公共空間から排除された者たちの公共性はいかにして可能か。他者と共存する複数性の領域として公共性を批判的に捉え返す試み。 ●著者紹介 磯前順一(いそまえ・じゅんいち) 国際日本文化研究センター教授。東京大学博士(文学)。専攻は宗教・歴史研究。主な著書に、『死者のざわめき――被災地信仰論』(河出書房新社、2015年)、『閾の思考――他者・外部性・故郷』(法政大学出版局、2013年)など。 川村覚文(かわむら・さとふみ) 東京大学共生のための国際哲学研究センター上廣特任助教。オーストラリア国立大学博士。専攻は近代日本思想史、文化理論。『ポスト代表制の政治学』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2015年)など。 * 青野正明(あおの・まさあき) 桃山学院大学国際教養学部教授。近代日朝関係史。 片岡耕平(かたおか・こうへい) 国文学研究資料館プロジェクト研究員。日本中世史。 伊達聖伸(だて・きよのぶ) 上