「肥満は摂取カロリー過剰で、消費エネルギーの不足で起こる」という常識からはまた全然違った考え方です。 漢方医学では、2500年も前から体を「温める食べ物(陽生食物)」と「冷やす食べ物(陰性食物)」を厳然と区別し、病気の治療に応用してきた。 同じような食べ物で、たとえ同じカロリーでもその食べ物の外観の色が、赤・黒・橙のものは体を温め、青・白・緑のものは体を冷やす。 体が温まり、体温が1度上昇すると代謝は約12%アップする。逆に体温が1度低下すると代謝は約12%低下するので、同じものを食べても12%太るということになる。 したがって、「太る食べ物=体を冷やす食べ物=免疫力を落とす食べ物」であり「やせる食べ物=体を温める食べ物=免疫力を上げる食べ物」ということができよう。 そしてその太る食べ物、痩せる食べ物の図表。 なるほどねー。 赤ワインはOKと(笑)。 本書では、それらの食べ物の詳しい効能や