「彼女の体のユルやかなラインが僕をほっとさせる」。女性に対するセクシャルハラスメントの表現が多用された文章が、高校生も使用する大学受験の学習書に掲載されていることがわかった。 問題の参考書は、参考書や問題集を出版している駿台文庫(東京都千代田区)が2015年2月に刊行した「生きるセンター漢字・小説語句」。この学習書を高校で配布されたという女子生徒の親がSNSに投稿したことから発覚した。Twitterなどでは「女性に対するセクハラ」「子どもに使わせたくない下品な内容」と抗議の声が上がっている。
菅義偉官房長官は25日、2017年4月の消費増税と同時に導入する軽減税率の適用が検討されている書籍・雑誌について、出版業界が有害図書の線引きを自主的に決めたうえで、議員立法で対象に加えるべきだとの考えを示した。書籍・雑誌はポルノ雑誌などを対象から排除する仕組みが課題となっており、菅氏は「線引きは業界の中で決めていただく。政府が決めると表現の自由の問題が生じる」と述べた。 菅氏は書籍・雑誌に軽減税率を適用している欧州各国の例を挙げ、「活字文化は重要とされている」と指摘。そのうえで有害図書について「出版界が自主規制し、例えば議員立法という形で、国民から見てなるほどという線引きが必要だ」との考えを示した。BS朝日の番組収録で語った。
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