最近は、ヒマがあると実家の書庫の整理をしているのですが、そうすると懐かしいものが出てきました。 1994年に発行されたアサヒカメラの増刊号「MODERN CHINESE PHOTOGRAPHERS 誰も知らなかった中国の写真家たち」という本です。これは、その後の私の人生を大きく変えた1冊でした。 ▲もう25年前の本になるのですが、今見ても表紙がカッコいい。写真もいい。「中国にもこういう写真を撮る人がいるのか」というのが大きな発見でした。中国留学で、現地の写真雑誌なんかも見ていたのですが、あちらではまだ花鳥風月的な写真が主流でしたから。 ▲内容的にもすごく充実しておりまして、日本のカメラ雑誌はあくまでも「カメラ雑誌」で、「写真雑誌」としての要素が薄いわけですが、この増刊号はほとんどが「写真」に関する内容でした。 ▲「カメラ」についての記事は最後の方の「中国製カメラの歩み」だけ。25年前の日本