「この世界の片隅に」でも知られるこうの史代さんのマンガ「夕凪の街 桜の国」がドラマ化され、2018年夏にNHK総合で放送されることが15日、明らかになった。ドラマは原作の設定を2018年に置き換え、オリジナルストーリーを加える。 「夕凪の街 桜の国」は、原爆に翻弄(ほんろう)された女性と家族がひたむきに生きる姿を描いたマンガ。2004年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞に選ばれ、07年には実写映画化された。 ドラマは、出版社で編集者として働く石川七波が、家を出て行った父・旭を追いかけ、広島を旅する中で、旭の姉で13歳の時に被爆した平野皆実の悲劇を知ることになる……というストーリー。昭和30年(1955年)と現代のそれぞれの時代を生きる二人の女性の物語が描かれる。
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