UNIX系のOSで利用できるWebサーバの性能測定ツールといえば、Apache Benchやhttperfを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。これらの計測ツールは、残念ながら最近の高速なWebサーバを計測するには非力です。この記事では、高速なWebサーバにも負けないweighttpの使い方を紹介します。 weighttpとは何か weighttpは、Webサーバlighttpdの開発者が実装したWebサーバの性能測定ツールです。以下のような特徴を持ちます。 Webサーバのスループット(リクエスト毎秒)を測定できる ネイティブスレッドを複数起動し測定性能を向上できる libevを利用することで、モダンなポール・システムコールを利用する Apache Benchによく似たコマンドラインオプションを持つ 2.は Apache Benchやhttperfにはない機能です。ここが決定的に異な
負荷試験ツール「グリーン破壊」を公開しました で紹介したグリーン破壊ですが、その後も KLab 内の案件で利用されつつ 地道に強化されています。 最近強化された点を2つ紹介します。 グリーン破壊(KLab/green-hakai) 分散攻撃 以前紹介した時のグリーン破壊は fork して複数プロセスから攻撃する方式だったのですが、 execnet というライブラリを用いて実際に攻撃を行う外部プロセスを作成するようにしました。 execnet は fork&exec だけでなく、 ssh 経由でリモートマシン上に外部プロセスを 作ることができます。グリーン破壊もこれを利用して分散攻撃ができるようになりました。 設定ファイル (YAML) に次のようなセクションを書くと、ローカルに2プロセス、 attacker ホスト上に 4 プロセスの合計6プロセスから攻撃を仕掛けることができます。 #破壊
takada-at 作の インターネット破壊 を Python + Gevent で書きなおした グリーン破壊 を公開しました。 なんで作りなおしたのか インターネット破壊は Ruby + rev 製なのですが、 Ruby のバージョンや gem まわりなどが Ruby に詳しくない人にとっては複雑で、セットアップに数時間かかることがありました。 また、インターネット破壊が使っている rev というライブラリはオワコンらしいです。 さらに、 Rev を使ってイベントドリブンの書き方をしているために複雑で、カスタマイズや デバッグが難しいという問題もありました。 結局、インターネット破壊が期待通りに動かなくて調査していた時に、調査するよりも Gevent で書きなおした方が早い!と思って書き直してしまいました。 パフォーマンス グリーン破壊は内部でコネクションプールを利用しており、 keep
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