キリンホールディングス(以下、キリン)は、noteの運用開始からまもなく5年目を迎える。自社の取り組みだけでなく、「ビール業界を盛り上げたい」という思いから、note上で競合のビールメーカーとの対談記事を掲載するなど、常識にとらわれないさまざまなコンテンツを提供。そんなnoteの運用は、わずか1人の担当者が行っている。同担当者が「自由曲」「課題曲」と呼ぶnoteで配信するコンテンツの出し分け方や、他のSNSとの役割の違い、noteでPV(ページビュー)数を伸ばすコツなど、キリンのnote活用術のすべてを明らかにする。 キリンのnoteを立ち上げ、現在も運用担当者として活躍するキリンホールディングスコーポレートコミュニケーション部の平山高敏氏。2023年2月に著書、「ステークホルダーを巻き込みファンをつくる! オウンドメディア進化論」(宣伝会議)を出版した 「キリンで働く人の“声”や、“人感