ジャガイモを油で揚げ、塩をふりかけたフライドポテトを「健康にいい食べ物だ」という人はあまりいないだろう。研究もそれを裏付ける。 2017年に、栄養学の学術誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリシアン」掲載された研究では、フライドポテトを週に2~3回食べた人は、揚げずに調理したジャガイモを食べた人より死亡率が高かった。
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ピーナツアレルギー克服に道か=豪研究者が治療法開発 【シドニー時事】オーストラリアの研究者らは16日、ピーナツアレルギー克服に道を開く可能性がある治療法を開発したと発表した。ピーナツアレルギーは、死に至るアナフィラキシーショックを引き起こす恐れがあり、関係者には朗報となりそうだ。 メルボルンの小児医療研究所マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュートが臨床試験を実施。ピーナツアレルギーを持つ子供たちに1年半にわたり、免疫強化の効果があるとされる乳酸菌の一種「ラクトバチルス・ラムノサス」と少量のピーナツを徐々に量を増やしながら摂取してもらった。 その結果、被験者の82%がピーナツ耐性を獲得。耐性を持った子供の8割は、臨床試験終了から4年が経過した今でも、ピーナツを問題なく食べられるという。 試験に参加した研究者は「食物アレルギー問題克服に向けた画期的治療法の確立につながるか
私たちが最も知りたいことは、「なぜ鼻くそを食べると健康になるのか」だ。 カナダのサスカチュワン大学生物学研究者のナッパー博士は「鼻くそを食べると人の免疫機能は強化される」という仮説を立て、数年前から研究を進めている。 ナッパー博士は、「進化の観点からすると、私たちは非常に汚い環境のもとで進化しました。そして人々が持っている身の回りを清潔に保ちたいという欲望は、本来は私たちにとって有益ではないのかもしれません」と語る。そして鼻くそを食べるのは「自然の予防注射」といえるのだとテレビのインタビューで語った。 驚くべきことに、ナッパ―博士と同じ説を唱える研究者は少なくないのだ。 ハーバード大学、そしてマサチューセッツ工科大学の研究者たちを含む多くの学者は、鼻くそは良いバクテリアの塊なので、「子どもが鼻くそを食べるのを両親は汚いと言ってやめさせるべきでない」と言う。そして、鼻くそを体内に取り込むこと
By Will Keightley 人間の腸内には10兆から100兆ほどの微生物が存在すると言われており、その数は人体の細胞の数37兆個と同等かそれ以上の数と考えられています。科学者は腸内フローラ(腸内細菌叢)がどのような種類の微生物により成り立っているのかを解き明かすために長年研究を続けてきたわけですが、研究から微生物が人間にどのような影響を与えているのかが少しずつ明らかになっています。 How Your Gut Affects Your Mood | FiveThirtyEight http://fivethirtyeight.com/features/gut-week-gut-brain-axis-can-fixing-my-stomach-fix-me/ 近年、人間の腸と腸内の微生物に関する研究が進むにつれて、腸内の微生物は脳とメンタルヘルスにとってとても重要な役割を担っていること
大腸は人間の大切な免疫器官です。 腸内フローラ、腸活という言葉もメジャーになり、腸が消化だけではなく体全体の健康を整える免疫器官ということが周知されるようになりました。 僕自身、大学で食品微生物を研究していたこともあり、乳酸菌やヨーグルトに関してはちょっとうるさいですよ。 乳酸菌、腸内環境、ヨーグルトの基礎知識を専門外でもわかるように解説します ヨーグルト、乳酸菌飲料、発酵乳など『乳酸菌』を摂取できる食べ物、飲み物はたくさん。 僕も昔はカルピスジャンキーでした。今はヤクルトばかり飲んでいます。 ところで… ヤクルトとピルクル… どちらも飲んだことありますか? 似た容器に入って、同じような味で、同じ効果… そう思っている人も多いかもしれません。 ヤクルトのほうがピルクルより高いので、値段でピルクルを選んでいる人も。 では、ヤクルトとピルクルの差はなんでしょうか? 今回は、食品メーカーの中の人
2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催に向けて、競技場の建設や交通網の整備など、いろいろな分野で準備が進んでいます。世界各国から人々が集まり、夢と希望と感動を届けてくれるイベントが開かれるのは今から楽しみです。 開催に向けては、健康面でも取り組みがなされています。ただ、2015年5月15日の朝日新聞によりますと、「2020年東京五輪に向けて、東京都の検討会は禁煙・分煙の条例化を進めてきたが、条例化を先送りする最終提言をまとめた」そうです。 http://www.asahi.com/articles/ASH5X6GZ6H5XUTIL048.html この記事によりますと「2004年以降、定着していた『禁煙五輪』の流れを断ち切りかねない動き」だそうです。 すでに欧米をはじめとする先進国では、たばこの健康に及ぼす悪影響は広く国民に周知されています。そして喫煙対策として、公共施設・レ
食品添加物「青色1号」をマウスに与えると脊髄損傷が治ることが最新の研究により明らかになった。海外サイトWIREDが報じている。 参考:Blue Food Dye Treats Spine Injury in Rats まずはこの驚くべきマウスを見てほしい。なんと体が青くなっているではないか! こちらは脊髄を治療中のマウス。青色1号と同じ成分の薬品を投与したところ、他のマウスよりも圧倒的に早いスピードで治っていくのが確認された。ただ一つだけ副作用があり、それは体が青くなってしまうということ(毛は白色のまま)。 ちなみにこちらはごく普通のマウス。 見比べてみると違いは歴然。もともとはピンクがかった肌をしている。 青色1号を舐めると舌が青くなるのはみなさんご存知の通り。あの現象を思い浮かべれば、青色1号の成分が神経を覆って保護してくれるという効果も理解しやすいだろう。 研究チームは偶然にも青色1
By Aaron Van Dike タバコの喫煙習慣は根強いもので「体に悪い」とわかっていながらもズルズルと吸い続けている人も多いはず。そんなタバコの喫煙を続けると、非喫煙者に比べて死亡率が最高で4倍にまで膨れあがるなど、タバコがどれほど体に悪いのかがわかる研究結果がBMC Medicineに掲載されています。 BMC Medicine | Full text | Tobacco smoking and all-cause mortality in a large Australian cohort study: findings from a mature epidemic with current low smoking prevalence http://www.biomedcentral.com/1741-7015/13/38 Cigarettes: A product that
人が太るのは、〈消費エネルギーを摂取エネルギーが上回った分が体脂肪として体に蓄積される〉からというのが常識だった。 メタボが気になる人たちは食事制限して摂取エネルギーを減らしたり、ウォーキングなどの運動で消費エネルギーを増やしたりしている。 それはそれで正しいのだが、ここに来て「肥満の原因はそれだけではない」とする研究報告が注目を集めている。腸内に住む「デブ菌」と呼ぶべき細菌が肥満を引き起こしているという説だ。 アメリカの研究報告の概要を紹介した医療・健康情報提供サイト『Medエッジ』編集長・星良孝氏はこう語る。 「2月に入って肥満を引き起こす“デブ菌”の存在を示す研究が発表されました。これは『セルメタボリズム』という米国の一流医学誌に掲載された論文で、医学界で大きな反響を呼んでいます」 デブ菌の存在は「糞便移植」という耳慣れない治療の経過で明るみに出た。これは腸内の細菌バランスを崩し大腸
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