イギリスの写真家リチャード・ジョン・シーモアは、巨大な卸売市場で知られる中国浙江省の義烏市を訪れ、世界各国に輸出するプラスチック製の玩具と造花を製造する店の様子をカメラに収めた。そこには、目が覚めるように鮮やかな着色が施された大量の商品に囲まれつつ、バイヤーを待ち受ける商人たちの姿があった。 40種以上の業種が集められ、40万種類もの海外輸出用商品を取り扱うという義烏市の市場には、このような小売店がいくつも存在し、ここに並んでいる光景はそのほんの一部に過ぎないという。
Pokemon Goと人間が求めるもの Pokemon Go and what people want 2016.07.20 Updated by Mayumi Tanimoto on July 20, 2016, 08:01 am JST イギリスでPokemon Goがリリースされてしばらく経ちましたが、Pokemon Goのニュースを耳にしない日はありません。電車の駅でも、ショッピングモールでも、公園でも、カフェでもプレイしている人がいます。人種も年齢も職業も様々です。 私はポケモンが流行り始めた頃は大学生で、ポケモンというとまず頭に浮かぶのはChinpokomonだったりする大人だったりする上、自分がノスタルジアを感じるゲームは夢幻の心臓IIだったりするわけですが、とりあえず流行りものには飛びつかなければと思い、モバイルバッテリーを片手にポケモンを探しにいってみたわけです。 足にマ
ようこそ、イギリス「ようこそ」。イギリスのEU離脱を特集したノルウェーの最大手全国紙アフテンポステンの25日付けの表紙だ。EU加盟国の各国の言語で「さようなら」と書き連ねた一番最後に、ノルウェー語で「Velkommen(ヴェルコンメン)」と、ひっそりと書かれている。 あまり広く知られていないが、実はノルウェーはEU非加盟国だ。 アフテンポステン表紙。明るい未来にはみえない Photo:Asaki Abumi2.ノルウェーはなぜEUに加盟していないのですか 1994年に行なわれた国民投票の結果、ノルウェーはEUに加盟しないことを決定しました。主な理由としては、EUに加盟することによって国内および国際的政治政策で、国としての独自性を保つことが難しいことや、貿易・産業の分野でノルウェーの利益を十分に守ることができないことなどがあげられます。 ただし、1994年の国民投票の結果をみても反対52%、
直後の訂正、国民の怒りは爆発 【ロンドン三木幸治】欧州連合(EU)離脱を決めた英国の国民投票を巡り、離脱派の主要人物が訴えてきた公約の「うそ」を認め、国民から強い批判が出ている。ツイッターでは「離脱への投票を後悔している」という書き込みがあふれ、英政府に2度目の国民投票を求める署名は350万人を突破した。 「離脱派のキャンペーンで起きた間違いの一つだ」。離脱派を引っ張ってきた一人、英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首が24日のテレビ番組であっさりと間違いを認めたのは、英国がEU加盟国として支払っている拠出金の額だ。
仕事も家庭も世界が舞台! オーストラリア人の夫と3人の子どもと共にロンドンにて世界級ライフスタイルを実践中! 昨日の朝、「なーんだ、結局杞憂だったんじゃん」って夫と笑い合ってからいつもの騒がしくも平和な日常に戻るつもりで起きた。 ところが、Twitterフィードがおかしい、FBフィードもおかしい。 最初は何が起こっているのかわからない、現実が理解できない、呆然とひたすらニュースを読みあさる、そして24時間以上経った今はショック、そして怒り、悲しみ、まだ信じられない、そしてまた怒り・・・ これは、ほぼ全額ポンド建ての我が家の家計資産が一夜にして毀損されたとか、不況になったら自分の仕事はどうなる?、とかそういう個人的な経済上の問題ではない。 私たちの子どもたち世代の将来に、何十年にも渡って根深く悪影響を与える取り返しのつかないことをしてくれた、という怒り・悲しみである。 最初に前提を確認してお
Original reporting and incisive analysis, direct from the Guardian every morning
トピック「イギリス」について イギリスの国民投票の結果に対して、イギリス以外の国々でもエリートが大騒ぎしているようです。 business.nikkeibp.co.jp この決定はまず、6月24日のポンド暴落が象徴するように、英国経済にとって激震となる。‥‥同国はスイスやノルウェーのようにEUと交渉して、少なくとも関税廃止などの利点を維持しようとするだろう。 しかし、イギリスはユーロは導入していない上、シェンゲン協定にも参加していません。スイスやノルウェーと同じ立場になるだけで、経済が大混乱を来すでしょうか(両国に比べて所得水準が低いのは弱みですが)。スウェーデン、フィンランド、オーストリアもEU加盟は1995年と比較的最近ですが、加盟によって飛躍的に経済力が高まったようには見えません。*1 イギリスの財務省は、EU離脱によって大きな経済損失が発生するとの試算を発表していますが、日本の財務
イギリスがEU離脱した理由 Why UK left EU 2016.06.24 Updated by Mayumi Tanimoto on June 24, 2016, 13:38 pm JST イギリスのEU離脱を問う国民投票の結果、イギリスがEUを離脱することになりました。TwitterやメルマガでイギリスのEU離脱については書いてきましたが、残留予測の人が多かったにも関わらず、なぜイギリス有権者が離脱を選択したのかを疑問に思う方も多いでしょう。離脱の理由は、ヨーロッパを理解する上で、テック業界の方にも重要な事だと思いますので、以下まとめました そもそもEUってなによ? ところでなぜイギリスが離脱したかを理解するには、そもそもEUとは何かを理解する必要があります。 EUというのは欧州連合(European Union)のことです。地域統合体と呼ばれる組織で、主権(自分で自分の国のことを
By Karen Roe 全世界で報道された「パナマ文書」の公開により、タックスヘイブンという言葉が大きな注目を浴びました。そのタックスヘイブンの世界の中心がイギリスであり、イギリスこそが世界で最も腐敗した国家であるとイギリスの新聞・Independentが訴えています。 When a mafia expert tells us Britain is the most corrupt country in the world, it's time to start listening | Voices | The Independent http://www.independent.co.uk/voices/when-a-mafia-expert-tells-us-britain-is-the-most-corrupt-country-in-the-world-its-time-to-st
イギリスで主に障がい者向けの福祉予算が削られているというこの記事を読んで。 英国福祉改革センターのサイモン・ダフィー博士によると、世界金融危機後の2010年に保守党が政権を握って以降の6年間、障害者は健常者と比べて9倍、重度の障害を抱える人々にいたっては19倍も厳しい生活を強いられてきたという。こうした状態に陥ったのは、福祉と住宅手当、社会保障の削減が重なった結果だ。 ある国が生みだす富は有限で、それは現在で言えばGDPと呼ばれている。そして、そのGDPから国や地方自治体が徴収する税ももちろん有限で、その有限な資金をもとに、政府は国民の権利を保障するための歳出を行う。問題は、その歳出が歳入に見合わないほど大きくなったときどうすればよいのか、だ。 選択肢は二つしかない。歳入を増やすか、歳出を減らすか。歳入を増やすには、GDPを増やすか、税率を上げるか、あるいは借金をするという方法がある。歳出
アメリカによる広島と長崎への原爆投下が正しい決定だったのかどうかを問う世論調査を行ったところ、アメリカでは「正しい決定だった」と答えた人が多かった一方、イギリスでは「誤った決定だった」と答えた人のほうが多く、対照的なものとなりました。 それによりますと、2000人余りが回答したアメリカでは、45%の人が「正しい決定だった」と答え、「誤った決定だった」という答えの25%を上回りました。 これに対し、イギリスでは、回答した1600人余りのうち、「誤った決定だった」と答えた人が41%と、「正しい決定だった」と答えた28%を上回り、原爆投下の決定に対するアメリカとイギリス両国市民の考え方は対照的なものとなりました。 ただイギリスでも65歳以上の世代では、原爆投下について「正しい決定だった」と答えた人のほうが多く、半数近くに上りました。 一方、アメリカ、イギリスとも、核兵器が開発されたことを「好まし
殺害されたアンジェラ・ライトソンさんの写真。家族が提供し警察が公開(撮影地、撮影日不明、2016年4月7日公開)。(c)AFP/CLEVELAND POLICE/FAMILY HANDOUT 【4月8日 AFP】英国で39歳の女性を殴って致命傷を負わせた際に「セルフィー(自撮り写真)」を撮影し、さらに警察に電話をかけて家まで車で送ってほしいと頼んだ10代の少女2人が7日、15年間仮釈放なしの終身刑の判決を受けた。 少女2人は英イングランド(England)北東部ハートルプール(Hartlepool)のアンジェラ・ライトソン(Angela Wrightson)さん(当時39)の自宅で、家にあったシャベル、コーヒーテーブル、テレビなどで5時間にわたってライトソンさんを殴ってその場を立ち去った。 ライトソンさんは血痕が飛び散った居間で、100以上の傷を受けて死亡しているのが見つかった。 病理学の
正体不明であるものの、鋭い社会風刺画で世界的に知られる、「バンクシー」が、フランスの移民政策を風刺した作品を発表し、話題となっています。 この「バンクシー」の新たな作品が、25日、ロンドンにあるフランス大使館の向かいにある建物の壁で見つかりました。 作品はヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」に登場する少女が、下に置かれた缶から催涙ガスが噴き出す中で涙を流している姿が描かれています。 これは、英仏海峡トンネルを利用してイギリスに渡ろうと、フランス側の港町に殺到している不法移民に対し、フランスの警察が催涙ガスなどを使用したとみられることを風刺しており、作品の左脇には、現地の様子を撮影したとみられる動画のデータが読み取れるQRコードもあります。 現場には、突如現れた世界的なアーティストの作品を一目見ようと、多くの人たちが訪れ、写真に収めたりしていました。 作品は高級店が並ぶ地区で再開発中の
パリの同時テロを受け、フランス地域圏議会選で極右政党の国民戦線(FN)が歴史的勝利を収めたそうだが、英国では、シリアへの空爆拡大が下院で可決された2日後に、「強硬左派」ジェレミー・コービン党首が率いる労働党が白星をあげた。 コービンが労働党首となって最初の補欠選挙となったオールダム・ウエスト・アンド・ロイトンの選挙で、苦戦するという予想を覆して労働党候補者が圧勝したのだ。 空爆拡大の是非を問う下院採決では、60名を超す労働党議員が党首に従わず空爆拡大賛成派に回り、労働党はいよいよ分裂かと取り沙汰されていた。特に、影の外相ヒラリー・ベンが、イラク戦争開戦前夜のトニー・ブレアの演説のコピーのようなアゲアゲ系スピーチで「ファシストと戦うのが英国のトラディション」などとぶち上げて大絶賛されたものだから、「コービン体制は終わる」「ヒラリー・ベンが新党首か」と囁かれ始めていた。 が、そのわずか2日後、
英ロンドン西部のノースフィールズ駅に停車中の地下鉄ピカデリー線の車両(2015年8月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEON NEAL 【12月1日 AFP】英ロンドン(London)で地下鉄に乗っていた女性が「おまえはデブで醜い人間」と書かれたカードを手渡された事件について、現地警察は11月30日、捜査に乗り出した。 この一件をツイッター(Twitter)に投稿した医療従事者のカラ・フローリッシュ(Kara Florish)さんは、地下鉄に乗っていたときに自分が手渡されたカードは「悪意」のこもった「卑劣」なもので「自信がなくて悩んでいる人々を苦しめる可能性がある」とツイートしている。 フローリッシュさんが画像を投稿したカードの片面には「デブ」と書かれている。もう片面は長い文面で「我々の組織は太った人間を憎悪し、不快に思っている。世界中の半分が飢えているときに、おまえが大量の食料資源を
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