本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第58回に引き続き特別編として、アドビシステムズ開催の「e-文書最新PDF活用セミナー」のレポートをお届け。事例を交えたPDF活用術についての講演をご紹介する。 「Acrobat」は紙の業務をデジタル化できるツール 講演「事例から見るPDF活用術」では、アドビシステムズの永田敦子氏が登壇。まずは、PDFやAcrobatに関するよくある誤解が紹介された。 「PDFは編集ができない最終フォーマット」「AcrobatはPDF作成ソフト」「PDFになっていればどのソフトで作成しても同じ」「Microsoft Officeや安価なツールのPDF作成機能で十分」などなど。確かにそんな風に思っている人は多そうだ。 永田氏は「PDFは構造化された万能の『情報コンテナ』」と言う。テキストや画像といった目に見える情報だけで
今年のAdobe MAXの話題は、人工知能「Adobe Sensei」一色だった。 ステルスぎみのAI企業だったAdobeが、いよいよ浮上してきた今回のMAX 2017。 数年前から「AdobeはAI銘柄」と言い続けてきた僕としては、とても感慨深い。 以下、自身の雑感まとめ。大きな戦略レイヤーの話がメインなので、個々のテックはICSさんの記事などをご参考。 *注 筆者はAdobe社から、Adobe MAX 2017への招待を受けて参加しています。ですが、それはそれとして中立で書きます。Adobeさん都合の悪いこと書いてたらごめんなさい。前半エントリではAdobeのAI戦略を理解する前提として、「AdobeがAIや未来に投資しだした背景」、「Adobeのビジネス構造」の2つを論じる。 AI戦略の始まりは月額課金へのシフト まず最初に、AdobeがAIプレイヤーとして、急速に浮上してきた背景を
アドビシステムズは10月18日(米国時間)、クリエイター向けのイベント「Adobe MAX」(米国時間18~20日、ネバダ州ラスベガス)のGeneral Sessionで、Adobeの人工知能「Adobe Sensei」(アドビ先生)を使った“未来のPhotoshop”のデモンストレーションを行った。 Adobe Senseiは、2016年開催の「Adobe MAX」(カリフォルニア州サンディエゴ)で発表した、同社開発の人工知能。日本語の「先生」が名前の由来となったことや、ディープラーニングを使った画像検索、タグ付け画像加工などができることから注目を集めた(関連記事)。 今回のデモは、音声操作も取り入れた。 まず、スケッチ画像を取り込む。右上に設置されたボタンをクリックし「スケッチに基づいてイメージを探して」と言うと、Adobe Senseiが画像を解析。複数のイメージを提示してくれる。
アドビは10月19日、クリエイティブプラットフォーム「Adobe Creative Cloud」の大規模アップデートを実施した。 Creative Cloudは、「Illustrator CC」や「Photoshop CC」といった定番ツールを始め、動画制作の「Premiere Pro CC」、コンポジションソフトの「AfterEffects CC」、ウェブサイト制作の「Dreamweaver CC」などを内包。また、ストックフォトサービスの「Adobe Stock」、フォントライブラリ「Adobe Typekit」、ファイルやアセットを共有できる「Adobe Creative Cloud Libraries」など、クラウドを生かしたサービスを提供する。 今回のアップデートでは、新作ツールの「Adobe Dimension CC」やクラウド版「Adobe Lightroom CC」に加え、
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