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ブックマーク / mainichi.jp (87)

  • 聴くことから始めるひきこもり支援論 石川良子・松山大教授が出版 | 毎日新聞

    出版した著書を示す石川良子・松山大教授。「誰もがままならなさに囲まれてもがく、同じ人間」という思いがある=松山市文京町で2021年12月16日、松倉展人撮影 ひきこもりの支援は「生」を支えること。その根には「聴くこと」が深く結びついている--。松山大の石川良子(りょうこ)教授(社会学・ライフストーリー研究)はこうした視点から「『ひきこもり』から考える <聴く>から始める支援論」(ちくま新書)を出版した。支援する側の「モノサシ」を押しつけることなく、聴くことから当事者の「動けなさ」や「語れなさ」に分け入ることの大切さを示している。 石川さんは東京都立大の大学院生だった2000年からひきこもりの調査研究を続けている。その経験を基に、「こうすれば支援はうまくいく」という「支援マニュアル」ではなく、「支援論」としてこのを書いた。当事者に「寄り添う」という言葉は使わず、「傍らに居続けた者」として

    聴くことから始めるひきこもり支援論 石川良子・松山大教授が出版 | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2021/12/22
    “親の会などの講演では「親にとって聞きたくないことはやっぱり言えない」”“当事者が何をどれだけ語れるかは、支援者がどれだけ「聞く耳」を育てているかにも左右される”
  • 読み方が同じ2候補、点字投票区別できず 島根1区 団体が対応要求 | 毎日新聞

    姓名が同じ読み方の候補がいる衆院選島根1区での配慮を求める島根県視覚障害者福祉協会の小笠原年康副会長=松江市で2021年10月22日午後4時50分、小坂春乃撮影 衆院選島根1区に、読み方が同じ「かめいあきこ」氏が2人立候補し、視覚障害者団体は「点字投票では候補者を区別できない」と危惧している。名前の漢字は異なるが、点字は表音文字のため氏名だけでは同じ表記になってしまうからだ。団体は国に候補者を特定するための書き方の例を提示するなどの対応を求めている。 立候補したのは、届け出順に立憲前職の亀井亜紀子氏(56)、自民前職の細田博之氏(77)、無所属新人の亀井彰子氏(64)の3人。島根県選管によると、県内の国政選挙で姓名の読み方が同じ候補が複数届け出たのは戦後初めてという。 投票先を判別できない投票は、候補者の得票数に応じて振り分ける案分が行われることになるが、県選管は取材に「読み方が同じ2人の

    読み方が同じ2候補、点字投票区別できず 島根1区 団体が対応要求 | 毎日新聞
  • 福岡国際マラソン、今年12月の大会で終了 | 毎日新聞

    昨年の福岡国際マラソンで、平和台陸上競技場を出てコースを走る選手たち=福岡市中央区で2020年12月6日午後0時15分(代表撮影) 日陸上競技連盟などは26日、五輪など主要国際大会の代表選考会を兼ねてきた福岡国際マラソンが今年12月の第75回大会で終了すると発表した。世界陸連はトップ選手と市民ランナーが一緒に走るマラソンを重視しており、時代の流れに合わせて主要レースがまた一つ消えることになった。 以前は福岡国際のようにトップ選手が参加する「エリートマラソン」が主流だったが、約3万8000人が参加する東京マラソンなどの大規模マラソンが人気を集めるようになり、最近は有力選手の確保が難しくなった。大会への注目度や収益力が下がり、市…

    福岡国際マラソン、今年12月の大会で終了 | 毎日新聞
  • 「やっちゃいな」 教諭が暴力振るわせる 別の児童に暴言も | 毎日新聞

    女性教諭の不適切な対応について説明をする秋田市教委の担当者=秋田市で2021年3月22日午後4時13分、猪森万里夏撮影 秋田市教委は22日、同市立小学校の50代の女性教諭が、自分が担任を務める学級で、同級生に暴力を振るうように児童をあおったり、児童を教室外に引きずり出して暴言を吐いたりするなど、複数の不適切な対応があったことを明らかにした。佐藤孝哉教育長は「子供たちに学校生活への不安を与えた。子供たちの心のケアに努め、新年度から新たな気持ちで学校生活を送れるよう全力を挙げる」としている。 市教委学校教育課によると、女性教諭は5日、自身が担任する学級で、1人の男子児童を巡って、他の児童に「やっちゃいな」とたたくように促し、数人の児童は実際に男子児童の腹をたたいた。同課は「昼休みの鬼ごっこで、(腹をたたかれた)男子児童がトラブルの原因となったため」と説明している。

    「やっちゃいな」 教諭が暴力振るわせる 別の児童に暴言も | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2021/03/24
    この教諭のようなこと、私もされた。親は「お前が悪いに決まっている」と言うだけだった。“女性教諭を巡る問題は、児童から話を聞いた保護者6人が15日、学校に報告書を提出したことにより発覚”
  • 長さ2mのバトン、掛け声は紙で、競技はテレビ中継…コロナ下の運動会 | 毎日新聞

    運動会でソーシャルディスタンスを意識した長さ2メートルのバトンを使うリレーに臨む児童たち=相模原市中央区の市立田名北小で2020年9月27日午前11時11分、滝川大貴撮影 新型コロナウイルスの影響で、学校の運動会も中止が春以降相次ぐなか、秋からは感染拡大防止と競技の多様性を両立させながら開催する動きが出てきている。 相模原市中央区の市立田名北小では27日、ウレタン製の棒にビニールを巻いた長さ2メートルの「ロングバトン」でソーシャルディスタンスを保って行うリレーや、か…

    長さ2mのバトン、掛け声は紙で、競技はテレビ中継…コロナ下の運動会 | 毎日新聞
  • NHK「バリバラ」再放送が直前差し替え 伊藤詩織さんら出演分が別の回に | 毎日新聞

    NHKの障害者をテーマにした情報バラエティー番組「バリバラ」で、23日夜放送の「バリバラ桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴(うたげ)第1部」の再放送が、26日午前0時から放送予定だったのが、放送直前に急きょ差し替えられた。 この回は、昨年度にバリアフリーや多様性の推進に携わった人を招き、お花見形式でトークするという内容。顔と実名を公表して性暴力被害を訴えた、ジャーナリストの伊藤詩織さんら…

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  • 虫混入、カビ付着…全戸配布用の布マスクでも不良品 政府、公表せず | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、政府が配布を進める布マスクに、虫が混入するなど不良品が相次いで確認されている。厚生労働省は18日、妊婦向けの布マスクのうち1901件について不良品の事例を発表し、21日に妊婦向けマスクの配布中止を決定。しかし、政府のマスク等物資対策班の関係者によると、18日時点で全戸配布用に準備していたマスクでも不良品が発見されており、これについては公表していない。政府の衛生面での認識が問われるとともに、全戸配布のスケジュールにも影響しそうだ。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 布マスクは政府が一括して購入し、全国5000万世帯に2枚ずつ配布する計画で、約466億円が投じられる。先月下旬から、妊婦向けに50万枚▽高齢者の介護・福祉施設向けに1930万枚▽小中高校に800万枚――を優先的に配布。続いて感染者の多い東京都内などで全戸配布が始まっている。 厚労省は18

    虫混入、カビ付着…全戸配布用の布マスクでも不良品 政府、公表せず | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2020/04/22
    「被災地支援物資として、使えないような衣類がいろいろな人から送られた」ことが過去にあった。それを思い出した。
  • 追い込まれる保健所「未経験の忙しさ」「過労死ライン超える」…新型コロナ最前線 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスに関する電話相談を受ける大田区保健所の職員ら=東京都大田区で2020年4月10日午後4時43分、志村一也撮影 新型コロナウイルス対応の最前線である保健所の業務が逼迫(ひっぱく)している。感染者が急増する中で、住民からの電話相談や入院先の調整、自らも感染の恐れがある感染者の搬送など、数多くの仕事に追われているためだ。「経験したことのない状況が続いている」「患者の発生に仕事が追いつかない」。ほとんど休みも取れないままウイルスと闘う職員の疲れは、ピークに達している。 今月10日夕、東京都の大田区保健所では、職員が鳴り続ける電話の対応に追われていた。「悪寒があり自分も感染したのでは」と訴える女性に、職員は「自宅療養して異常があれば再度相談してください」と応じた。電話は朝の相談開始から途切れず1日で約300件になることもある。受話器を置いた職員は「肉体的、精神的に疲れ切っている」と

    追い込まれる保健所「未経験の忙しさ」「過労死ライン超える」…新型コロナ最前線 | 毎日新聞
  • 砂の美、届けたい 彫刻家6人来日取りやめ、制作遅れに“助っ人” 鳥取の美術館 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、鳥取砂丘近くの観光施設「砂の美術館」(鳥取市福部町湯山)での砂像の制作が遅れている。現在は第13期展示「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編」(18日開幕、2021年1月3日閉幕予定)の準備中。海外の彫刻家6人が出入国制限などで来日できなくなり、急きょ別の彫刻家を招いて急ピッチで作業を進めている。

    砂の美、届けたい 彫刻家6人来日取りやめ、制作遅れに“助っ人” 鳥取の美術館 | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2020/04/13
    2020年4月3日 12時17分 毎日新聞記事
  • 「感染者がいない場所に逃げてきた」鳥取・島根が隠れた人気に 新型コロナで - 毎日新聞

    新型コロナウイルスの爆発的な感染を防ぐため、週末の外出自粛が始まった28日、東京都内は人の往来が極端に減った。羽田便だけを運航する鳥取空港も客の姿は少なかった。花見の名所では酔客も見られず、春を感じられない厳戒ムードの週末となった。 これまでに感染者が確認されていない鳥取、島根両県。羽田便だけが就航している鳥取空港(鳥取市)は、東京の「外出自粛」を受け、閑散としていた。ただ、最近は感染者が相次ぐ都市部などから、「安全」というイメージのある両県をあえて訪れる観光客もいるという。 人気漫画「名探偵コナン」にちなみ「鳥取砂丘コナン空港」の愛称で親しまれている鳥取空港。既に減便が実施されており、土産物店のスタッフは「今も売り上げは以前の半分だが、東京の外出自粛でさらに減ってしまう」と落胆した。自宅のある東京と仕事先のある鳥取をほぼ毎月往復しているという広告代理店の男性(40)は「会社はテレワークを

    「感染者がいない場所に逃げてきた」鳥取・島根が隠れた人気に 新型コロナで - 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2020/03/30
    私は地元民。https://twitter.com/karotousen58/status/1244256144433901570 この毎日新聞記事が消された後、こういう報道もなされた。https://www.fnn.jp/posts/2598TSK 地元マスコミの反応がよくわからない。
  • 「鳥取・島根に観光」記事 おわびして削除します | 毎日新聞

    毎日新聞ニュースサイトに2020年3月28日掲載の「感染者の確認ない鳥取・島根 外出自粛の都市部から観光客も 新型コロナ」は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請がある中で、地方への旅行を勧めるように取られかねない記事内容と見出しでした。おわびして当該記事を削除します。

    「鳥取・島根に観光」記事 おわびして削除します | 毎日新聞
  • 「加計」推薦入試「韓国人0点」報道 文科省問い合わせに「事実と異なる」

    学校法人「加計学園」が運営する岡山理科大獣医学部(愛媛県今治市)が2019年に実施した推薦入試で、韓国人留学生の面接の得点を一律に0点とした疑いがあると週刊文春が報じた問題で、文部科学省は10日の参院予算委員会理事会で、岡山理科大からの聞き取り調査の内容を報告した。同大は全員を0点としたことを認めたうえで「入試は適正に実施しており…

    「加計」推薦入試「韓国人0点」報道 文科省問い合わせに「事実と異なる」
    karotousen58
    karotousen58 2020/03/11
    教員採用汚職事件(2008年)を思い出した。
  • 「桜を見る会」考 :首相の「好き放題」の背景こそ問題 「長期政権の緩み」でない「桜」の真相探る | 毎日新聞

    「桜を見る会」の問題点について、「権力の多元性が失われたことが私物化の一因」と指摘する重田園江・明治大教授=東京都千代田区で2020年2月19日、江畑佳明撮影 国会審議が荒れている。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡って質疑が続いているものの、招待者の詳細や前夜祭の収支など、疑問点が一向に明かされないことが一因だ。明治大の重田園江(おもだ・そのえ)教授(政治学)は「『桜を見る会の規模が膨張したのは長期政権の緩みが原因だ』という批判は少し違うのではないか」と主張する。緩みではないとするなら、いったい何が――。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】 無力化された「暴走防ぐ権力の多元性」 ――「桜を見る会」の問題点を何だと考えますか。 ◆自身の支持者を税金で接待するという「税金の私物化」や、前夜祭での政治資金規正法違反の疑い、公文書管理のあり方など、多岐にわたる問題はもちろん、解明されねばなら

    「桜を見る会」考 :首相の「好き放題」の背景こそ問題 「長期政権の緩み」でない「桜」の真相探る | 毎日新聞
  • 「高校行きたかった…」重度障害、定員割れでも25回不合格 要医療ケアの21歳男性死去 | 毎日新聞

    「普通に生きたかっただけなのに」。普通高校への進学を希望して7年間浪人生活を送った脳性まひのある渡辺純さん(21)=千葉県成田市=が11月に亡くなった。定員割れにもかかわらず不合格となる「定員内不合格」が続いたため、母親、みささん(57)は国や県に是正を求めている。 みささんによると、純さんはたんを吸引する医療的ケアが必要で、自力での移動が難しかったものの、小中生の時はバギー型車椅子を使って成田市立の普通学校に通った。中学には看護師が巡回し、急な体調悪化に備えてもらった。当時の担任教諭(50)は同級生も純さんと分け隔てなく接したと振り返り、「一緒に過ごすことで他の子の学びにもつながった」と語る。 2013年から介助者を付けて受け続けた県立高校入試は追加募集も含めて27回不合格となり、うち25回が定員内不合格だった。理由を尋ねると、いずれの学校も「総合的な判断。障害が理由ではない」と答えたと

    「高校行きたかった…」重度障害、定員割れでも25回不合格 要医療ケアの21歳男性死去 | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2020/01/02
    「一緒のクラスで、障害児も刺激を受けて成長し、他の子も学ぶ。」という発言、「全ての子を普通学級へ」系運動員の常套句。だが、「成長」や「学ぶ」の中身を決めているのは運動員側。運動員と異なる意見は黙殺。
  • 車椅子女性を乗車拒否か 市営バス運転手「事前に電話しろ」 青森 | 毎日新聞

    青森市営バスの50代男性運転手が20日、バスに乗車しようとした車椅子の40代女性に対し、乗車を拒むような言動をしていたことが24日、分かった。市は、対応が不適切だったとして運転手に口頭で指導し、女性に謝罪した。 女性によると、20日午後7時ごろ、女性が青森駅前のバス停から車椅子対応のノンステップバスに乗車しようとしたところ、来、バスの利用にあたっては事前連絡が必要ないにもかかわらず、運転手から「乗るなら事前に電話しろ。他の客に迷惑だ」などと言われたという。 市の担当者によると、運転手は「そのような言い方はしていない」と反論する一方、女性がバスを利用しようとした際に、運転手が女性に予約を入れたか確認をした事実は認め、その上で、運転手に乗車を拒む意図はなかったと釈明。運転手は「不快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。

    車椅子女性を乗車拒否か 市営バス運転手「事前に電話しろ」 青森 | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2019/07/25
    「障害者への配慮が、足りなかった」という観点に加えて、「公共交通機関を誰もが行使できる状態に、なかった。使う権利を誰もが持つ。」という観点でも考える必要有。障害の社会モデルを模索する過渡期。
  • 不動産業者「訴訟を起こされたら負ける」 浸水リスク説明の動きも法的裏付けはなし | 毎日新聞

    浸水被害が出た池町川沿いには建売住宅の旗がはためく=福岡県久留米市梅満町で2019年7月5日午後2時4分、安部志帆子撮影(画像の一部を加工しています) 全国的に豪雨による浸水被害が相次ぐ中、国土交通省は4月、都道府県の水防担当者などが不動産業界団体の研修会で浸水想定区域などを説明するよう求める通知を出した。西日豪雨で浸水被害が出た福岡県久留米市の不動産業者には浸水リスクを告知する動きもあるが、戸惑いの声も聞かれる。 同市のある業者は、豪雨後から床上浸水した物件は重要事項説明書の備考欄に記載するようにし…

    不動産業者「訴訟を起こされたら負ける」 浸水リスク説明の動きも法的裏付けはなし | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2019/07/19
    ‘’法的裏付けや基準がない現状では、どこまで説明するかは業者の良識に任されているのが実態だ‘’
  • 「2球で3アウト」無死走者なしで珍事 高校野球で 関係者は「初耳」 | 毎日新聞

    25日の第101回全国高校野球選手権大会の北北海道大会十勝地区1回戦で、無死走者なしから投球2球で3アウトとなる珍事があった。 帯広緑陽―帯広工戦の三回表で、帯広工の菅谷投手(3年)の初球は捕手の打撃妨害となり、先頭打者が出塁。次打者の1球目は一直に打ち取られ、離塁した走者は戻れず併殺。3人目の打…

    「2球で3アウト」無死走者なしで珍事 高校野球で 関係者は「初耳」 | 毎日新聞
  • 連鎖を断つ:繰り返す窃盗…知的障害者、利用され 福祉の支援で更生へ | 毎日新聞

    小鉢由美弁護士(左)と更生支援計画の内容を確認する男性。今は定職に就き、グループホームを出て1人暮らしをする準備を進めている=福岡県で、宮原健太撮影 それはあまりにもお粗末な窃盗事件だった。北九州市の大型商業施設。多くの人目がある夕方、男性(33)はバーベキューセットをカートに乗せたまま外に出たところを警備員に見つかり、現行犯逮捕された。 2015年5月、国選弁護人として市内の警察署で接見した小鉢(こばち)由美弁護士(福岡県弁護士会)は、目をそらしながら、どこか人ごとのようにゆっくりと話す男性の様子に違和感を覚えた。事件の経緯を尋ねると「地元の友達2人から『バーベキューをしたいから盗んでこい』と言われた」と答えた。 男性はこれまでも他人から言われて盗みを働いては、何度も捕まってきたと説明した。中学生の指示に従ったこともあったという。

    連鎖を断つ:繰り返す窃盗…知的障害者、利用され 福祉の支援で更生へ | 毎日新聞
  • いじめ:いじめを半年以上放置 広島・呉の中3下着脱がされ精神疾患 | 毎日新聞

    広島県呉市の市立中学3年の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめで不登校になり、精神疾患を発症したと訴えたのに、学校が半年以上「重大事態」として扱わず第三者委員会の設置などの対応をしなかったことが分かった。国の指針では被害者が申し立てた場合、学校は重大事態を前提に報告・調査するよう規定。下着を脱がされる行為も重大事態として例示している。専門家は「対応が遅すぎる」と指摘している。 男子生徒、保護者の祖父らや県教委によると、男子生徒は1年生の時から同級生にシャツやズボンを破られるなどのいじめを受けていた。2年生だった2017年11月下旬、3回にわたり、昼休みに教室で同級生4~6人に床に倒され、手足を押さえられてズボンと下着を脱がされた。昨年4月下旬から一時不登校になり、同6月には不安障害と睡眠障害の診断を受け、現在も治療を受けている。

    いじめ:いじめを半年以上放置 広島・呉の中3下着脱がされ精神疾患 | 毎日新聞
    karotousen58
    karotousen58 2019/03/27
    “学校は男子生徒の訴えを否定した。祖父らに「シャツを破ったのはじゃれていただけ。下着を脱がしたのは当時のブームで、グループ内の罰ゲーム」などと説明” いじめでもあり犯罪でもある。
  • ミノムシから世界最強の糸 クモの糸よりも強く丈夫 興和など開発 - 毎日新聞

    興和(名古屋市)と農業・品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)は5日、ミノムシから糸を取る技術を開発したと発表した。自然繊維で世界最強とされるクモの糸よりも強く丈夫なことも発見した。新しい繊維などの材料として、自動車や航空機への応用が期待できるという。 ミノムシはミノガの幼虫。カイコやクモと同様、たんぱく質でできた糸を吐く。実験の結果、強度や丈夫さが優れているクモの糸に比べ、ミノムシの糸は、丈夫さでは約2・2倍、強度で約1・8倍など、すべての項目で上回った。そこで、自動車の外装にも使われる繊維強化プラスチック(FRP)にミノムシの糸を組み込んだところ、従来のFRPの数倍の強度になったという。他にも340度までの耐熱性があり、代表的なナイロン糸の5分の1の細さであるなど、さまざまな利点が見つかった。 ミノムシの糸は真っすぐに取り出せない難点があり繊維として使えなかった。しかし特殊な装置を

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