近年さまざまな企業でディープラーニングの導入・普及が進んでいる。しかし、多くの企業は、ディープラーニングを活用する上で必要な2つの物を用意するところでつまづく。1つは膨大な量のデータと、データを処理できる能力を有するGPUなどの高価な計算機だ。 一方で、少量のデータから特徴を抽出し、学習と推論を行える技術がある。それが今回紹介するスパースモデリングだ。スパースモデリングについて、京都のAI企業、HACARUSのデータサイエンティストである増井隆治氏に話を聞いた。 増井隆治氏 中学生の頃からプログラミングに興味を持ち、鈴鹿高専で情報学の基礎を学び、その後京都大学に編入し、より高度な数学を学ぶ。大学の実験で仲良くなった大関先生の紹介でHACARUSでアルバイトを始める。3年間のアルバイトの後、HACARUS初の新卒として入社。データサイエンティストの仕事に邁進している。 スパースモデリングとは