取材中にチャーミングな笑顔を見せる、当時93歳の佐藤ハルエさん=2018年8月17日、郡上市高鷲町ひるがのの自宅で
今年3月、岐阜市の養護老人ホーム施設に火を放ったとして、岐阜県警捜査1課と岐阜北署は2日、現住建造物等放火未遂の疑いで、当時施設職員だった美濃市松倉台、福祉型児童発達支援センターみやこ園職員の女(57)を逮捕した。 逮捕容疑は、3月31日午後3時ごろ、岐阜市椿洞の養護老人ホーム寿松苑1階の倉庫で、段ボールに火を放った疑い。出火時倉庫は無人で、火はスプリンクラーが作動し消し止められた。 岐阜北署などによると、防犯カメラの映像などから女の犯行が浮上した。事務職員として勤務していたという。容疑を否認している。署は動機などを調べている。 両施設を運営する岐阜市社会福祉事業団の若山和明理事長は「当団体の職員が逮捕され、誠に遺憾。警察の捜査の推移を見守ってしかるべき対処をしたい」とコメントした。
笠松競馬場の正門前。午前7時には約500人のファンが並び、開門を待った ここはアイドルのライブ会場か。「名馬、名手の里 ドリームスタジアム」の愛称がある笠松競馬場のスタンドやラチ沿いが10~20代の若者らで埋まった。 このところ、不祥事に揺れていた笠松競馬だが、時代を超えて輝き続ける「永遠のヒーロー」オグリキャップと、ゲームや漫画で人気の「ウマ娘」とのコラボ企画がようやく実現。競馬場内は雨の中、全国から集まった聖地巡礼のファンらの熱視線と温かい拍手に包まれた。 4月28日に笠松の看板レース「オグリキャップ記念」、29日には芦毛馬限定の「ウマ娘シンデレラグレイ賞」が行われた。2日間にわたっての笠松競馬フィーバー。馬券をまだ買えない世代も多く来場し、競走馬と騎手の頑張りそのものにワクワク、ドキドキ。オグリキャップの聖地でのウマ娘とのコラボで、新たな「社会現象」ともいえる盛り上がりを見せた。 ウ
水田の稲を食べるジャンボタニシを駆除しようと、岐阜県関市旭ケ丘小学校6年の栗山知大(ちひろ)君(11)が、捕獲装置の研究に取り組んでいる。5年生で考案した装置は市発明展で市長賞を受賞。市は県の補助事業を活用してこの仕組みの装置を約100個製作し、農家の被害防止に役立てている。JAめぐみのは29日、...
名古屋鉄道は、岐阜県可児市川合北の名鉄資料館を12月25日で閉館すると発表した。120年以上にわたる名鉄の歴史を伝える数々の資料の保存・展示施設として、1994年6月の開館以来、県内外の鉄道ファンや親子連れに親しまれてきた。隣接する同社の教習所が老朽化のため閉鎖されるのに伴い、閉館が決まった。 資料館は従業員教育の目的も兼ね、教習所に併設する形で創業100周年記念で開館した。名鉄の前身、愛知馬車鉄道の敷設願のほか、歴代の名鉄電車の記念切符やヘッドマーク、制服、車両機器など貴重な資料約3万5千点を収蔵・展示する。平日のみの開館で予約制にもかかわらず、今も多くの鉄道ファンが訪れる。 閉館の報に、ファンからは「名鉄の歴史の長さを実感できる、東海地方では数少ない鉄道資料館だった」などと惜しむ声が上がる。鉄道ジオラマや運転シミュレーションゲーム(いずれも現在は利用停止中)で小5の息子とよく遊んだとい
岐阜県と県教育委員会、岐阜市は18日、新たに県岐阜商業高校(岐阜市則武新屋敷)の60代男性教諭の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。同校に関連する感染者は計6人となり、県はクラスター(感染者集団)に認定した。県内での感染確認は5日連続で、感染者数は計173人となった。 県内で確認されたクラスターは五つ目で、他の四つは既に終息している。文部科学省によると、高校でのクラスター発生は全国で初という。県担当者は「(第1波を受けて)県はPCR検査能力を増強しており、陽性者の濃厚接触者など周辺を丁寧に検査している」と話した。 県教委などによると、教諭は保健体育と部活動の指導を担当しており、15日に最初に感染が確認された40代男性教諭と同じ部屋で勤務していた。発症日は同じ今月4日だった。 教諭は5日、38度台の発熱があったが、部活動の指示を出すため5分だけ出勤していた。また、解熱後の12~15
岐阜県は24日、加茂郡川辺町に住む60代の女性会社員、可児市に住む50代の自営業女性の新型コロナウイルス感染を新たに確認した、と発表した。2人とも22、23日に感染が確認された可児市の70代夫婦と同じ合唱団に所属しており、メンバー29人のうち4人の感染が確認された。県は「クラスター(集団感染)の可能性が高い」と分析。他のメンバーの検体検査を早急に行って感染状況を調査する。また岐阜市は、30代の男性の感染を新たに確認した、と発表した。県内での感染確認は計11人となった。県内での感染確認は22日からの3日間で8人に上るなど、急伸している。 県によると、川辺町の女性は3月13日に発熱し、15日に治まった。可児市の女性は18日に発熱し、23日に治まった。いずれも現在まで引き続き無症状だが、感染確認を受け入院した。 合唱団は週1回、可児市内で約2時間の練習をしていた。県は、感染が確認された4人の発症
岐阜県飛騨市神岡町に建設予定の素粒子ニュートリノ観測の次世代装置「ハイパーカミオカンデ」の建設費の一部が、13日に閣議決定した本年度補正予算に盛り込まれたことが15日、関係者への取材で分かった。トンネル掘削などに充てる35億円で、同予算案の「学校施設等の整備」(1170億円)に含まれている。同装置の建設費の予算化は初めて。 ハイパーカミオカンデは同町で稼働中のスーパーカミオカンデの後継機で、東大宇宙線研究所が建設する。スーパーカミオカンデの約10倍の19万トンの純水を巨大なタンクに満たし、ニュートリノが水と反応して出る微弱な光を捉える。建設予定地はスーパーカミオカンデから南に約8キロの、地下約650メートルの場所。 建設費の予算計上に地元では歓迎の声が上がっており、誘致を進めてきた都竹淳也飛騨市長は「大事業がスタートラインに立ち、大変喜ばしい。地域の新しいチャンスだ」と話した。同研究所OB
めまいや耳鳴りが繰り返し起こる内耳の疾病「メニエール病」について、岐阜大病院(岐阜市柳戸)耳鼻咽喉科・頭頸部外診療科長の青木光広臨床教授が治験に携わった新たな治療法が、健康保険の適用を受けることとなった。青木臨床教授は「手軽にできるので、悩んでいる人は相談してほしい」と呼び掛けている。 新たな治療法は「中耳加圧治療」と呼ばれるもので、携帯型の機器とつないだ特殊なイヤホンで1日3回、各3分間、耳に弱い圧力を小刻みに与える。富山大と共同で治験を行い、治療例の80~90%でめまいなどの発作を抑えた。 青木臨床教授によると、メニエール病は10万人に100人ほどが発症。手術治療を選択する人もいるが、改善率は75%程度という。「日常生活に大きな影響があるため悩んでいる患者も多い。新しい治療法が、症状や不安を取り除く一助となる可能性はある」と話している。 機器の貸し出し料などに健康保険が適用でき、3割負
新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」を紹介する中村隆春社長(左から3人目)ら=21日、東京都千代田区、TKPガーデンシティ御茶ノ水 ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市)は21日、水素水を粉末にした新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」の販売を始めた。水素が持続的に発生し、無味無臭であるのが特徴。味に影響を及ぼさないため、飲み物のほか、食べ物などに混ぜて利用できる。年間1万箱の売り上げを目指す。 新商品は岐阜大、東京工科大との共同研究により開発した。同社が2010年から販売している清涼飲料水「逃げない水素水36」を凍結乾燥して粉末化したもの。一般的な水素水は開封後に水素が抜けてしまうが、逃げない水素水は独自の製造技術で水素を内から発生させ続ける。粉末化してもその機能を保持しており、水に溶かすと48時間以上水素が発生するという。 この日、東京都内で会見した中村隆春社長は「日本で
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