先日、上海取材の折に、大型書店として有名な「上海書城」を訪れた。エリアは人民広場という都心の繁華街にあり、日本でいえば、新宿の紀伊国屋書店(本店)のような存在だ。私は中国出張のとき、いつも膨大なインタビューに時間を取られるため、なかなか街歩きをする余裕がないのだが、今回はぜひとも大型書店に足を運び、どれだけ「反日本」が置かれているのか、確かめてみたかった。 いや、実は正確にいえばそうではない。中国の書店には「反日本」がほとんど置かれていないという事実は、以前、中国人の知人から聞いて知っていたのだが、「本当に反日本は置かれていないか?」、私には半信半疑だった。何しろ日中関係は今、最悪の状態だ。日本の書店には「嫌中本」がたくさん置かれているが、果たして中国の書店事情も同様ではないのだろうか? お互いに「嫌中本」「反日本」のオンパレードなのでは? と思ったのだ。 日曜日の午後3時―。中国人の友人
■汪洋お膝元の広州で危険度満点の展示会開催■ ■天安門事件の写真を堂々公開 2012年11月8日に開幕する十八大(中国共産党第18回全国代表大会)で習近平体制の最高指導陣、中央政治局常務委員が決まります。枠が現行の9人から7人に縮小されることが濃厚なのですが、当確と言われていた汪洋・広東省委書記がほぼ落選確実な情勢です。薄熙来と対立していたのが失点だったのか、長老ウケが悪かったのが問題なのか……。 さて、その汪洋さんですが、かなり可燃度の高いイベントにゴーサインを出してしまっています。広東美術館という公的な場所で、中国政府がいかに写真をねつ造してきたかをはっきり示す企画展が開かれています。なんと御法度の天安門事件の写真も展示されています。 参照記事: 広州、禁を破って六四戦車写真を展覧会にさらに公式写真も改ざん責任者「審査済み」(明報 2012/10/27) 広東芸術展貴重な六四鎮圧写真も
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