2008年3月4日、ドイツ中部ハノーバー(Hanover)の世界最大の情報技術見本市「CeBIT」に国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)が出展した廃棄されたコンピューターの山。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【3月11日 AFP】「気にしないよ。どうせみんないつかは死ぬんだから」―ドイツ中部ハノーバー(Hanover)で開催された世界最大の情報技術見本市「CeBIT」の会場でビデオゲームをしながらクリスチャン(Christian、17)が言うと、友人たちは一斉に笑った。 彼らが気にしないと言っているのは、ゲーム機が環境に与える負荷のことだ。米IBMやドイツ大手電気通信事業者ドイツテレコム(Deutsche Telekom)のように環境に対する貢献実績を懸命にアピールする企業もあるが、ゲーム業界には緑を愛する人はいないようだ。 ■航空業界を上回るCO2排出量