特集「最強チームの作り方」では、チームで仕事やプロジェクトを進める際の考え方やヒントを探ります。「リーダーに必要なのはスキルではなく、ミッション、パッション、ハイテンション」と話すのは、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会 委員長に就任した 明治大学文学部 齋藤孝教授。若手ビジネスパーソンが抱えるチーム作りの悩みを、「リーダーとしての振る舞い」の視点から解消してもらいます。
■病状 ・「自分でやった方が早い」という考えに陥る ■2つの発症パターン ・まわりよりも自分ができてしまうから ・相手に悪いし、お願いが下手だから ■かかる人 ・仕事ができ優しい、30代の新人リーダーに多い ■病の原因 ・「人のため」と言いながら自分の利益しか考えていない ・まわりの人と一緒に成長しようとしない ・基本的な教育ができていない ・エースピッチャーの快感に浸りマネージャーの喜びを知らない ・自分大好き人間 病状が悪化すると・「孤独な成功者」になる ・仕事を抱え込み、病気も抱え込む ・つねに「誰かのせい」にして生きることになる ・笑顔と余裕が消える ・いつまでたっても優秀な人が現れない ・誰も信頼できなくなる 誰にも信頼されなくなる ・仕事が途切れると、年賀状も来なくなる 克服できると・1人の100歩ではなく、100人の1歩で進むことができる ・まわりができる人だらけになり、大き
チーム内の作業が上手く回っていないという開発の様子を観察すると、なかなか興味深いものがある。 リーダはなぜか常に忙しい 夜遅くまで残って残業するほど忙しいようなのだが、その忙しさの原因を聞いても本人の口からまともな説明は返ってこない。つまり、何が原因で忙しく、今後の見通しはどうなっているのか、本人自身が分かっていないのだ。自分自身の忙しさに酔いしれているリーダは、とにかく忙しいことが嬉しいらしい。 問題の全貌が見えない プロジェクトのヒアリングを進めると、アレも有ってコレも有ってと次々と問題が出てくるものの、その総数が不明で、現在どの段階まで達しているのか不明だ。問題が残っているという点だけは同意だけど、それに勝るとも劣らず解決済みの問題も多数存在するはずであり、その日々の変化を追跡していけば最後の着地点が見えてくるはずだ。それなのに、同じ問題を何度も繰り返し取り上げて堂々巡りの議論を続け
「ねぇ、この料理おいしい?」 かみさんが聞く。 「うん。おいしい、おいしい」 僕が言う。 確かにいける。この「野菜の肉巻き」。豚の薄切りロース肉で、アスパラやごぼうや人参やえのき茸を巻いてある。肉のうまみがありながら、野菜たっぷりで低カロリー。僕のお気に入りのメニューだ。甘辛く醤油と砂糖で炒めたものが、ホカホカの湯気と共に食卓に出てきた。 こりゃあ、たまらん。白いご飯が進む、というものだ。食卓にはそれ以外にも野菜たっぷりの健康的なメニューが並んでいる。「ホウレンソウのごま和え」「小松菜の煮浸し」「かぼちゃの煮物」…。どれも僕の好物だ。 5分間で5回「どう? おいしい?」 「ねぇ、おいしい?」 またもやかみさんから尋ねられた。 「あぁ、すごくうまいよ」。僕が答える。 「この小松菜ね、すごく出汁取るのが大変だったの」 「でねぇ、小松菜の根元に泥がすごくて……」 かみさんは一生懸命に料理の大変さ
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