アクアワールド茨城県大洗水族館(同県大洗町)は18日、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているサメの一種「シロワニ」の繁殖に、日本で初めて成功したと発表した。17日に幼魚が誕生。繁殖成功は世界でも5館目という。健康状態などを見ながら一般公開の時期を検討する。 同館によると、生まれたのは体長約92センチ、体重約4.3キロの雌。健康状態に問題はなく、親と別の水槽に移され、飼育されている。母親の胎内には別の個体が確認されており、2匹目も期待される。 シロワニは水温の高い海に広く分布。2017年に環境省が絶滅危惧種に指定した。
深海に生息する巨大なイカ、ダイオウイカが島根県出雲市の漁港に漂着しているのが見つかり、映像が公開されました。 漂着したのは体長が4メートル10センチ、重さが170キロあるダイオウイカで、26日出雲市の猪目漁港で地元の漁業者が見つけました。 連絡を受けて調べた島根県の水族館によりますとダイオウイカには獲物を捕らえる「触腕」と呼ばれる部分がなく、残っていれば体長は6メートルほどあったと推定されるということです。 見つかったときはかなり衰弱していて放流が難しい状態だったため、冷凍標本にされ、水族館に保管されています。 ダイオウイカは主に太平洋に生息しているとされ、対馬海流にのって日本海側まで流されたとみられるということです。 ダイオウイカの生態に詳しい水族館「アクアス」の石川亮太さんは「標本をダイオウイカの生態を解明する貴重な手がかりにしたい」と話していました。
新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見 ~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~ http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20210125/ ◆セキトリイワシ科として最大種となる新種の発見 ◆非常に栄養段階が高く、駿河湾深部のトップ・プレデター ◆生態系への影響力があり、脆弱で環境変動の影響を受けやすいトップ・プレデターの深海域における多様性と役割の解明が急務 JAMSTECの藤原義弘上席研究員及び河戸勝 准研究副主任らは、神奈川県立海洋科学高等学校所属の実習船「湘南丸」を用いた深海調査を駿河湾で実施し、セキトリイワシ科の新種となるヨコヅナイワシNarcetes shonanmaruaeを発見しました。 本種はこれまでに報告されているセキトリイワシ科魚類の中で最大種であり、全長約140 cm、体重25 kgに達します。駿
駿河湾で発見された新種「ヨコヅナイワシ」。釣り上げた際にうろこの多くがはがれ落ちた=海洋研究開発機構提供 静岡県沖の駿河湾で、海洋研究開発機構などの研究チームが全長1メートルを超える新種の深海魚を発見した。駿河湾の深海で食物連鎖の頂点に君臨し、体長30センチ程度の「セキトリイワシ」の仲間の最大種とみられることから、「ヨコヅナイワシ」と命名した。報告をまとめた論文が25日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。 「日本で一番深い湾」として知られる駿河湾の生態系は未解明な部分が多い。チームは2016年、底はえ縄漁で調査し、水深約2100~2600メートルの深海から計4匹の未知の大型魚を釣り上げた。全長は1・22~1・38メートル。うろこは鮮やかな青色で、「生きた化石」とも呼ばれる深海魚シーラカンスをほうふつとさせる姿だった。
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沖縄美ら島財団(本部町)は10日、フィールド自然史博物館(米国)との共同研究で、これまで1種類とされていた魚「アカタマガシラ」が、2種類に分かれており、そのうち漁獲量が多く広く認知されていた種類が新種であることが分かったと発表した。DNA解析や青色光への蛍光パターンの違いなどから判明。
絶滅のおそれがあるニホンウナギの稚魚のシラスウナギの人工生育に、鹿児島県の沖永良部島にある企業の研究所が成功しました。 沖永良部島で二ホンウナギの完全養殖に向けた研究を進めている「新日本科学」は、ことし9月、人工授精した卵からふ化させ、5センチほどのシラスウナギへ生育させるのに初めて成功したということです。 新日本科学は、沖永良部島近海の温かくきれいな海水が成功の鍵になったとみていて、今後は、現段階で1%未満の、シラスウナギまで成長する生存率を高めて二ホンウナギの大量生産につなげたいとしています。 永田良一社長は「大量生産に向けて大きなステップアップとなった。事業化した際には地元の雇用拡大につなげていきたい」としています。
発見!カクレマンボウ。 マンボウの新種は125年ぶり。発見したのはマンボウ博士こと、澤井悦郎さん。 長年マンボウだと思われていた種でしたが、澤井さんがオーストラリアの研究チームと共に12年をかけて調査し、2017年に学術誌で新種認定されました。マンボウに隠れて存在していたということで「カクレマンボウ」。和名の名付け親は澤井さんです。 マンボウの干物まで作ってしまう澤井さん。講演会で触ってもらうためのものです。 澤井さん「お手製です」 他にも、絵を描いてグッズを作成。トレーナーにトートバッグ、帽子、大きなスーツケースの中には自筆の本。いわゆるコミケなどのイベントで販売しています。出版本も2冊。 カクレマンボウ発見について澤井さんがTwitterで発信すると、約4万件のリツイートを獲得。新たなユーザーともつながることができました。 昼間は会社員として働いているため、マンボウの活動は帰宅後と早朝
葛西臨海水族園「世界の海」エリア「バハ・カリフォルニア」水槽では、ゴンベ科のジャイアントホークフィッシュを展示しています。カリフォルニア半島からガラパゴス諸島にかけての東部太平洋沿岸に分布している魚です。このなかまの多くは浅い海のサンゴ礁の周りに生息しており、日本にもベニゴンベやメガネゴンベなど14種生息していますが、全長10cm程の小型の種がほとんどです。 ゴンベのなかまは英語でホークフィッシュ(タカの魚)と呼ばれますが、これは周囲を監視しているような姿がタカの習性に似ていることに由来しているようです。ジャイアントホークフィッシュはゴンベ科では世界最大の種で、全長60センチ程になります。日本のゴンベのなかまとは圧倒的にスケールが違いますが、岩の上や間に陣取り、ギョロっと目を動かしてまわりを観察しているさまは日本で普通にみられるゴンベのなかまと同様です。 岩の上でじっとしていることが多いの
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