▼フリースクール施設で性被害、訴訟和解 不登校の生徒が通うフリースクール「東京シューレ」の関連施設で、10代の頃に受けた性被害が原因で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、大阪府の30代の女性が、当時の男性スタッフと東京シューレに約5300万円の損害賠償を求めた訴訟が3日、大阪堺支部で和解した。和解条項は非公表としている。 訴状によると、不登校だった女性は1998年から、東筑摩群麻績村にあった関連施設のログハウスで共同生活を開始。2000年3月から約1年間、男性スタッフに性行為を強要され、親にばらすと脅迫されたとしている。 施設を出た後の13年、性被害を原因とするPTSDと診断された。 ※信濃毎日新聞 2019年7月4日 朝刊 29面 ▼フリースクールでの性被害、和解「居場所の安全守って」
昔から、休み明けは学校に行きたくないもの、と相場は決まっていた。大人だって、きっと大して変わらないだろう。読みさしの本があれば最後まで読みたいし、クライマックスのゲームはさっさとクリアしてしまいたいものだ。でも「不登校」ときくと、途端にドキドキしてしまう。それが、悪いことだと教えこまされてきたからだ。 ここ数年、不登校は増加傾向にあると報道されている。議論百出だが、解決策はなかなか見つからない。先日もフリースクールを義務教育として認めようという議論がなされたが、法制度の変更には至らなかった。一方で、本書の主張は力強い。「親の力で子どもの心に自信の水を満たせば、不登校は治る」と断言しているのである。 しかも、その主張は実証研究に基づいている。教育現場で読まれる雑誌『教育技術』の編集長の薦めでまとめられたというから、その信頼性は高い。前著『不登校は99%解決する』の読者レビューは300件以上あ
不登校の子どもたちの親の会をはじめた。まだまだ緩いメンバーシップなので、元不登校とか不登校予備軍とかいろいろ混ざっているが、とにかくはじめた。 障害児の親の会とは各地で20年ほど関わってきたが、それらはみんな「事業」とともにあった。子どもたちの活動を作り、どこかから資金を引っ張ってくるために組織を作る必要があり、そうしてできた親の会は次第に「支えあい」「分かち合い」から逸れていく。親にしかできないことを絶えずアップデートして事業化できればよいのだろう。しかし「先輩から引き継がれたもの」を更新していくのは、普通の親になかなかできることじゃない。それは「伝統行事」みたいなものだ。受け継がれてきた伝統には逆らえない。 不登校の子どもたちの親の会は、今のところ完全に分かち合いの場としてある。子が学校に通えなくなるまでの経緯、子どもの行動の変化、学校に対する親の思いなど、静かに熱く語られていく。皆が
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