東海4県でも登山をきっかけに観光消費や周遊を促す取り組みが広がる。岐阜市の金華山ではリスと触れあえる施設をSNS(交流サイト)でアピール。愛知県の猿投山では近隣の観光地と組み合わせたスタンプラリーを実施し、周辺の飲食店で使えるポイントを付与する。ハイキングマップや登山記念を充実させる地域も目立つ。織田信長ゆかりの岐阜城がある金華山(標高329メートル)は、初心者も登りやすい山として人気だ。最近
しばらく前に「港区女子」が話題になったときに、その由来について少し調べていてまとめかけていたことがあったが、先に別の記事が出たためお蔵入りさせていた。しかしまた話題になっているようなので、少し筆を入れて今回公開する。 “港区女子”はいつからあるのか"港区女子"の検索頻度をGoogle Trendsで調べると、2015年ころから徐々に増え始め、2017~2018年にブレイクし、その後も継続的に検索ボリュームが増えてきた言葉だと分かる。 Google Trends "港区女子" vs "キラキラ女子"“港区女子”という言葉はイメージにぶれがある。例えば次の記事からもそれはうかがえる。 港区女子とは、港区に家を構えている女子というわけではなく、お金持ちが多く集う東京都港区をベースに華やかな日常を送る女性たちを指す言葉です。セレブ感漂うホームパーティーを開いたり、高級バー・高級レストラン・高級ラウ
今年もこの季節がやってきた。月に見立てた目玉焼きをサンドした秋の風物詩「月見バーガー」を、日本マクドナルドが発売した。最近では「月見」=「たまご(目玉焼き)」というイメージが消費者に定着し、マクドナルドにとどまらず、さまざまな飲食店で「月見」というワードを目にすることが増えた。どのようにして、月見商品の消費文化は広がっているのか。 消費者と企業の「ノリ」で成立 たまごとオーロラソースが特徴の日本オリジナルの「月見バーガー」は、1991年に初めて販売された。興味深いのは「月見」というイメージがまだ定着する前のことであり、たまごが人気 → 秋はたまごが安定供給される → 秋にたまごを使った商品を出す、という消費者ニーズが開発背景にあったことだ。 当時の調査で、バーガーに入っているとうれしい人気食材が「たまご」と判明。たまごは秋に安定的に供給されるので、当時900店舗ほどあった全国のマクドナルド
ソーシャルネットワークの黄昏、Web 2.0の振り返り、そして壊れたテック/コンテンツ文化のサイクル 2022.08.21 Updated by yomoyomo on August 21, 2022, 20:05 pm JST BSプレミアムで放送された「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」の2010年代編「アメリカ 分断の2010s」において、作家のカート・アンダーセンが、映画『ソーシャル・ネットワーク』が作られた頃、マーク・ザッカーバーグは「軽蔑」されてはいなかった、とコメントしていて思わず笑ってしまいましたし、その後に少し考え込んでしまいました。 『ソーシャル・ネットワーク』でのマーク・ザッカーバーグは、お世辞にも好感の持てる人物ではありませんが、それはテクノロジーにほぼ興味がなく、仲間内の特権意識、嫉妬、裏切りといった人間ドラマを描きたかったアーロン・ソーキンの脚本で悪役が割り当て
6年に1度行われる、フィリピンの大統領選挙。5月9日に投開票日を迎えます。 多様な顔ぶれの候補が立候補していますが、支持率トップを走るのは、かつて独裁者と呼ばれ、その後民衆によって倒された、元大統領の息子です。 なぜ彼が、支持を集めているのか。 取材するとフィリピンの抱える課題が見えてきました。 (フィリピン大統領選挙取材班 酒井紀之、伊藤麗、北井元気) フィリピンはいま、国をあげての祭りのような、興奮した雰囲気に包まれています。 5月9日、同じ日に、大統領、副大統領、上下両院の議員、それに全国の首長や議員まで、有権者が直接、票を投じて選ぶので、それぞれの選挙活動が盛んに行われているのです。 フィリピンの選挙戦は、日本とはまるで違います。特に大統領候補の集会は、野外音楽フェスティバルのよう。 有名芸能人が司会し、かわるがわる人気アーティストが舞台に上がってパフォーマンス、観客を大いに盛り上
ある程度の年代の人なら、かつて巨大掲示板群「2ちゃんねる」が、かなり“あやしい”存在だったことを覚えているでしょう。独特なネットスラングが飛び交い、リンク先はブラクラ、書き込んでいるのは匿名のユーザーばかり。「殺伐」「アングラ」などと形容されていました。 しかし、当時の“名無しさん”たちに取材したところ、返ってきたのは「自分に友達が少なかった理由を教えてくれた場所だった」「いろいろなことに長けた人たちが集まった『サーカス』に見えた」「『個』が求められない心地よさがあった」。一般に根付いているイメージとは大きく異なるものでした。 令和元年を迎えた2019年は、2ちゃんねる誕生20周年の年。Twitter、InstagramといったSNSが台頭した今でも使われ続けている“匿名掲示板の魅力”とは何なのでしょうか。 2004年時点の2ちゃんねる入り口(Webアーカイブより) 左:5ちゃんねる、右:
【中村光毅氏、イデの元に召される・・・】メカニック・アートの第一人者 (ジョニー暴れん坊デップの部屋) 「Confort」中村光毅氏インタビュー ( // musi-musi //) 崖の上のポニョ 感想 (崖の上のポニョ 感想) 【アニメ】:これがプロフェッショナルの仕事と生き様、マクロスの河森正治監督が語る「アニメーション監督という職業」 (白石運送) 足利事件から日本鬼子まで (cancerkiller173のブログ) 今敏 追悼BOOKだけを目当てに今月号のコミックリュウを買ってしまうのは不謹慎なんでしょうか…。 (新製品と価格のメモ) 「破」全記録全集・庵野総監督インタビューの感想 (ユイさんのこと、を想う) Twitter Trackbacks () Twitter Trackbacks () 早すぎる、今敏監督 (札幌生活) 7/18~7/19 マスコミ対応のために作ったメモ
Yahoo!ニュースは現在、全国紙や地方紙、通信社、テレビ局、雑誌、新興のネットメディアなど540超の「ニュース提供社」と契約している。政治、経済、国際といった従来型ニュースだけでなく、スポーツ、エンタメ、キャリア、投資、健康などあらゆる分野をカバー。1日当たりでは、配信記事4000本前後、PVは5億をたたき出している。 日本人はどのメディアをどの程度の頻度で利用しているのか。英国のロイター・ジャーナリズム研究所が毎年公表している「デジタル・ニュース・レポート2018」によると、「新聞・テレビ・ラジオ」のいわゆる旧メディアでは、NHKが首位。それが「オンライン」メディアになると一変。トップは圧倒的にYahoo!ニュースで、2位のNHKを大きく引き離している。 Infoseekやgooと何が違った? なぜ、Yahoo!ニュースはここまで大きくなったのか。事業をけん引した奥村氏に「そもそも」か
これは英語ブログに書いた記事の翻訳版です: あれから10年 10年前、スティーブ・ジョブズが初代iPhoneを発表した。幸運にも私は現地で取材をしていたが、当時、ラスベガスで開催されていたConsumer Electronics Show(CES)に最新携帯電話を取材に行っていた人は歯がゆい思いをしたはずだ。米国のTVニュースのレポーターが伝えた次の言葉がその様子をよく表している。「CES 2007の最大のニュースはこのイベントに出展すらしていない会社からやってきた。」 この日、MACWORLD EXPOの基調講演に登壇したスティーブ・ジョブズは「アップルは電話を再発明する」と宣言した。それから数年後に我々は彼らが電話だけでなくデジタル機器の生態系のすべてを再発明してしまったことに気づかされる。その変化はあまりに大きかった。5年後、アップルが世界で最も価値のある企業になったが、多くの人はそ
ちょっと以下の記事が気になった。非常におもしろい動きだと思うので、コメントしてみる。 http://www.gizmodo.jp/a/2014/03/facebook_81.html オーガニックリーチとは、無料でページに投稿した分の配信数のことですが、大体どれぐらい減ってるのか? デンマークのKomfoが行った調査では去年8月から11月で「42%減った」ようですし、米Ignite Social Mediaが大手21社のページを対象に行った調査では去年12月1日以降、平均で44.3%の減少が確認されています。 職業柄フェイスブックのマーケティング戦略に詳しい筋が匿名でValleywagに教えてくれた話によると、現在同社は「投稿のオーガニックリーチ(無料投稿配信数)を1、2%まで下げる」途中みたいですよ? 常々、Facebookはこれからどうやって収益率を上げていくのだろう、とおもっていたけ
事実上の“足あと”復活――mixiの考える「ユーザーファースト」とは何か:なぜこのタイミングで?(1/5 ページ) 2011年、反対するコミュニティの参加者26万人、署名1万7000通というユーザーの強い反発を押しのけて廃止した「足あと」が、1月22日に「リアルタイム訪問者」という形で復活した。このタイミングで復活したのはなぜか、新機能と旧足あとの機能の違いとは……? 2012年11月から12月にかけて、国産老舗SNS「mixi」で、立て続けに機能改善が行われていたのをご存じだろうか。mixiボイス(つぶやき)保存期間が30日から無期限に延長、運営が出す「お題」に答える形でmixiボイスに投稿できる「つぶやきのネタ」機能を提供開始、日記の保存容量の増量、日記投稿時の画面遷移の変更とプレビュー確認機能の追加、「mixiプレミアム」日記検索機能がスマートフォンに対応、スマートフォン版mixiメ
要するにSNSの本質である、 「ユーザー活動のコンテンツ化」を忘れると、力を失う。 ということ。 mixiはあくまでも元々は純粋なSNSをやりたかったんだと思う。 純粋なSNSをやりたいならユーザー活動にフォーカスしなければダメだ。 mixiはたしか2006年ごろニュース機能を導入した。 Facebookはその何倍の規模になってもユーザー活動にフォーカスしている。 あのブレない姿勢はえらい。 2006年に書いた記事。 mixiの変化 mixiがSNSの中で一番成功した理由は 「ユーザーの些細な動きも増幅して、それを別のユーザーへのコンテンツとして提供する」 事に徹底的に注目した所にあると思います。 「独特の9面レイアウト」「プロフィール写真」「日記」「コミュニティ」「あしあと」 等が特徴的ですが、「あしあと」なんかは最高の例だと思います。 発言をしないユーザーが他のページにアクセスしたとい
この連載は4月10日に発売された『ソーシャルゲームのすごい仕組み』(アスキー新書)の第1章から抜粋、編集したものです。 まつもとあつし氏のプロフィール ネットベンチャー、出版社、広告代理店などを経て、現在は東京大学大学院情報学環博士課程に在籍。DCM修士。ネットコミュニティーやデジタルコンテンツのビジネス展開を研究しながら、ITを切り口としたコンテンツビジネスの取材・コラム執筆を行う。著書に『生き残るメディア 死ぬメディア出版・映像ビジネスのゆくえ』(アスキー新書)、『スマートデバイスが生む商機見えてきたiPhone/iPad/Android時代のビジネスアプローチ』(インプレスジャパン)、『スマート読書入門』(技術評論社)など。 一口にソーシャルゲームといっても、その種類はさまざまだ。多様なゲームが提供されているからこそ、幅広いユーザーの支持を集めているともいえるだろう。ソーシャルゲーム
本日発売された週刊ダイヤモンドの「当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム」という記事に対し、速攻でグリーが反論のリリースを出したわけですが、一体何が原因でこんなことになってしまったのかを理解するためにも、そもそもグリーはどのような経緯で今のような形に至ったのかをまとめてみました。 これが本日発売の週刊ダイヤモンド 記事の中身はこんな感じで、ネットに掲載されているものと同じです 指摘されている問題点は以下のようになっています。高収益体質のグリーを支えている部分に大きな問題がある、というわけです。 急成長しているソーシャルゲーム。そのビジネスモデルを揺るがしかねない事態が起きている。 ある政府関係者によれば最大手グリーの摘発に向けた検討が始まったもようで、「4~5月が山場だ」というのだ。 ゲームジャーナリストの新清士氏は「月10万円近く使うような、会員全体の3%に満たない高額利
発言がまたたく間に広まって思いがけない反応が返ってきたり、またはブログなどにコメントを残すときのIDとして使えると、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は便利だなぁと思う。しかし最近、SNSの機能追加が余計なものに感じることも少なくない。例えば、Facebookが映画配信やパートナーシップを通じた音楽ストリーミングサービスに乗り出した。ソーシャルグラフとビジネスを組み合わせることで「ユーザーにより便利なサービスを……」というのは分かるが、こうした話を聞くにつけ、自分のプライベートなネットワークがビジネスに侵略されているような気分になる。 そのように感じている人は少なからずいるようで、オンラインブックマークサービスPinboardを運営するMaciej Ceglowski氏がブログに書いたエッセイ「The Social Graph is Neither」が大きな反響を呼んでいる。今日
著作権侵害Togetter - 「pixivとインテリアショップの件(解決済み)」一連の事件で一番アウトだと思ったのはこれ。pixivから絵師を集めて家具を作って展示するというイベントなんだけど、この被害者となった赤雪姫の作品はイベントの告知にも大々的に利用されるなど、「看板作品」として扱われていた。しかし家具のみに使うという許諾を離れて、勝手に傘が作られた。ここで不信感が募るも、まだそれはインテリアメーカーの独断と暴走だったものが、pixivが作ったカタログにも無断で編集された画像が使われただけでなく、さらに無断で使用許諾の出していないラフ画から社員がトレスで描き上げたイラストまでが使われていた。pixiv側が本来守るべきユーザーの著作権をないがしろにして、ビジネスとして筋を通さなければならない場面で、無断使用でも許されると甘えてしまった。ユーザーとの距離感を見誤った結果なんじゃないかな
数多くのGoogleエグゼクティブやGooglerのインタビューを基に、検索スタートアップが巨大インターネット企業に変わる様を描いたSteven Levy氏の新作「In the Plex」。前回は前半部分のエピソードを中心に、「大望を抱いていたら、失敗からも得るものがある」というGoogle流の考え方を紹介した。実際、急速な成長を遂げ始めたGoogleは、数々の衝突やトラブルに直面し、大きな失敗も経験することになる。 データを見て、人を見ず 2000年当時、Googleにはユーザーに直接応対するカスタマーサポートが1人もいなかった。「優れた製品を作れば、(カスタマーサポートが用意されていなくても)人々は使ってくれるという考え方が強く根づいていた」という。2003年に、ユーザーからの質問メールや電話に対応するカスタマーサポートを増やす代わりに、Larry Page氏はユーザー同士が助け合うG
Social Networking: The Past Social Networking: The Present Social Networking: The Future これは興味深い。気になる意見をまとめてみた。 まず過去。ソーシャルネットワーキングというものは、何も今に始まったものではないということ。大昔から似たようなサービスはあった。 面白いのは、かつて市場をほぼ独占したサービスなのに、今はすっかり衰えているものがあるということだ。例えばAOLだ。AOLは、他社を参入させず、独自のネットワークをつくろうとした。そこでは、AOLが管理し、AOLが善悪を決めるのだ。かつて、AOLはインターネットにも参入した。かつて、AOLが史上を独占してしまうのではないかと恐れられた。今から考えると、笑い話である。そのような独裁は、成功しなかった。WWWがやってきて、HTMLでWebサイトが記述
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