こんにちは。伸学会の菊池です。 今回はメルマガ読者の伊藤さんからリクエストされた「生まれ月による差」について記事にしたいと思います。 あなたは「相対年齢効果」という言葉をご存知ですか? これは同学年の中の競争で、生まれた月の差によって生じがちなひずみのことを指しています。 要するに、同学年の中でも早い時期に生まれた子の方が、遅く生まれた子よりもスポーツや学業において有利だということです。 このひずみとはどれくらいあるのでしょうか? 例えば以下のグラフには、2010年11月にUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)が主催するU17、U19、U21トーナメントの予選チームに参加した4,000人以上の青少年の出生月による相対的な年齢効果が示されています。(https://en.wikipedia.org/wiki/Relative_age_effect) ピンクが各月ごとの出生数で、青が出場選手数です