はといえばまぁ親との関係は「悪い」の一語に尽きるわけですけど、まぁ最近になって僕も結婚とかそういうあれが出てきたし社会に出て大分経ったし、まぁそれなりの距離感を保って人間同士うまいことやっていきましょうね、そういう空気が出てきまして。 で、僕の親は多分母親が(自覚のない)発達障害、それもADHDASD両方の傾向を僕以上に強く持ってるなぁという感じがするんですが、「あんた発達障害だよ」って言ったところでもう六十代にも入ろうとする人がそうそう認知できるわけもなく、普通にそのままになってます。強烈な躁も持ってる人なのでまぁキツそうだなぁと思っているわけですが、これも多分親子二代で二次障害やってるんだろうなぁという悲しいあれですね。 で、僕の父親はほぼ完全な定型発達者でしかも極めて社交的な人で、「発達障害

    発達障害の子ども、というか僕は親にどうして欲しかったのかの話。 - 発達障害就労日誌
    goodstoriez
    goodstoriez 2017/05/14
    “相互に逃げられない檻なわけですよ。言葉を尽くして欲しい、そして一貫性が欲しい”
  • 弊社のFAXが混み合っておりまして-社会と茶道の話 - 発達障害就労日誌

    FAXの送信を忘れていました 今日は疲れたのでタラっとした話です。 借金玉さん、今日もお仕事だったんですよ。そりゃもうモリモリと働いていたわけです。それでですね、他社さんから「アレのデータFAXで流してくれや」と言われてですね、「わかり、ダイレクトで流すんでよろ」みたいに返したんですけど、まぁやっぱり残念な人なので綺麗さっぱり忘れて仕事してまして。その後 「すいません、株式会社~の~ですが、借金玉さんご在席ですか?」 という電話が鳴ったわけです。この時点でピキーンですよ。完璧に忘れとった。2時間放置しとった。そんな切迫した案件ってわけでもないので激おこというわけではないだろうけど、やっぱりお願いされてたことを放置してたわけで。「申し訳ございません」の「も」まで口に出たわけですよ。 「大変申し訳ございません。弊社のFAXが大変混み合っておりまして、現在まだデータが受信出来ておりません。お手数

    弊社のFAXが混み合っておりまして-社会と茶道の話 - 発達障害就労日誌
  • 僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌

    さて、いよいよ新卒の皆さんもXデイが近づいて来ましたね 2月も半ばを過ぎました。このブログが始まってもう半月以上が過ぎたわけです。早いものですね。さて、新卒の皆さん、残った猶予時間も少なくなってきましたね。思い残すことはありませんか?十分にモラトリアムを満喫しましたか?泣いても笑ってもあと一ヶ月と少しです。悔いを残さないようにやりたいことをやってください。 僕も、3月に向けて新卒向けの「生存手引き書」シリーズを完結させる予定です。それに向けて、僕の失敗談を少し書き連ねて行こうと思います。 僕のキャリアは文句のつけようのないホワイト企業から始まりました。もちろんそれなりの激務感がゼロだったわけではありませんが、一般的な水準から見れば給与は高く、休みは多かったと思います。福利厚生はこれ以上ない水準で揃っており、教育環境は極めて高いレベルで完備され、正しく文句なしの職場でした。大学4年生の2月の

    僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌
    goodstoriez
    goodstoriez 2017/02/24
    “彼らは僕が破滅的に振舞えば振舞うほど喜び、承認を与えてくれました。このようにして僕の反社会性は20代になっても衰えることなく保存されていったのだと思います。”
  • 明日役立つブラック企業類型ガイド - 発達障害就労日誌

    ブラック企業にも色々ある 世の中にブラック企業はわりといっぱい存在し、いざ仕事を選ぶ段になると「コンプライアンス完璧」「労働法規は100%遵守」「パワハラ皆無」といった職場なんてほとんど無いのでは?という気持ちになります。たぶんその通りだと思います。じゃあ、ブラック企業が大体皆同じような存在か?と言われれば、それはまた違う。「幸福な人間は大体みんな似たようなもんだが、不幸な人間はめっちゃヴァリエーションある」みたいな話を誰かがしてましたが(誰だったっけ?)、ブラック企業も実に色々あるわけです。 「いちばんマシなブラック」を選ぶしかない局面というのは人生にわりと起こります。自分の適性をよく見極めたうえで適切に選ぶのがコツですね。 ブラック企業選びの軸には「完成度」と「儲かっているか」の二軸を採用します。 A 完成度が高く儲かっているブラック企業 わりと企業としては強いブラック企業になります。

    明日役立つブラック企業類型ガイド - 発達障害就労日誌
  • 発達障害就労日誌

    このブログを始めてから2年半くらいも経ちます 気が付けば、「書籍化を目指してブログ始めない?」から2年半も経っていて、その間も色々あったなぁと感慨深いものがあります。いいことも、悪いことも当にいっぱいある激動の2年間だったなと。を出し、講演なんてさせていただいて、色々なイベントに出て、色んなメディアに出していただいて、プレイボーイの連載が始まって。人間の人生というのは当に先がわからない。 2年半前の僕は、会社を潰して借金を抱えて、それでもから抜け出してサラリーマンをやっと勤め上げられるようになったところでした。今は一応、物書きという人種の末席でご飯をべさせていただいているんだから不思議なものです。 僕が「物書きになりたい」と思ったのは、多分小学生くらいの頃だったと思います。僕が得意なのは文章で、文章でっていきたいとそれから20年くらい願って来ました。一番文学的野心が強かった二十

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