とある飛空士への恋歌3 (ガガガ文庫) 8月の強烈な日射しのもと、過酷な陸戦訓練を続けるカルエルたち。戦闘への不安と焦燥が募る中、それは若き飛空士たちの間に恋愛をも育んでゆく。そして、イスラはついに噴き上がる海「聖泉」へ到達する。これより先は「空の一族」が支配するといわれる未知の空域。カルエルたちは、イスラ後方への索敵飛行を余儀なくされるが――。「いつまでもみんなと一緒に空を飛びたい」ただそれだけを願った少年少女たちが飛ぶ空は、美しいだけでなく残酷で……。王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ、驚愕と慟哭の最新刊!! 3巻にしてついに動き出した「恋歌」 レヴィアタンではお馴染みのシズカの出歯亀や、麻薬かいっ!とツッコミたくなるアリーメンなどお遊びが過ぎるくらいにコミカルな前半から一辺、ついに始まった戦争で物語は一気にシリアスへ。 流石は「レヴィアタンの恋人」の作者、戦争を書かせたらハンパない