ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の平井一夫社長は読売新聞のインタビューに対し、今年度末までに家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」を全世界で1100万台出荷する目標の達成に自信を見せた。主な内容は次の通り。 ◇ 従来品より1万円安い3万9980円に設定した新機種が好調だ。「PSはゲーム機である」という原点に立ち返った。年度末までに1100万台を出荷する目標の達成に、手応えを感じている。価格戦略は確かに大事だが、今はソフトの数を充実させることに力を入れたい。 PS3向けのソフト開発会社の負担を軽減するため、開発を支援する。SCE社員を派遣するなど人的な交流も促進したい。 (薄型・軽量化した)新型の「プレイステーションポータブル(PSP)」は、国内では9月の発売開始から2か月で100万台を突破した。ワンセグにも対応しており評判はいい。 (ゲーム事業は前期が2323億円