任天堂・宮本茂氏が語った「スマホ対応への苦悩」:「マリオラン」なぜ1200円?(1/4 ページ) 任天堂の宮本茂 代表取締役フェローが「CEDEC 2018」の基調講演に10年ぶりに登壇。10年で最大の変化は「スマホ」だったと明かし、「スーパーマリオラン」の開発などで苦労した過去を語った。 任天堂の宮本茂 代表取締役フェローが8月22日、ゲーム開発者イベント「CEDEC 2018」の基調講演に10年ぶりに登壇した。「どこから作ればいいんだろう?から10年」をテーマに、「Wii U」「Nintendo Switch」といったハードや、数多くのソフトを世に出してきたことに触れながら、「自分の中にある感覚を大切にし、流行に流されず、何を作りたいのか考えてきた」とこれまでの歩みを振り返った。 「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」といった大ヒットシリーズの生みの親として知られる宮本氏は、近年の取り組み