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棋士に関するwerdyのブックマーク (80)

  • 陣屋事件--升田の夢が現実になったとき【升田幸三特集 第3回】|将棋コラム|日本将棋連盟

    升田幸三実力制第四代名人は、第1期王将戦で木村義雄名人と雌雄を決することになりました(以下称号は省略します)。 七番将棋は升田から見て〇〇●〇〇と進み、第5局で王将位を獲得するとともに、名人を「半香」に指し込んでしまいました。香落ちと平手の2局1組となるハンデです。 香落ち戦の第6局は、昭和27年(1952年)2月18・19日に神奈川県の鶴巻温泉にある旅館「陣屋」で行われることになりました。これは「名人が香車を引かれる」史上初の対局として、大きな注目を集めたのです。 事件は対局前日の2月17日に起こりました。升田が「陣屋」に入らず、近くの「光鶴園」という旅館に籠って動こうとしなかったのです。あわてた関係者が事情を聞くと、升田は陣屋の非礼を主張しました。単独行動だった升田は一人で陣屋の玄関まで行ったものの、出迎えもなく、ベルを押しても誰も出てこず、こんな旅館では対局できん、と怒ったそうです。

    陣屋事件--升田の夢が現実になったとき【升田幸三特集 第3回】|将棋コラム|日本将棋連盟
  • 藤井聡太は携帯を“手元に置かない”…「研究会でもまったく見ない」師匠・杉本昌隆が明かす「八冠の集中力の真髄」(杉本昌隆)

    10月11日の王座戦第4局を勝利し、将棋界の八大タイトル全てを手に入れ、「八冠王」となった藤井聡太将棋への比類なき集中力の一端を示すエピソードを師匠・杉昌隆の著書『藤井聡太は、こう考える』(PHP研究所)より抜粋して紹介する。(全3回の2回目/#1、#3へ) 練習中にも発揮する集中力 集中力には、練習の集中力と番の集中力があります。 番で藤井は、純粋な視点で能力を発揮して、名人位を獲得したことは序章で述べました。藤井は、練習中にも当然のように集中力を発揮します。棋士にとっての練習とは、仲間との研究会もその一つですが、藤井は携帯電話をまったく見ません。 番ではなく研究会なので、奨励会員でも棋士でも当たり前のように手元に置いている人は多いです。しかし、藤井は朝、家を出て、お昼休みも携帯はずっとカバンに入れたままです。手元に置いておきません。

    藤井聡太は携帯を“手元に置かない”…「研究会でもまったく見ない」師匠・杉本昌隆が明かす「八冠の集中力の真髄」(杉本昌隆)
    werdy
    werdy 2023/10/13
  • 藤井聡太はなぜ矢倉でタイトルを取ったのか【勝又清和七段インタビュー 聞き手:白鳥士郎】

    静岡県で空中に「謎トンネル」を発見! ダム湖の景色を堪能しつつ、「どうしてこんなところに⁉ 」の疑問を追求してみた 戦法とAIと藤井聡太──藤井先生が強くなられたのは、AIを上手く活用して戦法の流行に乗ったとか、そういうのは関係なかったんでしょうか? 勝又七段: ……なかったと思いますね。関係なく強い人。中終盤がものすごく強いですし。どんな戦法使っても勝ちますし。AIのおかげで加速した、という意味はあると思いますけど。 ──それは……「研究をAIでサポートしてるから」という意味か、それとも「AIの進歩によって戦法の流行が目まぐるしく変化するようになって、それに対応するのが上手いから」という意味なのか、どっちなんでしょう? 勝又七段: うーん……僕の考えだと、藤井二冠は「AIと対話してる」んじゃないかと思ってて。自分と異なる考えの人から話を聞くのが、すごく勉強になると僕は考えてるんです。 ─

    藤井聡太はなぜ矢倉でタイトルを取ったのか【勝又清和七段インタビュー 聞き手:白鳥士郎】
    werdy
    werdy 2023/06/22
    “勝又先生はかつて、将棋連盟の子どもスクールを改革”
  • 谷川浩司「藤井聡太の"圧倒的強さ"に思うこと」

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    谷川浩司「藤井聡太の"圧倒的強さ"に思うこと」
  • 史上最年少の頂上決戦 囲碁界に新風!若手棋士たちの物語 - NHK クローズアップ現代 全記録

    カメラは囲碁界の“頂上決戦”の舞台裏を記録しました!10歳でプロとなり、中学生でのタイトル獲得を目指す仲邑菫・三段。公式戦勝ち星ランキング1位、超攻撃的な碁が「ハンマーパンチ」と称される上野愛咲美・女流棋聖(21)。海外修業に挑む仲邑さんや、AIを活用し研究に打ち込む上野さんの姿を記録。互いに高めあう若手女性棋士たちの知られざる物語と、彼女たちの活躍の背景にある、存続をかけた日囲碁界の戦略を伝えました。 出演者 上野 愛咲美さん (囲碁棋士 女流棋聖) 仲邑 菫さん (囲碁棋士 三段) 井山 裕太さん (囲碁棋士 三冠) 藤沢 里菜さん (囲碁棋士 女流二冠) 桑子 真帆 (キャスター)

    史上最年少の頂上決戦 囲碁界に新風!若手棋士たちの物語 - NHK クローズアップ現代 全記録
  • 「羽生(善治)さんの威光に怯んだのかも」「序盤から悶え苦しんでいるんです」行方尚史と真田圭一が味わった“ドリーム直前の敗北”とは(北野新太)

    一夜にして誰もが棋士人生を変えうる最高棋戦。頂に近づきながらも届かなかった若者たちは今も盤上で戦い続けている。眩しかった夏は、勝負師たちに何を残したのか。3人の棋士の夢の跡を追った。行方尚史九段と真田圭一八段、そして2月7日に58歳で死去した中田宏樹八段の記憶をたどった記事『[竜王戦ドリームの深層]男が夢に触れる時 行方尚史/真田圭一/中田宏樹』(Number1060号、2022年10月6日発売)を全文公開します。(全2回) 10月1日付で四段になる。昇段当日からデビュー戦に臨む。当の勝負の世界を棋士として走り始めるのだ。 手にしていたのは、当日リリースされた小沢健二のファーストアルバムだった。封を開け、歌詞カードに記されたセルフライナーノーツを読む。 「フリッパーズ・ギター」を解散して独りで歩き始めた25歳の音楽家は、芸術と表現に対する決意を表明していた。戦いを始める青年の心に迫り来る

    「羽生(善治)さんの威光に怯んだのかも」「序盤から悶え苦しんでいるんです」行方尚史と真田圭一が味わった“ドリーム直前の敗北”とは(北野新太)
  • 〈58歳で死去〉中田宏樹八段が37歳で挑んだ「羽生さんと竜王戦で戦う」夢、藤井聡太16歳との名局…「将棋の勝負はきついものです。でも」(北野新太)

    一夜にして誰もが棋士人生を変えうる最高棋戦。頂に近づきながらも届かなかった若者たちは今も盤上で戦い続けている。眩しかった夏は、勝負師たちに何を残したのか。3人の棋士の夢の跡を追った。行方尚史九段と真田圭一八段の竜王戦ドリーム、そして2月7日に58歳で死去した中田宏樹八段が、4年前に16歳の藤井聡太と対局した記憶をたどった記事『[竜王戦ドリームの深層]男が夢に触れる時 行方尚史/真田圭一/中田宏樹』(Number1060号、2022年10月6日発売)を全文公開します。(全2回) 「初めてイメージが浮かんだんです。ゴールドコーストで谷川先生と指せるんだよなって。無邪気で新鮮な喜びでした」 「茶髪の挑戦者」と話題を呼んだ25歳は豪州で七番勝負の開幕を迎えた。ビーチでサーフボードを抱え、動物園でカンガルーやコアラと戯れた。一緒に記念撮影に収まる竜王・名人の谷川浩司は小さい頃からの憧れだった。 「相

    〈58歳で死去〉中田宏樹八段が37歳で挑んだ「羽生さんと竜王戦で戦う」夢、藤井聡太16歳との名局…「将棋の勝負はきついものです。でも」(北野新太)
  • ある棋士の引退 夢を見た山 遠かった頂:朝日新聞デジタル

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    ある棋士の引退 夢を見た山 遠かった頂:朝日新聞デジタル
  • 《65歳直前の引退危機》「その規定は私が強く主張してきたもの」 将棋界の「序盤のエジソン」がタメ息…AI時代の変化とは(片山良三)

    藤井聡太四冠と渡辺明三冠の王将戦が話題になる中で、1人のタイトル経験棋士が引退ぎりぎりの戦いを強いられている。その現状を奨励会に在籍経験のあるライターに記してもらった。 田中寅彦九段といえば、「序盤のエジソン」と同業者にリスペクトされたほどの革新的な作戦家として知られる。 大山康晴十五世名人の影響下にあって振り飛車が猛威を振るっていた70年代に、その決定的な対策として居飛車穴熊を連採。古い将棋にもあった言わばゲテモノ作戦に、研ぎ澄まされたプロ感覚を注入して練りに練り上げ、「寅ちゃん流」にまで高めたことで27歳でのA級入りの原動力とした。 また、飛車先不突矢倉の発明も田中によるものだった。飛車先の歩を一つで止めることで2五に桂馬を跳ねる余地を残す発想は以前からあったが、田中の工夫はさらにその先を行った。2七に空間をあけないことのメリットと、ほかの手を優先するスピード感で作戦勝ちを狙う構想を盤

    《65歳直前の引退危機》「その規定は私が強く主張してきたもの」 将棋界の「序盤のエジソン」がタメ息…AI時代の変化とは(片山良三)
  • 「僕は将棋自体は好きではない」渡辺明名人がそれでも戦う理由(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

    2022年2月12日、棋界きっての明朗快活さが魅力の渡辺明名人(棋王、38)から、その明るさが消えた。棋界初の3冠王・渡辺名人と4冠王・藤井聡太竜王(19、肩書はいずれも当時)の激突となったALSOK杯王将戦七番勝負は、藤井竜王の4連勝で閉幕。いなかなる時でも客観的な視点に立って取材に応じる渡辺名人も、4連敗直後のこの時ばかりはどうしても言葉が続かなかった。「またストレートで負けてしまったことについては…なんというか…。残念というのもちょっと違うし…」。無数のシャッター音だけが部屋に響いていた。 【動画】渡辺明名人、防衛&3連覇の瞬間 2022年前半戦。王将戦七番勝負で新年の幕を開けた将棋界は、それらのタイトル戦を中心に、羽生善治九段(51)の前人未踏の1500勝、里見香奈女流四冠(30)の棋士編入受験資格獲得、名古屋将棋対局場の新設と、日常的に記録や話題が発信し続けられてきた。その中心に

    「僕は将棋自体は好きではない」渡辺明名人がそれでも戦う理由(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
  • 里見香奈女流四冠 プロ棋士編入試験へ意気込み【一問一答】 | NHK

    将棋のプロ棋士を目指して、8月から日将棋連盟の「編入試験」に臨む里見香奈女流四冠が6日に大阪市内で会見し「厳しい戦いになると思うが全力を尽くしたい」と意気込みを語りました。 ことし5月、プロ棋士への「編入試験」を受験する資格を獲得した里見女流四冠は、6月、日将棋連盟に受験を申請しました。 「編入試験」が始まるのを前に6日、大阪 福島区の関西将棋会館で会見し、「正直、自分の実力からすると厳しい戦いになると思う。目の前の対局に全力を尽くし、日々頑張りたい」と意気込みを語りました。 里見女流四冠は島根県出雲市の出身で、攻めの棋風や終盤の読みの鋭さから『出雲のイナズマ』という異名で知られます。 2011年からは「奨励会」に所属して女性初の三段になりましたが、プロ棋士として位置づけられる「四段」への昇段は果たせず、4年前、年齢制限のために「奨励会」を退会しました。 その後も女流タイトル獲得数の歴

    里見香奈女流四冠 プロ棋士編入試験へ意気込み【一問一答】 | NHK
    werdy
    werdy 2022/07/06
    すごい決断。この先生の姿勢は本当に棋士にふさわしい。
  • 【将棋クロニクル】1936年「二・二六事件」の日に対局を続けようとした名棋士、大崎熊雄九段(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    大崎熊雄(追贈九段)は大正期から昭和のはじめにかけて活躍した棋士である。当時のトップクラスの一角を占める実力者であり、同時代の土居市太郎(名誉名人、1887-1973)らとは張り合う間柄だった。頭脳明晰ながら、性格は豪放磊落。棋界がまだ統一されていない群雄割拠の時代には一派を率いて、その旗頭となった。 1924年9月8日。関根金次郎(13世名人、1868-1946)、土居、大崎の三派が合同し、日将棋連盟が結成された。 大崎が亡くなったのは1939年(昭和14年)4月。当時の『将棋世界』誌を開いてみると、享年は数えで58歳、あるいは56歳とも記されている。これは生年が明治15年とも17年(1884年)とも言われていたためだ。 筆者は大崎の正確な生年月日を知らない。東公平『阪田三吉血戦譜』によれば「明治17年1月生まれ」で、それに従えば、大崎は数え歳では56歳、満年齢では55歳のときに亡くな

    【将棋クロニクル】1936年「二・二六事件」の日に対局を続けようとした名棋士、大崎熊雄九段(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 三段リーグ昇段者・次点者一覧表(1987年前期~2018年前期)

    将棋世界2005年11月号、「プロを目指す子どもたちへ」に三段リーグ昇段者・次点者が期別に一覧で載っている。 次点者まで記載されている表は珍しく、当然といえば当然だが37期(2005年度前期)までしか載っていないので、2005年度後期から2018年度前期までを加えた形で追加をしてみた。(敬称略、赤い文字の棋士は次点2回でフリークラスに編入)

    三段リーグ昇段者・次点者一覧表(1987年前期~2018年前期)
  • 藤井聡太七段を撃破!介護士からプロ棋士へ、今泉健司四段「3度目の逆転人生」 | 週刊女性PRIME

    当時15歳の藤井聡太七段との対決 将棋界きっての異端児である今泉健司四段(46)。戦後最年長の41歳でプロ棋士になったオールドルーキーだ。 対局中はポーカーフェイスを貫く棋士が多いなか、今泉さんは表情豊かだ。劣勢になると顔が真っ赤になって、どんどんうなだれてくる。天を仰ぐようなしぐさや、ため息が出ることもある。 駒を持った手が、まるで指揮をするように空中で大きく左右に揺れるときは、絶好調のしるしだ。 「バシッ」 そのまま大きな音を立てて盤上に駒を置く。 書店員、レストラン勤務、株のトレーダー、介護士など、さまざまな仕事をした末、夢に追いついた。 今は幸せだと満面の笑みを浮かべる。 「自分の人生は、つまらない人生だとずっと思っていました。そしたらね、つまらないことばっかり起きた。30代後半になって、介護現場でいろいろな人の思いに触れたり、周りの人に助けてもらって感謝したり。一生懸命やっている

    藤井聡太七段を撃破!介護士からプロ棋士へ、今泉健司四段「3度目の逆転人生」 | 週刊女性PRIME
  • 「羽生さんは将棋の天才で、覇者です」 “ひふみん”こと加藤一二三氏が永世七冠について語る

    早稲田大学への入学 加藤一二三氏:それで私は18歳で八段になったときにね、早稲田大学に入りました。「入りました」って言ったら、いとも簡単に入ったようなんだけども。 (会場笑) やっぱり早稲田や、そういった、いわば伝統的大学に入るのは、僕なんか「入りました」なんて言ってるけれども、正確に言うと「当にものすごく、よくしっかり勉強して、なんとか早稲田大学に入りました」というのが、なんだろう、慎重な表現でしょう(笑)。 (会場笑) 僕もですね、とにかく早稲田に入ったんです。それで、じゃあ早稲田大学は、僕にどういうふうな扱いをしてくれるかと言いますと、途中、中退したんですよ。中退したんだけれども、例えば私が西暦2000年に60歳で国から紫綬褒章をもらったときは、その時の総長がお祝いのワインを贈ってくれました。 はっきり言って、早稲田大学は私のことをね、何かにつけて応援してくれています。あるとき、今

    「羽生さんは将棋の天才で、覇者です」 “ひふみん”こと加藤一二三氏が永世七冠について語る
  • 「パンツはなんでもいい」藤井猛九段と行方尚史九段が、米長道場で切磋琢磨していたころ | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

    行方 結果的に、そうなっちゃいました。いつの間にか超えることができずに……。 藤井 屋敷さん(伸之九段)、丸山さん(忠久九段)もいて層が厚かった。 行方 羽生さんたちがいたから、将棋界は賑やかになりましたけども。 藤井 あの頃は、夢があったよね。まだ将棋界が整備されていなかった。戦術から勉強方法まで未発達な状態で、棋士という存在もこれからという時代でした。 行方 いろんな棋士がいましたね。裸足で対局に来る人とか(笑)。 藤井 いたね(笑)。裸足でコンビニのビニール袋下げて、前の日にどこに泊まっていたのかも怪しい人が。片や大山先生(康晴十五世名人)のような立派な方までいて、個性の差が大きかった。谷川先生(浩司九段)の存在が凄かったし、そこに羽生さんも出てきて。そういう時代を知っているから、僕は藤井聡太君(二冠)の出現にもそれほど驚きがなかった。 行方 でもあの時代を通って、ある意味将棋界が整

    「パンツはなんでもいい」藤井猛九段と行方尚史九段が、米長道場で切磋琢磨していたころ | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
  • 中原誠十六世名人、のめり込んだ囲碁の魅力「白黒ハッキリさせないのが難しさ」 : スポーツ報知

    隣の囲碁界は、今年4月に史上最年少の10歳0か月で棋士になる仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)の話題で騒然となっているが、実は将棋棋士にも囲碁愛好家は多い。歴代3位のタイトル通算64期を誇る中原誠十六世名人(71)=永世5冠=は1日、日棋院からアマ六段免状の贈呈が発表された実力者だ。伝説の棋士は「囲碁は白黒ハッキリさせちゃいけないのが難しいです」と謎めいたことを言う。 将棋会館の一室。中原十六世名人は日棋院副理事長の小林覚九段から六段免状を受け取ると、思わず頬をほころばせた。「免状を受け取るのは不思議な感覚がします。渡すことはたくさんしてきましたけれど」。名人として日将棋連盟会長として、数え切れないほど臨んだ贈呈式で受け取る側に回り、照れ笑いを浮かべた。 昭和の大名人が格的に囲碁を始めたのは、2009年の現役引退後。「奨励会時代の中学2年くらいの時にルールは覚えていたんですけど、

    中原誠十六世名人、のめり込んだ囲碁の魅力「白黒ハッキリさせないのが難しさ」 : スポーツ報知
  • 【インタビュー】【永瀬拓矢×藤井聡太】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

    “王将リーグ”特集は3年目。2018年、第68期のテーマは「戦国」。2019年、第69期は「才能と努力」に定めた。 2020年。将棋界のみならず世界が大きく動いたこの年、第70期王将リーグ特集は「ニューノーマル」を主題とした。 時節柄センシティブな話題となり得る可能性もあるだけに、8人の棋士と個々に相対した時の想定が描きずらかったというのも音だ。対談形式を設定した舞台裏はここにある。 「対談ですか? では、自分は藤井二冠を希望します!」 相手の設定は王将・渡辺明を含めてすべて「取材者一任」とボールを返投されていた中で、永瀬拓矢ただ一人が対談相手を希望した。そして、藤井聡太ももちろんそれを快諾。ペアリングに頭を悩ませていただけに、永瀬の快答と屈託のない笑顔が心強かった。 未知の病の流行で暗く停滞する日中を明るく照らしたのは将棋界だった。 棋士たちの奮闘と勝ち星の行方は、誰をも過剰なほどに

    【インタビュー】【永瀬拓矢×藤井聡太】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
  • [竜王戦見聞録]気迫の初手、桐山引退回避

    【読売新聞】 いつからか、棋士として孤独な部分に心地よさを感じるようになった。この感覚が70歳を過ぎても続いたら、どんなに幸せだろう。 ただ、どれだけのものを超越したらその域に到達できるのか。そしてどんな景色が見えるのか。実際に行か

    [竜王戦見聞録]気迫の初手、桐山引退回避
  • 【インタビュー】【羽生善治×木村一基】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

    眉間と頬の深く刻まれた皺から、苦悩と喜びの道程を知る。 第70期王将リーグ特集では、8人の棋士たちに昨年から今年を振り返る「1年チャート」を描いてもらった。 生業を軸に定める者、ライフスタイルを軸にする者、個性あふれる8通りのチャートが並んだ。 木村一基、47歳。 2019年9月、史上最年長の46歳3ヶ月で王位のタイトルを獲得。 7度目のタイトル挑戦で悲願を達成、うれし涙をぬぐう姿は「中年の星」とファン心を熱くさせた。 あれから1年。木村が描いたチャートに息をのむ。 タイトルを失った悔しさを指すのではない。自ら志した道を歩くことのできる限られた人物の"日常"がこんなに低値とは…。 「常に悲観してるのでこうなっちゃうんです」―。 自虐全開の木村節を前にすれば、だれもがこの「オジサン」を応援せずにはいられなくなる。 羽生善治、49歳。 25年前、日中の視線は一人の青年の一挙手一投足を追ってい

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