銃撃事件が起きた仏パリのコンサートホール「バタクラン」付近で、女性を抱えて運ぶ救助隊員ら(2015年11月13日撮影)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【11月14日 AFP】フランス・パリ(Paris)で13日起きた連続銃撃爆発事件は、捜査当局によると少なくとも120人が死亡した。銃撃犯らが人質をとって立てこもっていた市内のコンサートホールには警察が突入し、容疑者3人を殺害したが、死者は約100人に上っているという。 パリではこの日、市内3か所で相次いで襲撃が発生した。人質事件が起きたのは市東部にあるコンサートホール「バタクラン(Bataclan)」で、午後11時35分ごろ、何者かが人々に向けて発砲した後、人質をとって立てこもった。目撃者の証言によると、発砲した銃撃犯の1人は、「アラーアクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。 同ホールは、1月に襲撃があった風刺週刊紙シ