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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (24)

  • 百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間

    ある研究では、高齢のビッグマウス・バッファローは若い個体より免疫系が強かった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 2023年10月20日付で学術誌「Scientific Reports」に発表された最新の研究で、北米の広い範囲に生息するスモールマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus bubalus)とブラック・バッファローフィッシュ(Ictiobus niger)が、100年以上生きることが確認された。 栗色から青系までさまざまな色を持つこの魚は、ほんの数年前まで、20代半ばまでしか生きられないと考えられていた。しかし、2019年の研究で、体重35キログラム近くになることもあるビッグマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus cyprinellus)が112歳まで生きる可能性があると判明し

    百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間
    paradisemaker
    paradisemaker 2023/12/05
    そういえば「童貞は長生きする」と言われていた時代があった気がする(実際は逆だけど) "繁殖が成功するまでに何十年もかかることがある。だからこそ、これほど長生きするように進化したのだろう。"
  • 南極探検船エンデュアランス号をついに発見、水深3千mの海底で、沈没から107年

    1915年秋、アーネスト・シャクルトンが率いる南極探検隊の船「エンデュアランス号」が南極沖で沈没した。氷の上に取り残された28人の乗組員が、絶望的な困難を越えて生還するまでの顛末は、歴史上最も劇的な物語の一つとして知られている。だが、船が眠る場所は、この物語が残したミステリーとして語り継がれることになった。 そして今、謎は解けた。エンデュアランス号を捜索していた研究チームが、南極大陸に接するウェッデル海の海底で沈没船を発見したのだ。 アイルランドの探検家アーネスト・ヘンリー・シャクルトンの全長44mの船「エンデュアランス号」は、南極沖のウェッデル海で氷に破壊されて沈没し、100年以上にわたり行方不明になっていた。2022年、この船は水深3000mの海底で、驚くほど良好な状態で発見された。(THE FALKLANDS MARITIME HERITAGE TRUST, NATIONAL GEO

    南極探検船エンデュアランス号をついに発見、水深3千mの海底で、沈没から107年
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    paradisemaker 2022/03/15
    これはアツい
  • ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、宇宙空間での機体展開に成功

    宇宙空間での展開に成功したジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡の想像図。(ILLUSTRATION BY NASA) 2021年のクリスマスに打ち上げられたジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡が、最も難しいミッションである機体の展開作業を無事成功させた。折りたたんだ状態で宇宙へ打ち上げられた後、目的地を目指して移動しながら機体の各部位を展開させる作業は、万に一つの失敗も許されない危険なステップをいくつも踏む必要があった。 ウェッブ計画に携わる科学者やエンジニア、それを見守る宇宙マニアにとって、この15日間は緊張の連続だった。全ての段階を、一つずつ順番に、完璧にこなさなければならない。事前に地上で練習を重ねていたものの、実際に宇宙でどうなるかは予想がつかなかった。一カ所でも間違えば、始まったばかりのウェッブ計画は早々と終了してしまうかもしれなかった。しかし1月8日、主鏡の展開が成功したことによって、展開

    ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、宇宙空間での機体展開に成功
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    paradisemaker 2022/01/13
    成果が楽しみすぎる
  • 謎だった家畜ウマの起源、ついに特定

    内モンゴル自治区西ウジムチン旗にある繁殖センターの文化紹介イベントで疾走する馬の群れ (PHOTOGRAPH BY PENG YUAN/XINHUA VIA GETTY) 数千年前から、ウマは世界中の社会で重要な役割を果たしてきた。古代から耕作に力を貸し、人々を短い時間で遠くへと運び、戦場では兵士に闘いにおける優位性をもたらした。こうしたことを分かっていても、では家畜ウマはどこから来たのかというシンプルな疑問には、専門家はずっと頭を悩ませてきた。 最近、2つの大陸の100人以上の専門家の尽力で、その謎がようやく解けたようだ。家畜ウマのルーツは「ロシア南部」にあるという答えにたどりついたのだ。 アナトリア半島(小アジア)、イベリア半島、ユーラシア大陸のステップ地帯西部という3つの地域のいずれかが家畜ウマのルーツとして有望視され論議されてきたが、今回の発見で、その起源は、ユーラシアステップ地帯

    謎だった家畜ウマの起源、ついに特定
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    paradisemaker 2021/10/27
    日本の在来馬もモンゴルから朝鮮半島、対馬を経由して輸入されたものだそうな https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9C%A8%E6%9D%A5%E9%A6%AC
  • 太陽系に未知の惑星、99.6%存在、天の川の方向

    一部の天文学者たちは、太陽系外縁のどこかに、地球のおよそ6倍の質量をもつ惑星が潜んでいると考えている。(CALTECH/R. HURT (IPAC)) 太陽系にまつわる謎のなかでも特に興味深いのは、海王星の外側に巨大な氷の惑星が当にあるのかどうか、という問題だ。もし実在すれば太陽系第9の惑星となることから、仮に「プラネット・ナイン」と呼ばれているが、この仮説は、提唱された当時から賛否両論を巻き起こしてきた。一部の小さな天体が描く奇妙な軌道から推定されたものだからだ。 そんななか、米カリフォルニア工科大学の天文学者であるマイク・ブラウン氏とコンスタンティン・バティギン氏は、もしプラネット・ナインが実在するとすれば、これまで考えられていたよりも地球に近く、より明るく、見つけやすいだろうという分析結果を発表した。両氏による論文は、学術誌「Astronomical Journal」に8月22日に

    太陽系に未知の惑星、99.6%存在、天の川の方向
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    paradisemaker 2021/09/06
    あるんなら TESS で見つかるって言われてて、報告が無いからナインかと思ってた
  • シーラカンスの寿命は約100年か、従来説の5倍、成熟に55年

    アフリカのソドワナ湾で泳ぐシーラカンス。長い間、絶滅したと思われていたが、1938年に再発見された。(PHOTOGRAPH BY LAURENT BALLESTA, NAT GEO IMAGE COLLECTION) かつて、恐竜と一緒に絶滅したと思われていた原始の深海魚シーラカンスが、またしても科学者たちを驚かせている。新しい研究によれば、体長2メートルの「生きた化石」は、従来考えられていたより5倍も長く、おそらく100年ほど生きるという。 6月17日付けの学術誌「Current Biology」に発表された論文は、既知の2種のうちの1種、アフリカシーラカンス(Latimeria chalumnae)のうろこを新たに分析したところ、これまで推定されてきた寿命20年は誤りであると結論づけている。 さらには、卵胎生のシーラカンスのメスは5年間も子を身ごもり、オスとメスで若干異なるものの、産

    シーラカンスの寿命は約100年か、従来説の5倍、成熟に55年
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    paradisemaker 2021/06/22
    妊娠5年ww
  • 米探査機、木星の3衛星に20年ぶり大接近へ 新発見の期待高まる

    木星の周囲を42時間ごとに1周する衛星イオが、木星の雲に影を落としている。NASAの探査機ジュノーが撮影した画像。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SWRI/MSSS, KEVIN M. GILL) これから数年、私たちは木星やその衛星たちの新たな姿を目にすることができそうだ。2016年から木星を回り続けてきたNASAの探査機ジュノーが、今年で完了予定だった探査計画を拡張し、木星の衛星やリング(環)に接近して調査を続けることが決まった。(参考記事:「木星周回軌道から初の写真届く、探査機ジュノー」) 新たに決まったのは、2025年9月まで4年にわたり木星系(木星とその衛星の系)を42回周回する旅。ジュノーは過酷な環境に突入することになるが、地球でこの探査機をサポートする研究者チームは、ジュノーが何を見つけ出すか心待ちにしている。 「ワクワクしています。ジュノーを

    米探査機、木星の3衛星に20年ぶり大接近へ 新発見の期待高まる
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    paradisemaker 2021/02/05
    めっちゃ楽しみ
  • 1万年前の子連れの旅路、足跡化石から判明、驚きの詳しさ

    1万年以上も昔、現在の米ニューメキシコ州ホワイトサンズ国立公園内で、女性または若い男性が幼い子どもを抱え、泥に覆われた大地を徒歩で往復した。彼らの足跡から過去の世界が垣間見えてきた。(COURTESY OF NPS AND BOURNEMOUTH UNIVERSITY) 1万年以上も前のこと。1人の女性あるいは若い男性が、幼子を腰に抱え、せきたてられるように北へ向かっていた。現在の米ニューメキシコ州ホワイトサンズ国立公園でのことだ。泥の中を滑りながら裸足で歩く彼らの顔には、雨が打ちつけていたかもしれない。 途中、子どもをいっとき地面に下ろしながら、2人の旅は続いた。ついたばかりの彼らの足跡の上を、マンモスやオオナマケモノが横切って行った。何時間かして、旅人は南に向かって同じ道を戻って来た。今度は、子どもを連れていなかった。 時は過ぎ、現代の科学者たちが、1.5キロメートル以上におよぶこの往

    1万年前の子連れの旅路、足跡化石から判明、驚きの詳しさ
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    paradisemaker 2020/10/20
    ロマンだ
  • 鎧をまとった奇跡の恐竜、「最後の食事」が判明

    およそ1億1000万年前、現代のカナダ、アルバータ州北西部の焼け野原で、シダの葉をべるノドサウルス科の恐竜ボレアロペルタ・マークミッチェリ。このほど、その胃の内容物を詳細に調べた最新の研究結果が発表された。(ILLUSTRATION BY JULIUS CSOTONYI) 今から1億1000万年前の白亜紀、現在のカナダ、アルバータ州の森を、1頭の恐竜がゆっくりと歩いていた。森林火災の後だったのだろう、恐竜は焼け野原から伸びた柔らかいシダの葉をべていたようだ。しかし、まもなくこの恐竜は死亡し、海へと流された。そして長い時間をかけて堆積物のなかに埋もれていった。 時は流れて西暦2011年、オイルサンド採掘場の作業員が、鎧のような装甲に覆われたこの恐竜の化石を偶然掘り当てた。これまで発見された同種の化石としては最も保存状態が良いものだった。(参考記事:「鎧をまとった奇跡の恐竜化石」) この「

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    paradisemaker 2020/06/05
    ロマンだ
  • 「ウイルスが中国の研究所で作られたという科学的根拠はない」

    米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を40年近く務めるアンソニー・ファウチ氏は、エイズを含む数十件のアウトブレイクに対処してきた。そんな彼も、新型コロナウイルスの性質を異様に感じているという。(PHOTOGRAPH BY MARK THIESSEN, NATIONAL GEOGRAPHIC) 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国の新型コロナ対策の「顔」と言える科学者だ。ファウチ氏は今回、ナショナル ジオグラフィックの独占インタビューに答えて、新型ウイルスが中国の研究所で作られたと考える科学的根拠はないと断言した。 ファウチ氏は、「コウモリから見つかったウイルスと、現在猛威をふるっているウイルスの進化を見れば、これらが人為的な操作や意図的な操作を受けていないことがわかります」と言う。このウイルスは時間とともに自然界で段階的に進化し、種の壁

    「ウイルスが中国の研究所で作られたという科学的根拠はない」
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    paradisemaker 2020/05/13
    "秋から冬にかけて第二波が到来するまでに十分な検査体制を整えられていないとしたら、国の恥です。"
  • アッティラ王が率いたフン族 残忍ではなかった?

    馬に乗り戦うフン族の王アッティラとその軍隊。フランス人画家ウジェーヌ・ドラクロワの作品。(PHOTOGRAPH BY THE PICTURE ART COLLECTION, ALAMY) 西暦370年頃、フン族の大軍はヨーロッパへと進んだ。その過程で、ゲルマン諸族は支配下に置かれ、拡大するフン族の領土から逃げるように他の土地へと移っていった。ところで、フン族は一般に残忍とされているが、当にそうだったのだろうか? (参考記事:「1700年前の楽器「口琴」を発見、今でも演奏可能」) ただ、この問いに答えるのは難しい。歴史家のピーター・ヘザー氏は「フン族は今も多くの謎に包まれている」と記している。何しろ、彼らの歴史について記録された文書はほとんどなく、その起源もはっきりしないのだ。フン族は遊牧民族で、現在のカザフスタンあたりで勃興し、350年頃にはステップ地帯東部を制圧したと考えられている。な

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    paradisemaker 2019/09/25
    国の滅亡は統治者の交代であって、それを領民の皆殺しと捉えるのは近代以降の誤謬な気がするな。普通に考えて、そんなことすると占領地の資産価値下がるもんね。
  • 月の裏側の地下に謎の超巨大物体が、研究

    NASAのルナー・リコネサンス・オービターが撮影した月の画像。月の裏側が無数のくぼみで覆われているのがわかる。中央の青い部分は、南極エイトケン盆地。直径約2500キロで、太陽系で知られている限り最古かつ最大の衝突クレーターだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/GODDARD) 月の裏側の地下に、何やら巨大な物体が潜んでいるらしい。質量がハワイ島の5倍もある金属の塊のようだという。 学術誌「Geophysical Research Letters」に最近発表された論文によると、その物体は南極エイトケン盆地の地下300キロよりも深い場所にある。南極エイトケン盆地は、数十億年前、月の表面がまだ高温の溶岩に覆われていたときに、隕石が衝突してできた巨大クレーターだ。月面が完全に冷え固まる少し前に形成されたため、今も痕跡が残っている。(参考記事:「【解説】月の裏側でマントル物質を発見か、中国」)

    月の裏側の地下に謎の超巨大物体が、研究
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    paradisemaker 2019/06/13
    アイアンスカイやん
  • 南極で巨大首長竜の化石を発見、グループ最重量

    荒れる海を泳ぐエラスモサウルスを描いた復元図。今回、南極で化石が発見された個体は、先史時代の海生爬虫類の仲間であるエラスモサウルスの中で、最も重いものとなった。(PHOTOGRAPH BY STOCKTREK IMAGES, INC. / ALAMY) 南極半島に近い小さな島で、巨大な首長竜の化石が発掘された。エラスモサウルスの仲間で、このグループで史上最重量という。 何十年も悪天候と格闘したすえに、ようやく掘り出された今回のエラスモサウルスは、生きていたときには15トン近くの体重があったと見られる。しかも、南極で発見された古代の爬虫類では、最も完全な形に近いものの1つだ。5月17日付けの学術誌「Cretaceous Research」に研究成果が発表された。(参考記事:「知っているようでホントは知らない? 「恐竜」って何者?」) エラスモサウルス科は首長竜の1グループ。首長竜は恐竜時代の

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    paradisemaker 2019/06/12
    それ、旧支配者だよ
  • ネアンデルタール人の暮らし、なんと週単位で判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    何をして鉛に触れたのか 研究チームはさらに分析を進め、歯に含まれる元素の割合や酸素同位体の比率を導き出した。酸素同位体の比率を調べれば、当時の気候を読み解ける。古代人がべたり飲んだりしたものには酸素同位体が含まれており、その比率が温度によって変化するため、気温についての記録が残るというわけだ。おかげで今回の研究では、週単位の気候まで明らかになった。 この記録から、多くの哺乳類と同じように、歯の持ち主は春に生まれていたことがわかった。しかし、真冬には、どちらのネアンデルタール人の子どもにも微妙な構造の乱れが起きていた。これは、ストレスがかかっていたことを示している。「さまざまな事象によって、歯の成長は微妙に変化します」とスミス氏は言う。しかし、この乱れはいずれも冬に起きていた。寒さのせいで発熱やビタミン不足、病気などに陥っていたのかもしれない。 寒さのせいで生じていた問題はまだある。冬から

    ネアンデルタール人の暮らし、なんと週単位で判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    paradisemaker 2018/11/02
    これすげーな、ドラマが見える
  • 宇宙ホテルを2022年に開業へ、12日間10億円

    青い地球の上にのぼる朝日。国際宇宙ステーションから撮影。(PHOTOGRAPH COURTESY OF NASA) 何かと騒がしい地球を離れて、宇宙に行きたいと思ったことはないだろうか? 4年後にはその夢が叶うかもしれない。 米テキサス州ヒューストンに拠点を置くスタートアップ企業のオライオン・スパン社は、2021年までに、史上初となる高級宇宙ホテルを打ち上げる計画を発表した。「オーロラ・ステーション」と名付けられたその施設は、打ち上げ翌年の2022年から宿泊客を受け入れる予定だ。 12日間滞在できるチケットの価格は1人950万ドル(約10億円)で、これは一晩につき79万1666ドル(約8500万円)の計算になる。(参考記事:「米スペースX、壮大な火星移住計画を発表」) 地上320キロを周回 オライオン・スパン社は、今はまだ未来の宿泊客(およびオーロラ・ステーション)を宇宙へ送り届ける打ち上

    宇宙ホテルを2022年に開業へ、12日間10億円
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    paradisemaker 2018/04/10
    迸る詐欺感
  • なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし

    自分の巣にぶらさがるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のメス。米ルイジアナ州ニューオーリンズのオーデュボン自然研究所にて。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 交尾(交接)相手を求めるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のオスは、ときに不合理な選択をする。 理論的には若いメスの方がベターな選択だ――彼女たちは長い求愛行動を要求しないし、高齢の相手よりも繁殖力に富む。また若い個体が交尾相手のオスを生きたままべる確率は、高齢の個体に比べると格段に低い。 ところが学術誌「Animal Behaviour」3月号に発表された新たな研究によると、選択肢が与えられた場合、ハイイロゴケグモのオスはむしろ高齢のメスを選ぶ傾向にあるという。 「高齢のメスと交尾するこ

    なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし
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    paradisemaker 2018/03/23
    そりゃ色気に決まっとる
  • 氷河期の絶滅サイを復元、毛むくじゃら、シベリア

    ケブカサイ「サーシャ」の赤みがかった明るい金色の毛皮は科学者たちを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY ANASTASIA LOGINOVA, THE SIBERIAN TIMES) それは、発見した猟師の名前にちなみサーシャと呼ばれている。 ロシアの科学者たちによると、サーシャが生きていたのは1万年ほど前のことだ。オスなのかメスなのかも定かではないが、サーシャは男性にも女性にも使われる名前だという。 サーシャは、氷河期のケブカサイ(Coelodonta antiquitatis)だ。全身がほぼそのまま保存されており、この時代を研究する者にとって驚くべき発見だった。(参考記事:「ケブカサイ、絶滅種再生の可能性」) 同じ時代に生息していたケナガマンモスとは違い、ケブカサイが見つかるのは珍しい。進化の歴史もよくわからず、何をべ、どのくらいの寿命だったのかなど、その生活は謎のベールに包まれて

    氷河期の絶滅サイを復元、毛むくじゃら、シベリア
  • 海王星に巨大嵐が出現、サイズは地球並み

    NASAの宇宙探査機ボイジャー2号が1980年代末に撮影した海王星の嵐。今回、ハワイのケック天文台で観測された新たな嵐は、その大きさと発生場所で天文学者たちを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY NASA) 太陽系最強とも言われる海王星の風が、さらに激しさを増したようだ。青く美しいこの惑星の赤道付近で、新たな嵐が発生した。 見つかった嵐は、明るく光を反射している雲の塊で、直径は地球と同程度。メタンの氷の雨を地上に降らせていると見られる。米ハワイ州にあるケック天文台で撮影された画像からは、雲が6月26日から7月2日までの間、特に明るく輝き、その後も7月25日にかけて大いに暴れまわっているのが確認されている。 海王星では過去にも嵐が観測されているが、赤道付近でこれほど巨大な嵐が見られたのは初めて。通常、嵐は極付近に集中する。(参考記事:「土星北極の巨大嵐、カッシーニが観測」) 「この嵐は実に

    海王星に巨大嵐が出現、サイズは地球並み
    paradisemaker
    paradisemaker 2017/08/09
    ケック天文台でこんなクリアに見えんの? すげぇなぁ、今の観測技術って。
  • 女性の好みが男性器の進化に影響?

    女性の好みは男性器の進化に影響を及ぼした可能性がある。 Photograph by Patrik Giardino, Getty Images 大きいことは良いことだ。少なくとも女性が好む男性器のサイズに関しては。最新の研究によれば、女性が選択するサイズが、男性器を大きくする進化に導いた可能性があるという。 男性の外性器の大きさに関する好みを女性に質問した過去の研究では、意見はさまざまに分かれた。大きさなど気にしないと答えた女性もいれば、大きい方が好きだという女性もいた。 今回の研究を率いたカナダ、オタワ大学の生物学者ブライアン・マウツ(Brian Mautz)氏は、当時の女性たちは公正な意見を述べなければならないという圧力を感じていた可能性があると指摘している。つまり、大きさなど関係ないという意見だ。 そこで、マウツ氏のチームはある実験を行った。コンピューターで作成した等身大の男性の輪郭

    女性の好みが男性器の進化に影響?
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    paradisemaker 2017/07/18
    だよね "複数の研究から、性的な満足感との比例的な関係が大きさの好みに影響することが示されている"
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

    ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア
    paradisemaker
    paradisemaker 2017/07/18
    新説? これって昔から言われてない?