拠点は2匹が寄り添う「家猫」 猫アートのもりわじんさん、郷里・村山で活動 2010年04月15日 15:53 「家猫」は2匹の猫が寄り添っているように見える=村山市 猫アートの第一人者もりわじんさん(52)=本名・森和人(もり・かずと)=が、出身地の村山市に拠点を移し創作活動を開始した。独特の作風の招き猫をはじめ、生き物を題材に多彩な作品を制作しており、新築した住居兼工房も2匹の猫が寄り添う姿を描いた「家猫」という名の“大作”。地元の粘土を使い民芸品的な「もがみん」を新たに手掛けるなど意欲的だ。 もりさんは村山市大久保出身。大学で建築を学び、卒業後は美術の道へ進んだ。絵画に取り組みニューヨークでの企画展などに参加。35歳の時に友人の写真家やイラストレーターなど40人と猫をテーマにした作品展を開き、猫の置物を作ったのを機に招き猫などの制作を始めた。 粘土を素焼きし絵付けした作品が多く、風