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小論文と小論文の道具箱に関するNeanのブックマーク (7)

  • 直前期小論文講座その2/頼むから設問はじっくり読んでくれ! - 日々の与太

    わかりきったことだ、と思いたいのだが、残念なことにそうではないのが設問の確認。 たとえ設問より課題文や図表などの資料が先に提示されていたとしても、まずは設問を確認するところから作業は始めよう。 問題が何であるのか、何をどのような条件の下で考えなければならないのか、は、課題文読解やデータの解読以上に重要。ここでしくじれば、課題文やデータがちゃんと読めたって高得点は望めない。 今回はそのへんについてちょっとブッてみた。 標準的な問題の分析 世の中でテクニックみたく云われているものだって、問いの求めをしっかり読めばおのずと導出される。たとえば、樋口裕一先生の「yes/noを書け」というヤツだってそうじゃないかなぁ。少なくとも標準的な「次の文章を読んで、××についてあなたの考えを○○字以内で述べなさい」といった問題の場合は。 この場合、問いの求めは、 指定された文章を読む ××についての考察を提示

    直前期小論文講座その2/頼むから設問はじっくり読んでくれ! - 日々の与太
    Nean
    Nean 2019/01/06
    2008年1月の復旧エントリ。小論文ネタ。
  • 直前期小論文講座その4/事実への意味づけってのが大事 - 日々の与太

    がんばってるのにダメダメな答案のパタンっていくつかあるのだけれど、その中でも比較的目につくのが事実を列挙してあるだけのヤツ。毎日、新聞も読んでいるんだろうし、テレビだってメモを取りながら見ているのかもなぁ。でも「意見」「考え」が求められている問題なのに、いっくら主題にまつわる事実ばかり具体例として挙げたって、それだけじゃ問いの求めに応じたことにならない。それ以上に重要になるのは、事実が持つ意味を明らかにすることだ。実はそこのところこそが「意見」なり「考え」なりの出発点となるもの。ただ「意味を明らかにする」って云い方自体、通じにくいかもしれない。というわけで、ちょっとがまんして先に読みを進めてほしい。 例題 抽象的な話をしていても分かりづらいだろうから、ここで一つ例題を。書かなくてもかまわないから、とりあえず自分なりの答えを考えてみよう。 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。 昼前の東京

    直前期小論文講座その4/事実への意味づけってのが大事 - 日々の与太
    Nean
    Nean 2019/01/05
    2008年1月の復旧エントリ。しかし、例題が扱っている携帯電話、今どき見かける折さえなくなっちゃったよね。
  • 評価基準に意識的になろう - 日々の与太

    対象を評価する、いいとか悪いとか論じるとき、案外その評価基準に自覚的でないことって多くないだろうか。しかし当然のことながら、評価基準があやふやなままで優れた評価は行えない。そういうことをちょっとだけ考えてみよう。 次の文章を読み、後の問いに答えよ。 Aさんは、出来るだけ長い話をするコンテストに出場して、次のような話をした。 『あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れて来ました。お婆さんはこの桃を家に持って帰り、お爺さんと切ってみると、中から男の子が出てきました。二人は、この子に桃太郎と名づけました。次の日、川で洗濯をしていると、また桃が流れて来ました。家に持って帰り、切ってみると、また男の子が出てきましたので、今度は桃二郎と名づけました。そのまた次の日に川で洗濯をしていると、またまた桃が流れて来ました。この桃の中からも男の子が出てき

    評価基準に意識的になろう - 日々の与太
    Nean
    Nean 2019/01/05
    2007年11月の復旧エントリ。小論文ネタ。数学的帰納法と『詩の構造についての覚え書』について(嘘です)m(_ _)m。
  • 自由な感じを構成する - 日々の与太

    当たり前の文章ではない文章、変な文章を書くというのも意外に面倒だったりする。たとえば、ちょっと下の文章を見てほしい。 窓の外では虹色の雨が降っている。天気予報は綿菓子日和のはずだったのに。空気が七色に染まる。レモンやメロン、ソーダ、葡萄、苺味のキャンディ。降っては地べたにたたき付けられ、バチバチと砕かれる。小さな破片は積もっていき、辺り一面を虹色に塗り替えた。きゃらきゃらと飴の声が聞こえてくる。何を話しているのだろう。交ぜてくれるかな。窓辺で彼女らに尋ねる。あなたたちは何処から来て何処へ帰ってゆくの。空気が冷めて凍っていく。大地は色を失い、視界は瞬く間に薄灰に変わった。足元が崩れ、身体は闇に落ちた。 電車の中、向かい側に座る男の子の膝の上に飴入りのガラス瓶が置かれている。嬉しそうに瓶を振ると、光が反射して飴玉がきらめいた。瞬間、反射した飴と脳がリンクして想像力もきらめいた。2秒程で虚構の映

    自由な感じを構成する - 日々の与太
    Nean
    Nean 2018/12/31
    2007年10月の復旧エントリ。
  • 主題を分析的に捉え直す - 日々の与太

    しかじかの事柄について考えるとき、どうしても僕たちは善し悪しを決めるのに性急になってしまう。そのために考えるべきポイントを捉え損なうことって多いんじゃないだろうか。考えるべき主題を少し分析的に見直すだけでも、ちょっと違った視野が開けるものだ。主題の分析を通して考える簡単な事例をあげてみよう。以下は、大学入試の小論文問題から。問題そのものは比較的やさしく見えるものだと思うんだけれど、どうだろう? 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。 ある町の裏に、奥深い森がある。その森には、数多くの動物や鳥が棲んでおり、大きな川も流れている。ところがこの町は、例年夏になると水不足に悩まされる。また、町には大きな産業がなく、この森を利用して生計をたてないとやってゆけないような状況に追いこまれている。 そのときに、ある開発計画がもちあがる。森のなかを流れる川にダムをつくって、町の水不足を解消しようというのだ

    主題を分析的に捉え直す - 日々の与太
    Nean
    Nean 2018/12/30
    2007年の復旧エントリ。小論文ネタ。
  • 自分の関心の在り処をたしかめよう - 日々の与太

    いつまでたっても書けないという人と話をしていて、ついイライラしてしまうのは*1、その人の関心というか価値観というか、大風呂敷を広げていえば世界観みたいなものが見えないというときだ。何かアドバイスしても、「それって偏ってませんかぁ?」みたいな反応が返ってくる。率直にいうけれど、《偏らず公平なものの見方を心がけなければならない》とは、それなりに偏っているかもしれない自分の見方があったうえで初めて意味を持つ。自分なりの偏りさえ持たない者にとっては、何の意味もない言葉なのだ。そのへんをちょっと確認してみよう。 図と、その説明文を手がかりとして、「客観」ということについて、あなたの考えを述べなさい。(300字以内) 図 通常「客観的」とは、対象の属性(この際「性質」と見ておいて構わないっす)を忠実にとらえることと理解される。この図はよく知られた錯視の一例である。この場合、平行線A、B に対してabc

    自分の関心の在り処をたしかめよう - 日々の与太
    Nean
    Nean 2018/12/23
    2007年10月の復旧エントリ。
  • ツッコミ演習 - 日々の与太

    今回はツッコミ演習。簡単な入試問題を解きながら、ツッコミの基を考えてみよう。 例題 次の文章を読み、後の設問に答えなさい。 社会の変化についてA君とB君が次のような議論をしています。 A君 「社会の仕組みを変えるには、過半数の合意をとりつけた上で、リーダーが思い切った決断を下し、すばやく一気に実行すべきだ。妥協点を探るために長い時間をかけていると、結局は現状を部分的にしか修正できず、中途半端に終わってしまう。それよりも、時代遅れになったものはできるだけ早く壊し、まったく新しいものを作る方が、一時的な痛みはあっても、少ない犠牲でよりよい未来が開けると思う。」 B君 「いや、そうは思わない。人間が新しい現実に慣れるまでには一定の時間がかかる。急激な変化を起こせば、必ず反動が生じ、対立が尖鋭化する。それによって多くの血が流されることだってある。社会の仕組みを変えるには、過半数といわず、圧倒的多

    ツッコミ演習 - 日々の与太
    Nean
    Nean 2018/12/21
    日付修正。/11年前の復旧エントリ。整理に不足はあるしネタは古いしなんだけれど、まぁ。
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