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ブックマーク / blog.gururimichi.com (12)

  • 記憶に残る最高のRPG『UNDERTALE』感想|泣き、笑い、感動し、絶望の果てに犬をなでる - ぐるりみち。

    このゲームを中学・高校生でプレイできる世代が、心底から羨ましい。 ハマれば、きっと一生ものの作品になるだろうから。 僕自身、クリアした瞬間は、リアルに頭を抱えて「どぅわーっ!」と声を出すほどには衝撃的だった。……いや、正確には「に゛ゃー!」だか「ぎゃーす!」だったかもしれない。いずれにせよ、毎周のエンディングのたびに何かを叫び、むせび泣き、頭を抱えてしまうなどしたことは覚えている。 特に3周目、最後まで終わらせた直後の自分の状態は、一口に言えば「虚無」だった。目の前の結末に呆然としてしまい、しばらくは何もできなかった。ゲームの内容に関する並々ならぬ衝撃もあったけれど、それ以上に、自分が “選んでしまった” ことへの後悔の念が大きかったように思う。 感動と、絶望と、悔恨と──そして、そんなとてつもないセカイを創り上げた作者さんへの賞賛もあった。やべえ作品だとは聞いていたけれど、1ゲーム

    記憶に残る最高のRPG『UNDERTALE』感想|泣き、笑い、感動し、絶望の果てに犬をなでる - ぐるりみち。
  • FGO新規層から月姫ファンまで、全方位へ向けた型月指南書『TYPE-MOONの軌跡』 - ぐるりみち。

    改めて、「もう10年以上になるんだなー」と実感した。 そのゲームと出会ったのは、まだ学生だった頃。まだ「オタク」の肩身が狭かった当時、某泣きゲーがきっかけで深夜アニメを観るようになった自分が、初めてのオタク友達から勧められた作品だった。ちょうど、アニメ化される少し前くらいだったかしら。 学校帰りに、半ば押し付けられるように渡されたノベルゲーム。 何の事前知識もないまま、少しずつ進めていこうとパソコンで読みはじめた、次の瞬間──気がつくと、朝になっていた。あまりのおもしろさに、日常が殺された。それから数日、家に帰れば時間が許すかぎり読み耽り、生活に支障を来すレベルで夢中になっていた覚えがある。 あれから10年。 今となっては当時のことも懐かしく、「いやー、そういや学生時代、何日も徹夜して読んでたノベルゲーがあったわー、あの頃は若かったわー」なーんて思い出したように懐古するくらいかと思いきや…

    FGO新規層から月姫ファンまで、全方位へ向けた型月指南書『TYPE-MOONの軌跡』 - ぐるりみち。
  • 渋谷『瑞兆』のカツ丼は、過去最高においしい至高の一品だった - ぐるりみち。

    圧倒的な存在と相まみえたとき、人は言葉を失う。 なんとかして声を絞り出そうにも、大きなため息を漏らすか、「あ〜〜〜!!」という訳のわからない叫びが発するか、一言程度の感想をポロッと吐き出すくらいが限界。なればこそ、僕のような一部のオタクは、感極まってこう漏らすのだ。「尊い……」「好き……」などと。 そういった状況はべ物にも当てはまり、「うめえ!」「パねえ!」と叫ぶか、何も言えなくなることがある。年に何度もない経験ではあるものの、つい先日にべた喉黒がまさにそれだった。 あまりのおいしさに声を出せず、しかし同時に込み上げてきた感情の昂ぶりを抑えることもできない。机の上に突っ伏し、身悶えるしかできなかった。おいしくておいしくて震えつつも、あのときは多幸感に包まれていたように思う。 ただ、そのような予期せぬ出会いは頻繁にあるものではない。今年は前述の喉黒と日酒の美味っぷりを胸に抱き、年末を迎

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  • すべての人見知りやコミュ障に読んでほしい本『内向型を強みにする』 - ぐるりみち。

    5人以上の飲み会が苦手だ。 ……いや、飲み会自体は楽しいし、呼ばれれば喜んで参加するのですが。 実際、昔から仲間内では「呼べば来る男」と称されるくらいに参加率は高かったし、僕自身、いつもその場を楽しめていた自覚はある。「ウェーイ!」すぎるノリは苦手だけど、「大勢でお酒を飲む」こと自体は好きなのです。 ただ、時にはそれが、憂に感じることもある。 たとえば、飲み会の前。それがどれだけ気心の知れた友達グループの酒席だとしても、集合前に気分が落ちこむことがある。当日は数時間前に現地入りして、店の場所を確認。集合時間まで暇つぶしをして過ごす──というところまではいい。ところが、いざお店の前に立つと……なんだか無性に胸がドキドキして、苦しくなることがあるのです。もしかして:恋 何かやらかしてしまわないだろうか。変なことを口走ってしまわないだろうか。自分がいることで、誰かを不快にさせてしまわないだろう

    すべての人見知りやコミュ障に読んでほしい本『内向型を強みにする』 - ぐるりみち。
  • 初音ミク10年の歴史〜“ボーカロイドの物語”を楽曲と歌詞から振り返る - ぐるりみち。

    「初音ミク」の誕生から、はや10年。発売日である8月31日は過ぎましたが、今なお各所から「ミクさんおめでとー!」の声が聞こえてきます。マジカルミライ、行きたかったお……。 僕自身はいちファンに過ぎない身ではありますが、初期からボカロカルチャーに親しんでいたこともあり、「もう10年かあ……」と不思議な感慨があります。ニコニコ動画のランキングで初めて見かけて、ハマり、あれこれと動画を探して追いかけていたころが懐かしい。 初めて見た動画は、Otomaniaさんの「Ievan Polkka」でした(コメントは2007/9/5のログ) せっかくの10周年。「自分なりに『ボーカロイド』について振り返ってみよう!」 ……などとも考えたのですが、当然そんなものは公式サイトや各メディアで企画されているわけで。好きな曲のまとめ記事は過去に書いちゃってるし……うーむ。 そこで思い浮かんだのが、「キャラクターある

    初音ミク10年の歴史〜“ボーカロイドの物語”を楽曲と歌詞から振り返る - ぐるりみち。
  • 「書く」を鍛える発想法「ノンストップ・ライティング」の魅力(アイデア大全より) - ぐるりみち。

    5月に『アイデア大全』を読んで以来、同書に書かれている「発想法」をいくつか試している。『アイデア大全』については下記記事で感想をまとめているので、詳しくはそちらをどうぞ。 アイデアを生み出すための手法が、42個も掲載されている書。当然、すぐに全部を実践できるはずもないので、暇なときにちょちょいと読み直しつつ試している格好。 そんな発想法のうち、継続的に取り組んでいる手法がひとつある。 『アイデア大全』を最初から最後まで読んだうえで、特に「これはぜひとも実践したい!」と感じられた手法。6月上旬から取り組むようになり、この2ヶ月以上、なんだかんだで続けられている。それどころか楽しんですらいるし、メリットと言えそうな効果も現れてきている。 それが、「ノンストップ・ライティング」だ。 スポンサーリンク テーマなし&時間制限ありのフリースタイルが楽しい! 「ノンストップ・ライティング」 あるいは「

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  • 【冬コミ】気になる創作・評論・グルメ同人誌まとめ【C91】 - ぐるりみち。

    ※写真は2015年の夏コミ。 あっという間に2016年も終わり。そして年末最後のイベントといえば紅白歌合戦――では当然なく、冬のコミックマーケットである。FGOは終わり、魔神柱はみんな素材になったんや……。 自分にとって初めて参加したコミケがちょうど10年前の夏だったので、今回から11年目に突入する格好。今日は前日設営に参加してきましたが、やっぱりあの “文化祭前の準備” っぽさが楽しい。 “嵐の前の静けさ”とも言う。三十路になる前にはサークル参加してみたいな……。 さて、そんなわけで今回もサークルチェックついでに、気になったサークルさんの告知ツイートを勝手にまとめました。チェックに際してはアキバBlog(@akibablog)さんの支援ツイートほか、各サークルさんのRTを参考にさせていただいております(参考:"【冬コミ支援】" - Twitter Search)。 追記:一部新刊の感想

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  • ポケモンGOのある風景①〜新宿中央公園、世田谷公園、駒沢公園、代々木公園、池袋西口公園 - ぐるりみち。

    『Pokémon GO』はまったりプレイ中。 ポケモン世代ド真ん中ということもあって最高にゲームを楽しみつつ、ようやくレベル19になったばかりの僕です。もともと公園をお散歩するのが好きだったこともあり、最近はポケモンゲットがてら都内をぶらぶらしております。 今回は、都内の公園を巡りつつ撮影した写真と一緒に、その様子をざっくりとまとめました。どこの公園に、どれだけのポケモントレーナーが集まっているのかの参考になれば。記事では、新宿中央公園・世田谷公園・駒沢公園・代々木公園・池袋西口公園を掲載しています。 伝説ポケモン実装と聞いて街に出たら、トレーナーたちが帰ってきてた スポンサーリンク 新宿中央公園(13:00) 新宿駅西口、東京都庁の直下に広がる緑豊かな都市公園が、新宿中央公園です。 平日のお昼どきということで、お昼休みのサラリーマン・OLさんがいるかなー? と期待して訪れてみたところ、

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  • 池袋『牛かつ いろは』で、とろとろ牛かつランチ! - ぐるりみち。

    とんかつが、好きです。 日常的な “ごちそう” と言えば、昔から思い浮かぶのはそれだった。というか、揚げ物全般はごちそうである。感が楽しい衣はそのままべてもおいしいし、ソースをかければ言うに及ばず。特にとんかつは、なんかもうたまらん(語彙貧)。 そんな「とんかつ」をはじめとして、チキンカツ、メンチカツ、ハムカツ、串カツなどなど世に数多の「カツ」はあれど、いまだその味を知らぬ「カツ」があった。それこそが、この「牛カツ」でござる。 ――というわけで、実際にってきた。 スポンサーリンク サラリーマンのごちそう?いつも行列の牛かつ屋さん このたび訪れたのは、『牛かつ いろは』さん。池袋駅東口から歩いてすぐ、ヤマダ電機LABI1日店のすぐ近くにお店を構える牛かつ屋さんです。 お店があるのは、入り口から下へと続く階段を行った先の、地下一階。外からでは様子がまったくわからないので、ちょっと入

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    pikopikopan
    pikopikopan 2015/11/13
    ぎゅうかつ
  • 無職になって、見るのが楽しくなったもの・辛くなったもの - ぐるりみち。

    ブログの下書きをあさってたら、こんなのが出てきた。無職になってから「見るのが楽しくなったもの」と「見るのが辛くなったもの」の一覧。 要するにアレっすね。環境の変化によってもたらされた、自分の視点の変化。自分の生活がちょっと変わったことで、それまで見えていた世界が、別のモノとして姿を現すようになったのです……! なんて大仰な話ではないけれど。 見るのが楽しくなったもの スケジュール帳 面倒な取引の予定、苦手な顧客とのアポイント、気が重いだけの会社の飲み会……。そのような、自分にとってあまり良いものではない「予定」ばかりが書かれていたスケジュール帳が――なんということでしょう。自分の思うがまま好きなまま、自由に予定を埋めることができるようになったのです! まっさらところに予定を埋めていく楽しさ。それまでは、「◯時 △さん 訪問」といった仕事の予定ばかりが淡白に書き込まれていただけなのに、今や(

    無職になって、見るのが楽しくなったもの・辛くなったもの - ぐるりみち。
    pikopikopan
    pikopikopan 2015/02/09
    気がついたら、一日中布団に入ってたので、私にとっては無職は健康に悪い。
  • 「転勤族」の子供として育つということ|4つの小学校に通った僕の話 - ぐるりみち。

    ※「転勤族の特徴はこうだ!」という話ではなく、徹頭徹尾、主観的な自分語りです。 スポンサーリンク 引っ越しの多かった小学生時代 僕の家庭はいわゆる「転勤族」だった。1年に1回以上は引っ越すレベルで常に飛び回っているものではなかったけれど、一般的な家庭と比べれば引っ越しの回数は多かったように思う。 北は北海道、南は東海地方まで。それよりも西に住んだことはないので、「日全国、いろんな土地のことを知ってるぜ!」なんてことはとても言えない。それに、ほとんどが関東圏だったこともあるし。 とは言え、小学生時代はなかなかにハードなものだった。6年間で通った小学校は、4校。その中で関わってきた人間を数えようとすれば、かなりの人数になるんじゃないかと思う。──今となっては、顔と名前を思い出せる人はその一部になるけれど。 試しに、ちょっと思い出そうとしてみた。通っていた学校ごとに、特に仲のよかった友達──各

    「転勤族」の子供として育つということ|4つの小学校に通った僕の話 - ぐるりみち。
    pikopikopan
    pikopikopan 2014/02/17
    うわー!自分も同じくです!私はキャラを演出できない&自分から動かなかったので、転勤でたいていいじめられてましたが。人との距離感と他人への執着と、自分の時間大事はナカーマです。
  • 毎日お風呂に入らない人は“不潔”なの?調べてみた! - ぐるりみち。

    僕はお風呂が大好きだ。どのくらい好きかと言えば、ひとり暮らしをしていたころは毎週末にスーパー銭湯へ行くのが何よりの楽しみで、行けば2時間以上はゆっくりとするくらいに大好きだ。 僕は温泉も大好きだ。どのくらい好きかと言えば、評判の温泉が山奥にあると聞いて、レンタカーを借りて200kmの道をかっ飛ばし、霧で10m先も見えない山道を夜遅くに登り、道の駅で凍えながら車中泊をして、翌朝、一番乗りで温泉にダイブするくらいに大好きだ。 そんな、根っからの「風呂ボーイ」である僕。しかし一方で、冬になると実家では、2日に1回しかお風呂に入らない。理由は単純。「昔からそうだった」から。ひとりのためだけにお湯を張るのも申し訳ないし、特に文句もないので、ずっとそうしてきた。 ところがどっこい。大学生時代の話である。サークルの仲間と数人で飲みに行ったときにそのことを話したら、ドン引きされてしまった。しかも男子に。

    毎日お風呂に入らない人は“不潔”なの?調べてみた! - ぐるりみち。
    pikopikopan
    pikopikopan 2014/02/12
    冬は2日に1度やね。汗かかないし
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