複数の言語を習得する際に共通して活発に働く脳の領域を特定したと、東京大などのチームが英科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に発表した。これまで学んできた言語のリスニング能力が高い人ほど、新しい言語の音声を聞いている際にこの領域が活発化し、文法の理解が早かった。チームは「言語を学ぶ上では、まず音から入るのが基本だと裏付けられた」と指摘する。 母語や第2言語を学ぶ際に働く脳の領域は特定されていた。酒井邦嘉・東京大教授は「(第3言語以降の)新たな言語を習得する時も、同じ領域が使われていた。複数の言語を習得すると効果が蓄積し、次の言語の習得も、より容易になる」と話した。
東北大教授らの研究チームは22日までに、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を利用したことのある大学生が32.4%に上るとのアンケート結果をまとめた。「考える力」の向上に役立ったとの回答もあった。チームは「学生の批判的思考力や創造性が損なわれるとの懸念もあるため、実態を分析して今後の活用法を検討する必要がある」としている。 アンケートは5月24日~6月2日、調査会社を通じてオンラインで実施。全国の大学生4千人から回答を得た。 結果によると、専攻別では理工農系の45.5%、「人文科学・社会科学・教育学」の33.0%、医歯薬系の21.2%がそれぞれ利用したことがあると回答した。男女別では男性44.8%、女性27.1%。学年別で大きな差は見られなかった。 リポートなどの提出物作成に使ったことがある学生は全体の14.0%。そのほとんどが、何らかの方法で文章が正しいかどうか確認し、必要に応じて修
これまでの人生において常に「英語を勉強しておけばよかった」と思って過ごしてきた。共感していただける読者の方も多いのではないだろうか。 私が「英語ができれば」と強く思ったのは社会人になって、米国出張に行ったときだ。日本から24時間程度かかる米フロリダ州のオーランドの空港で飛行機の時間が早まっているというアナウンスを理解できず、飛行機に乗り損ねた。「なんで私は英語を勉強しなかったのだろうか」と痛烈に反省したことを覚えている。 このように英語にコンプレックスを持つ私が、家族の仕事の都合で2021年の夏から約1年間、小学生の子ども2人を連れて米ニューヨーク(NY)州に住む経験をした。子どもは2人とも英語をほとんど知らない状態。日本の小学校の授業で週に1~2回習っていた程度だ。にもかかわらず居住地の都合で、現地の子どもと一緒に公立小学校へ通うことになった。 渡米する前、私は「子どもの小学校の勉強を支
IT業界において大規模言語AIサービス「ChatGPT」が大盛り上がりだ。2023年に入ってからはあらゆる業界の企業がChatGPTを使ったサービスをこぞって発表している。IT超大手GAFAMも続々大規模言語AIの活用方針を打ち出している。 そんなChatGPTはどうやってここまでの人気を得るに至ったのか。日本語特化の大規模言語AIを開発してきた東大発ベンチャー・ELYZA(東京都文京区)は3月16日の発表会で、今この業界で何が起きているのかを、歴史とともに解説した。 GAFAMが続々アプローチ IT業界が一瞬でAIカラーに染まる ChatGPTは2022年11月の公開以降、飛ぶ鳥を落とす勢いでユーザーを獲得してきた。ユーザー数はリリースから5日で100万人、2カ月で1億人を突破した。米Microsoftは開発元の米OpenAIにもともと10億ドルを出資していたが、ChatGPT登場後さら
はじめに ChatGPTをはじめとしたLLMを使いこなすための必須スキル、プロンプトエンジニアリング について解説します。 最近は動きが早すぎてキャッチアップが難しくなっていますが、特に以下のような手法が注目されているようです。 In-context Learning (ICL) Chain-of Thought (CoT) Zero-shot CoT ReAct Self-Consistency Program-aided Language Model (PAL) 今回は、6つのテクニックの中からPart1として、ICL、CoT、そしてZero-shot CoTの3つを紹介します。 これらのテクニックは、ChatGPTをはじめとするLLMのポテンシャルを最大限に引き出すために必要不可欠です。 さらに、各テクニックを詳しく解説した論文も紹介していますので、是非ご一読ください。 In-con
京都大学では、今後の京都大学オープンコースウェアをより質の高いものとして系統的かつ積極的に発信していくための考え方をまとめましたので、お知らせします。 京都大学オープンコースウェア(OCW)では、本学で行っている授業や公開講座、国際シンポジウムなどの動画等を広く公開し、6,300件を超えるコンテンツを学内外の多くの方々にご利用いただいてきました。これまでOCWを運用してきた高等教育研究開発推進センターが昨年9月末で廃止になりましたが、公開してきたコンテンツを維持するとともに、「今後の京都大学オープンコースウェアに関するタスクフォース」において、全学的な検討を行い以下の方針を決定しました。 現行のOCWのコンテンツについては、原則としてそれらを追加・削除することなく、同サイトを維持する。 新たに「OCW2.0(仮称)」を全学的に運用することとし、京都大学の知を社会に還元する一環として、高校生
QDくん⚡️Python x 機械学習 x 金融工学 @developer_quant 東工大が無料公開しているPython解説サイト chokkan.github.io/python/index.h… 初心者の目線に合わせた丁寧な説明で、かゆいところに手が届く教材。 基本的な文法、データ構造、ファイル入出力やオブジェクト指向、NumpyとMatplotlibの使い方などをひと通り学べる。 pic.twitter.com/XyBBslyeBa 2022-10-08 22:01:21 🎍QDくん🎍Python x 機械学習 x 金融工学 @developer_quant 東工大が無料公開しているPython解説サイト chokkan.github.io/python/index.h… 初心者の目線に合わせた丁寧な説明で、かゆいところに手が届く教材。 基本的な文法、データ構造、ファイル入出
8月に開かれた中学3年生向けの特別講座。 教室に座っているのは、生徒の分身の「アバター」たちです。 花の髪飾りやイヤリングをつけてみたり、髪の色をグレーにして、ひげを生やしてみたりと、生徒たちは思い思いの格好で授業に臨んでいました。 アバターは、性別や顔、髪型や服装、アクセサリーといった14ある項目を簡単に設定することができて、服装や髪の色を自由に変えることもできます。 私は現実の自分に似せようと仕事着のアバターを作りましたが、メタバースの授業に参加した生徒たちに聞いてみると「日常生活ではできない茶髪にしてみた」とか「性別を変えてみた」という声もあり、いつもと違う自分への変身を楽しんでいました。 特別講座の最初の授業は数学でした。 授業では、講師が実際に黒板を使って説明する姿が映し出されています。 立体図形の問題では、動画で図形を回転させながら説明したり、生徒にチャットで理解しているかどう
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力や専門性や経験の低い人は自分の能力を過大評価する傾向がある、という認知バイアスについての仮説である。また、能力の高い者が自分の能力を過小評価する傾向がある、という逆の効果を定義に含めることもある。 1999年にこの効果を示したコーネル大学のデイヴィッド・ダニング(英語版)とジャスティン・クルーガー(英語版)の説明によると、このバイアスは、能力が低い人々の内的な(=自身についての)錯覚と、能力の高い人々の外的な(=他人に対する)錯覚の結果として生じる。つまり、能力の足りない人々による誤評価は、自身についての誤り(自身を過大評価する)から生じており、能力の高い人々による誤評価は他人についての誤り(他人を過大評価する)から生じている[1]。この効果は、優越の錯覚(英語版)という認知バ
あなたは「倍速ラーニング」と「どこでもドア」で「学びの場」をチャンネルザッピングしていませんか?:今後の学びに必要な「グルーヴ感」とは何か? 「倍速ラーニング」と「どこでもドア」を手にいれた僕らの「学び」に、今、必要なのは「グルーヴ感」ではないだろうか? ・ ・ ・ せんだって、日経さんの取材を受け、日経電子版に下記の記事を掲載いただきました。 学び直しは激変時代の「命綱」 転職準備にも一役 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO65755370S0A101C2000000/ この記事では「変化する社会に応じて、どのような学びが大人には必要になるか?」を論じております。もしご興味があれば、ご覧くださいませ! ▼ ところで「大人の学び」という観点から「現代」という時代をふりかえった場合、「今年2020年」というのは、大きな転換が生まれた年になると思いま
エネルギーのかたまりで、授業中なかなかじっとしていられない子供たち。そんな子供たちのエネルギーをうまく発散させる効果がある、といわれる道具が話題になっている。 話題の発信源になったのは、アメリカ・アーカンソー州の都市グラベットにある小学校4年生のクラス。グラベットで公立学校広報をしているベッキー・ランゲルさんは、そのクラスを訪れた時に2つのことに気付いた。
shinshinohara @ShinShinohara 「アクティブ・ラーニング」最高の教材と思えるのが、Eテレの「すいえんさー」大学対決編。アイドルを目指す女の子たちが、東大、京大などの名だたる大学生たちを打ち負かした。もう数年前になる特番だったが、ぜひ再放送してほしい。できれば繰り返し放映してほしい(負けた学生はかわいそうだが)。 2019-03-27 10:13:03 shinshinohara @ShinShinohara なぜ女の子たちは、知識の豊富な大学生たちに勝ったのだろうか?それは、「観察」だと思われる。 二階から紙を落として、滞空時間を競うという競技。京大生は豊富な知識を駆使し、構想を自慢しあい、いきなり工作を始めた。 すいえんさーガールは、何の構想もない。とりあえず紙を落としてみた。 2019-03-27 10:19:52
More South Korean investors are putting money into Southeast Korea startups, creating an “investment corridor” between the two regions. The latest one is KIPSEA. Short for Korea Investment Partner
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